-
外国人に見捨てられる日本の現実④
2020/01/24 出井康博2019年4月、ベトナム人のファット君(25歳)は、2年近くに及んだ日本での留学生活を切り上げ母国へ帰国した。「留学」といっても、彼の目的は日本での出稼ぎだった。しかし、アルバイトで稼いだ金は日本語学校への学費の支払いに消え、留学時に背負…
-
幻想の地方創生 東京一極集中は止まらない
2020/01/24 浅野有紀地方創生のもと、国から各自治体に策定が求められた地方版総合戦略。それぞれの地域の特性を生かした独自の取り組みが検討されるはずが、ほとんどの自治体がその策定作業を東京のコンサル等へ外部委託していた――。
-
外国人に見捨てられる日本の現実③
2020/01/23 出井康博出稼ぎ目的の留学生を最も多く送り出してきたのがベトナムだ。ベトナム出身の留学生は19年6月時点で8万2266人に上るが、その多くは出稼ぎのため、留学費用を借金に頼り来日している。昨年4月にベトナムに帰国したファット君も、そんな“偽装留学生…
-
外国人に見捨てられる日本の現実②
2020/01/22 出井康博特定技能外国人は、最長5年にわたって就労できる。とはいえ、長く働いてもベトナムに帰国して活かせる「技能」は身につかない。実習生と同様、仕事は職種にかかわらず単純労働だ。
-
幻想の地方創生 東京一極集中は止まらない
2020/01/22 浅野有紀地方創生が始まり、自治体間の人口争奪戦が過熱している。子育て世代に的を絞ったPRや行政サービス拡充に力を入れるが、不毛なゼロサムゲームの様相を呈してきている――。
-
外国人に見捨てられる日本の現実①
2020/01/21 出井康博日本に住むベトナム人の数は2019年6月時点で37万1755人に達し、国籍別で中国、韓国に次いで多い。ベトナム人たちは日本で何を思い暮らしているのか。また、日本からベトナムへ帰国した者は母国でどんな生活をしていて、再び来日したいと考えてい…
-
2020/01/20 新田日明これまで国民の〝ガス抜き〟として有効策だったスポーツ分野にも、反政府の波が押し寄せている。2020年の年明け早々、イラン女子で史上初の五輪メダリストとなったテコンドーのキミア・アリザデが亡命する意思を表明。イラン国内に大きな衝撃を与えてい…
-
幻想の地方創生 東京一極集中は止まらない
2020/01/20 岡田 豊2019年12月、政府は第2期「地方創生」に向けた総合戦略をまとめた。国の狙いとは裏腹に「東京一極集中」が続いた第1期。その現実を直視しなければ、第2期も同じ失敗を繰り返すことになる。
-
2020/01/19 磯山友幸「昔は町内には必ず銭湯があって……」という機能が失われて久しい。そんな中で、ひとりのデザイナーが銭湯の価値を再発見した。人々が集まったり、情報を発信したりする「場」としての価値だ。
-
2020/01/18 吉田典史今回は、産業用機密機機器メーカーのスリーエス(東京都北区)代表取締役社長の吉田秀樹さん(46歳)にお話を伺った。創業34年で、製造プラントで使われる精密機器「バルブポジショナ」の国内唯一の専業メーカー。ポジショナはバルブの動きを制御するこ…
-
2020/01/18 磯山友幸「ジャパンデニム」といえば、岡山の児島ジーンズが世界的にも知られているが、デニム生地の生産量でいえば、福山のほうが多い。そんな福山デニムの価値を〝よそ者〟が気づかせてくれた。
-
2020/01/16 黒井克行水の中に飛び込んでしまえば、腕を掻き、足を蹴り、誰よりも速くゴールを目指す。己の鍛え上げられた肉体が大きく頼りとなるスポーツ競技の一つが競泳だ。だが、それは2008年の北京五輪前までの話で、メダルの行方が水着に左右されると認識させられた。
-
クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか②
2020/01/16 永井隆なぜキリンは未知の領域であるクラフトビールを始めたのか。そこにはビール、発泡酒、第3のビールと3層あるビール類の税額格差を2020年10月から3段階で統一していく酒税改正や、若者のビール離れに対抗する多品種少量生産の拡大といった戦略があっ…
-
桜蔭学園中学校・高等学校
2020/01/16 鈴木隆祐数ある女子校の中でも、東大合格率トップを誇り、最も難関とされるのが桜蔭学園だ。単に真面目なガリ勉集団との誤解も多いが、齊藤由紀子校長によれば、「積極的で前向きな生徒が多く、むしろ、当校での6年間を通じ、そんな力がついてくる」という。
-
2020/01/13 新田日明雪辱を果たした。大相撲初場所が12日、東京・両国国技館で初日を迎え、横綱白鵬は小結大栄翔を寄り切りで下し、白星発進となった。43回目の優勝を果たした昨年11月場所で唯一黒星を喫した相手だが、右上手で左四つになると出し投げから体勢を崩させて…
-
2020/01/12 磯山友幸公共空間は誰の所有かではなく、どう使うかが重要。そんな思いが、大阪・北浜一帯を、人気スポットに変身させた。都市再生が成功するかどうかは、民間の力こそが大事なのだ。
-
スポーツで街おこし プロ化だけが解じゃない
2020/01/11女子サッカーやバレーボールなどプロリーグ化構想が浮上しているが、プロ化実現のカギは何か。JリーグやBリーグの立ち上げを主導した川淵三郎氏に聞いた。
-
2020/01/11 磯山友幸デザインによって商品の価値を消費者に伝えるだけでなく、デザインがその商品の付加価値を高めていく。ローカルに根ざした一人のデザイナーの志が全国に広がっている。
-
2020/01/09 山本隆三再エネが化石燃料資源消費量と輸入代金を大きく削減可能ならば、中東での紛争が日本へのエネルギー供給に直接影響を与える事態も少なくなり、日本もホルムズ海峡封鎖の可能性などをさほど心配しなくてもよくなるかもしれない。そんなことが近い将来実現する…
-
2020/01/08 中西 享世界的な供給過剰と需要の落ち込みにより、LNG(液化天然ガス)スポット価格が急落している。エネルギーの約25%をLNGに依存している消費国の日本にとってはLNGスポット価格の下落は好都合だが、困っているのが原油リンク価格で割高な長期契約を…
|
|
|
