2024年4月19日(金)

勝負の分かれ目

2023年10月19日

 フィギュアスケートの競技者時代に五輪2連覇の偉業を成し遂げた羽生結弦さんのプロ転向2年目のシーズンがいよいよ幕を開ける。11月から来年2月にかけて、自身初となる単独公演によるツアー『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR』(以下、RE_PRAY)が開催される。プロ転向後も次から次へと斬新な境地を切り開いてきた羽生さんに対する「ワクワク感」はプロ2年目のシーズンでも止まらない。

プロ2年目へ、羽生結弦さんは新境地を開拓し続ける(森田直樹/アフロスポーツ)

「自分の魂を込めて、言葉たちとスケートで紡ぐ」

 待ちに待った瞬間が訪れた。9月1日午前11時11分。羽生結弦さんは1並びのこの日時に合わせ、自身初となるツアー公演の開催を発表した。

 『RE_PRAY』は11月4、5日の埼玉(さいたまスーパーアリーナ)を皮切りに、来年1月に佐賀(SAGAアリーナ)、2月に神奈川(ぴあアリーナMM)と全国3カ所を巡る。単独公演は昨年11月の『プロローグ』、今年2月に東京ドームで開催された『GIFT』に続く第3弾となる。

 今回も自らが出演と制作総指揮を務め、『GIFT』に続いて演出振付家のMIKIKOさんが、演出を担当する。再び幕を開ける〝夢のコラボ〟に期待が膨らむ。

 羽生さんは発表と同時にコメントを出した。

 「MIKIKO先生や大切な皆さんと一緒に、また作り上げていく機会をいただき、本当に嬉しいです。この『RE_PRAY』には、自分の経験の中で大きな要素であるゲームの世界からの倫理観や価値観も入っています。
 たった一回しかない命、繰り返しできるゲーム、相反している二つの中で、それぞれでしか見つけられない大切なことがたくさんあると思っています。どちらの大切なことも、言葉たちとスケートに、託していきます。見てくださる方の中で考えて、過去が昇華されたり、考えすぎて逆に悩みが増えることもあるかもしれません。
 正解が一つではない問いの中で、そして、一度として同じにならない空間とスケートと演出で、見てくださる方、一人一人の中にしか生まれない世界の色を、感じていただければと思います。
 正しさも、間違いも、悲しみも、孤独も、祈りも、自分の魂を込めて、言葉たちとスケートで紡がせていただきます」


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