「米孤立主義」という誤解

ハーバード大教授が、米国が内向きになり孤立主義に陥っていると見るのは間違いである、と論じている。

「強硬であればあるほど良しとする」 共産党は…

共産党と人民解放軍。支配しつつ、行動の自由を広く認めている。中国の政軍関係における最大の問題は…

中台関係の進展に焦る習近平？　 中国が強く求め…

中国は、これまで比較的容易であった台湾との経済関係強化の局面を終わらせ、政治対話、政治協議の局面に早く移行したいところだが…

米シェール革命の世界的影響

技術革新が変える世界の経済・政治力のバランス

クリミア危機をめぐって、米国のシェールガスの対露カードとしての側面にも注目が集まっている。

積極姿勢に転じるドイツ外交

ドイツは第二次大戦以降、ほぼ一貫して外交政策を米、仏、英に肩代わりさせ、平和主義の名の下に本格的軍事活動を控えてきたが…

そもそもオバマは アジア回帰に熱心でない？

オバマはアジア回帰を約束したが、この容易でない戦略的移行を実施するのに必要な政治的働きかけはしなかった。

ブルキナファソと日本を繋ぐ野球少年

続く挑戦者を応援し続けられるか

ブルキナファソ初のプロ野球選手を目指し、日本にやってきた少年がいる。アフリカと日本が繋がり、互いをいかに活性化させていくために…

日本の集団的自衛権行使 地域で指導的役割を果…

WSJ紙の社説で、日本が集団的自衛権行使を歓迎し、それにより地域で民主国家の同盟を率いて中国に対抗することへの期待を述べている。

過剰な対中配慮は無用 「アジア・リバランスに…

中東には緊急に対応が必要な問題が多いため、米国の注意がそれに引っ張られることはあるが、長期的にはアジア重視にならざるを得ないだろう。

98％の議員が辞職 中国地方都市で空前の贈収…

深刻な状況に習近平も大激怒

驚くべき贈収賄事件が中国湖南省衡陽市で発覚した。市の人民代表大会の代表選出に際して贈収賄に関わった議員が98％にも上ったというのだ。

「資源の呪い」にかかったロシア経済

ロシアはソチ五輪開催でプーチンも順調に見えるが、肝心の経済は石油・ガス資源に依存し過ぎており、かつ腐敗が蔓延している。

中仏国交回復50年 フランスに特別な利益は …

ド・ゴールが率先して中国との外交関係を樹立してから50年。早期に国交を樹立したことによる特別なメリットはあったのだろうか。

日米印の安全保障協力が 一筋縄ではいかない理由

日米印には協力を深化させるべき明白な論理があるにもかかわらず、三カ国の安保協力がまだ期待されるレベルまで到達していない理由とは…

ロシアとエストニアの領土問題解決 北方領土へ…

ソチ五輪開催中、ロシアはエストニアとの懸案事項であった領土問題を解決した。北方領土問題を抱える日本への影響は…

ペナンのプラナカン文化に 見るハイブリッド

日本人の昔の移住者は東南アジアで日本人町まで作りながら、なぜ歴史の中に埋没してしまったのだろうか。

習近平の汚職防止運動 部分的粛清と報道統制の…

薄煕来事件以来、中国共産党幹部の海外蓄財は周知の事実となり、党としても何らかの措置をとらざるを得ない状況だが…

ウクライナ混乱に中国は高みの見物

軍事技術は吸収し尽くし、兵器開発への影響は限定的

ウクライナで発生した政変の背景にはロシア寄りかEU寄りかという路線の対立があるが、中国の存在も見逃すわけにはいかない。

サイバー戦争時代の「抑止力」

サイバー攻撃に対する抑止の問題は、まだ議論が始まったばかりだ。今後あらゆる角度から知的検討が加えられることになるだろう。

東アジアにおける中国の膨張主義 腰が引けた米国

中国が東アジア沿海地域において拡張主義を取っている時に、皮肉にも米国はこの地域から身を引きつつあるように見える。

豪州とインド 中国をめぐる見解の相違

中国を地域の安全保障体制に組み込む関与政策を基本とする豪州。中国を抜きに戦略体制を構築したいと思うインド。