2026年7月13日(月)

インド市場の定説を疑う

2026年7月13日

「飲まない国」という先入観の先に

 「インドはヒンドゥーの国だから、お酒はほとんど飲まない」。冒頭で紹介したこの言葉は、半分は正しく、半分は的を外している。

 飲まないのは宗教的な理由ではなく、「だらしない」「暴力につながる」という道徳的なイメージによるものだ。そのイメージは確かに存在するが、都市部の若い世代にとってはすでに過去のものになりつつある。

バンガロールのレストラン(筆者撮影)

 「10〜20年前はタブーだったかもしれませんが、今は変わってきました。都市に住む若い世代は皆飲んでいます」。デリー在住の43歳の男性は話す。

 巨大な市場への扉が、今まさに開き始めている。

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