2023年2月7日(火)

定年バックパッカー海外放浪記

2016年1月24日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年、横浜生まれ。神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

韓国的アウトドアスポーツ・ファッション

 自転車王と並んでいる女子のファッションに注目してほしい。アウトドアスポーツにおけるきわめて韓国的特徴がある。まず長袖・長ズボンである。当日の天候からすると欧米人なら絶対に半袖・半ズボン着用である。韓国では長袖・長ズボンは30度を超える盛夏でも変わらない。夏季は薄くて風通しのよい素材を使用しているが全身を覆うファッションは四季を通じて変わらない。理由は紫外線対策であるという。更に必ず顔全体を覆うマスクを着用している。これは紫外線対策と同時に粉塵対策という。写真で御覧のように素晴らしい晴天で爽やかな風が吹いていてもマスク着用である。不思議に思って聞くと近年では中国大陸から飛んでくるPM2.5問題があるので一年中マスクは必須とのこと。

韓国の自転車王と地元女子、ファッションに注目!

 上記特徴は女子だけでなく韓国男子も同様である(中高年おじさんは除く)。男子も女子同様に美容には可笑しいくらい気を使っている。ビーチでも長袖・スパッツを着込んで紫外線対策して泳いでいる男女が多数派である。

 参考までに中国でも最近は自転車ブームで北京近郊では休日に自慢げにロードレーサーに乗っている多数のサイクリストに遭遇したが男女とも韓国と同様のファッションであった。この独特の一見奇怪なアウトドア・ファッションは中韓どちらが本家なのか分からぬが、私の見る限りインドシナ半島やインドネシアなどアジア各地に伝播している。

 欧米人が多少寒くても天気が悪くても極力半袖・半ズボンで帽子も被らずサンシャインを有り難く浴びているのと対照的である。中韓の美白文化が世界中に伝播して欧米人の太陽崇拝信仰が変わる日が来るのであろうか。日本でも女子は欧米小麦肌文化の影響から脱却して日本古来の美白文化に回帰しているように思える。これからは日中韓美白文化圏が欧米小麦肌文化圏と二極化する時代になるのであろう。

川が山肌を削っているような湾曲部では崖下に棧を渡して自転車道を繋げている

⇒第11回に続く

  
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