最新記事一覧
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2025/07/09 樫山幸夫
参院選で、物価高対策、社会保障としての給付金か減税かなど個別政策が主要な争点になっているが、選挙で激しく競い合うことが適当かという疑問が残る。政権選択選挙というなら、「国のかたち」といった遠大な問題こそ活発に論じられるべきだろう。
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最高裁判決の舞台裏(前編)
2025/07/09 大山典宏生活保護引き下げ裁判は、利用者とそれを支えた原告団の力があったことは間違いない。ただ、それだけでなく、真実を明らかにしようと動いた記者の存在があった。最高裁判決は、ジャーナリズムの勝利としての側面も見逃せない。
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2025/07/09 原田 泰
経営改革を強く求めるアクティビスト(もの言う株主)が株主総会での議案提出が増えている。ただ、アクティビストの言う通り企業の不動産や金融資産を現金化して配当するだけでは企業は発展しない。圧力に耐えながら、どのように成長・発展すべきか。
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2025/07/09 岡崎研究所
カナダで行われたG7サミットは、トランプの再登場により分断が明瞭となり将来に暗影を投じた。主催国のカナダの努力がなければ、もっと酷いことになっていたとみられる。この先少なくとも3年間は目的もなくさまようことになろう。
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2025/07/08 吉永ケンジ
李在明政権で初めての防衛産業の大型輸出案件である、K2戦車のポーランド向け2次輸出協議が成功裡に終了した。李大統領は尹政権の精算に注力しているが、防衛産業を国家的な輸出産業とする政策は引き継いでいる。
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2025/07/08 田中充
五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦さんの生まれ故郷の宮城県仙台市の「ゼビオアリーナ仙台」に国際規格の通年型リンクが新たに完成し、開館記念イベントが行われた。アイスショーには、羽生さんをはじめ仙台ゆかりのスケーターが出演し、観客を魅了した。
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2025/07/08 多賀一晃
アイリスオーヤマ(以下アイリス)という会社は、「何を売る会社」なんだろうか考える時がある。売り上げの半分は家電なので家電メーカーと言っても良いのだが、作っている商品が多過ぎる。思い浮かぶものだけでも、中身の見える衣装ケース、マスク、ペット…
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2025/07/08 岡崎研究所
2025年の経済成長率予測は「失速状態」と呼ばれる世界同時不況の危険ゾーンに入ろうとしている。ここにトランプ関税に加え、イラン・イスラエル戦争への参加という二重のショックにより世界的な景気後退に陥る可能性が高まっている。
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2025/07/07 勝股秀通
NATO首脳会議への参加を直前になって見送った石破茂首相に対し、陸海空の自衛隊幹部は愕然とした表情を見せ、失望した思いを語った。それは怒りと言ってもいいほどだ。
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2025/07/07 島澤 諭
基礎年金を底上げする措置などを盛り込んだ年金制度改革の関連法が成立した。高齢世代、現役世代、将来世代の利害が錯綜したもので、世代間格差を引き起こす。参議院議員選挙では、既に限界に達している社会保障改革を争点とすべきである。
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2025/07/07 岡崎研究所
イランとイスラエルの戦闘において、イスラエルは成功し、イランは大失敗となったとみられる。米国は勝者に加担し、成功したとも言える。ただ、中長期的には異なったギャンブルを仕掛けており、みな失敗にもなり得る。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第6回
2025/07/06 高野凌スーパーへは近道をしたのでやや薄暗い寂しい通りを歩いていたら突然賑やかな漢字混じりの看板が見えた。“夢”という屋号の日本食堂らしい。“フュージョン系日本料理”(Cosina Fusion Japonesa)とある。ローマ字で“ニギリ、テン…
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絵画のヒストリア㉔
2025/07/06 柴崎信三画家のトゥールーズ=ロートレックが『ムーラン・ルージュのラ・グリュ』というポスターを描いて評判になった。劇場や競馬場、サーカス、カフェといった世紀末のパリの街角に生きる男女の風俗を軽やかに、そしてある種の苦みを漂わせて描き続けた。
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2025/07/05 田部康喜
『ひとりでしにたい』は、綾瀬はるかのコメディアンヌの才能が爆発的に笑いを誘う傑作ドラマである。終活ギャグマンガ『ひとりでしにたい』(カレー沢薫)を原作とした、大森美香の脚本のテンポはいい。
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2025/07/05 中村繁夫
先日、筆者の前職のOB会に参加する機会があった。平均年齢約75歳の後期高齢者が集まる中、驚くべきことに、参加者の約半数ががん経験者であり、かつ5年以上生存していた。彼らの間で交わされる会話は、もはやがんを「慢性疾患」と捉えるかのようなもの…
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2025/07/04 山本隆三
昨年世界の電気自動車(EV)の販売は中国市場を中心に順調に成長した。そんな中で一人負け状態になったのはテスラだ。トランプ大統領の1期目に続き仲たがいしたマスク率いるテスラへの風当たりは強くなる一方だ。
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