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2024/12/12 林 智裕
日本各地で記録的なクマの出没が相次いでいる。クマの殺処分には反対する声も相次ぎ、行政には抗議の電話が殺到している。これらの現象を単なる感情論として片付けるのは容易だが、そこには社会学的視点で捉えるべきNIMBY問題としての意味がある。
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2024/12/11 廣部 泉
トランプ次期大統領は、就任初日に議事堂襲撃事件に関与した自身の支持者たちを恩赦する公約を改めて表明した。選挙結果を暴力で覆す民主主義をないがしろにする行為への恩赦。この宣言の背景には、先日バイデン大統領が息子に与えた恩赦がある。
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2024/12/10 横山真弓
放棄された果樹、減少の一途をたどる捕獲者たち……。課題は山積みだ。これからの課題解決を担う人材に必要とされていることとは。
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2024/12/09 渡邊啓貴
不信任決議を受けた斎藤元彦氏が出直し選挙で返り咲いた兵庫県知事選挙で、ソーシャルメディアを駆使した選挙戦の在り方が問われている。それはデジタル時代の情報発信の手法だけでなく、メディアそのものの根底を揺るがす議論でもある。
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2024/12/09 大武美保子
自分が何度でも話したいネタ、いわゆる自分的に「すべらない話」をしているとき、安定軌道のような信号の通り道ができていくと考えられます。つまり、脳があまり使われていない、「サボっている」状態と言えるでしょう。
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2024/12/08 田中充
プロのフィギュアスケーター、羽生結弦さんの新たな単独公演が開幕した。出演も制作総指揮も担うアイスストーリーの第3弾は、「命」の意味を問う哲学をテーマにした壮大な物語。圧巻のスケートと卓越した表現力を披露した。
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2024/12/08 友森敏雄,野川隆輝
ファジアーノ岡山が2009年のJリーグ参入から16年目で初のJ1昇格を決めた。05年からファジアーノ岡山の運営に携わり、現在はオーナーを務める木村正明氏は過去のインタビューでこの日やその先を描いていた。
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2024/12/07 原田 泰
兵庫県知事に再選した斎藤元彦氏が公職選挙法違反の疑いが出ており、度々報道されている。選挙は公平であるべきで違反は許されるものではないが、公職選挙法が現代のネット社会に合っていない側面も見えてきている。そうした報道はあまり見られない。
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『ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか』金光英実氏インタビュー
2024/12/07 足立倫行『ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか』は、韓国のソウルに1996年以降30年近く在住し、韓国ドラマや映画の字幕翻訳を手がけてきた金光英美さんが、ドラマの背景にある「韓国の素顔」に迫った本である。
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2024/12/06 平沢裕子
トランプ次期政権のワクチン行政は先行きが見通せず日本も対岸の火事ではいられないが、速やかにワクチンの開発と供給ができれば心配には及ばない。国産ワクチンの開発は安全保障上の観点からも不可欠なだけに、他国に依存しない創薬力が求められる。
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2024/12/06 八重樫通
公立学校教員の給料をめぐる予算編成において、文部科学省と財務省の対立が大きな話題になっている。財務省が給与向上へ働き方改革で成果を上げるのが先決としたのに対し、教育関係者らが批判した。しかし、彼らは財務省を糾弾する資格があるのだろうか。
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2024/12/05 廣部 泉
米国のバイデン大統領が有罪判決を受けていた次男に恩赦を与えた。トランプが大統領に就任したのちに、不当な恩赦を行っても民主党は批判しづらくなる可能性もある。絶大な大統領の恩赦の権限とはどのようなものなのだろうか。
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2024/12/05 大武美保子
脳は人の体験の何から何まで覚えているわけではなく、記憶の強さにはグラデーションがあります。過去にさかのぼるほど、一般的には思い出しづらくなりますが、突然「そういえば」とふいに明確な記憶がよみがえることがあります。なぜなのでしょうか。
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2024/12/04 山本隆三
米国のトランプ次期大統領は選挙戦でも「掘って、掘って、掘りまくれ」と発言した。石油、天然ガス採掘に対する支援策を就任後に実現するとみられる。さらに、地熱についても強化されそうだ。
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2024/12/04 青山 佾
衆議院選挙では自民・公明が過半数割れや兵庫県知事選での現職再選は、世論の動向と選挙の方法で大きな変化を見せた。これに対する既存の権力やメディアの危機感は薄いように感じられるが、すぐに手だてが必要だ。
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2024/12/04 吉田浩
冬を前に、野生の熊が人里に現れ、農作物や人に対して被害を及ぼす事例が報道されている。今回は、野生の熊の被害状況を検討するとともに、その背景にある野生の熊の生存状況、人口の少子・高齢化を踏まえての展望などを地域別に検討することとしたい。
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2024/12/03 田中充
楽天の田中将大投手が今季限りでチームを退団することになった。右腕は「未来の手形」ではなく、投手としての「現在のマウンド」。岐路に立つ「ハンカチ世代」の選択は管理職ポストを意識する世代のビジネスパーソンにとっても、道標にもなる。
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2024/12/02 真田康弘
凋落の止まらない日本の漁業への「切り札」として6次産業化が試みられているが、業界内では「海業(うみぎょう)」と語られている。観光業などと一体的に盛り上げようとのことなのだが、実態はどうか。発祥の地である三崎の事例から見てみたい。
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2024/12/02 武田信晃
新型コロナウイルスが1つの契機となり、食の多様化が進む一方、で飲食店の廃業も少なくない。選択肢が減った消費者の受け皿の1つが店内調理の「できたて」メニューに力を入れるコンビニ店だ。狙いについて、コンビニ各社の担当者に話を聞いた。
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