国芳アートが たどった道とは

横浜市西区・横浜美術館
2012年11月3日～2013年1月14日

奇想天外なアイデアとユーモアのセンスの浮世絵師、歌川国芳。数ある展示品の中でも浅草寺の絵馬堂に納められている巨大絵馬は必見だ。

よみがえった 平安の漆工芸

奈良市春日野町・春日大社宝物殿
2012年10月27日～2013年1月14日

国宝の「蒔絵箏」や重要文化財の「秋草蒔絵手箱」など、漆工芸技術の最高峰となる作品を展示。匠の技について知るまたとない機会だ。

神秘の世界へ導く きつねの嫁入り

山口県下松市・周防花岡駅前、法静寺など
2012年11月3日

人力車に乗り、婚礼衣装を着用した白ぎつねの新郎新婦を中心に、きつねの面の一行がパレードする。まるで昔話の世界のようだ。

絵巻に残された逸話をひもとく

滋賀県大津市・滋賀県立近代美術館　
2012年10月6日～11月25日

滋賀県大津市にある紫式部ゆかりの古刹、石山寺。重要文化財・石山寺縁起絵巻全七巻を一挙に公開する、初の試みの展覧会だ。

宮殿風サロンで 珠玉の名作と対面

東京都港区・国立新美術館
2012年10月3日～12月23日

リヒテンシュタイン侯爵家が約5世紀にわたり収集してきた美術品が日本初上陸。ルーベンス作品がたっぷり鑑賞できるコーナーも開設している。

勇壮な車切と尾張津島の心意気

愛知県津島市・津島駅前、津島神社など
2012年10月6～7日

300年の歴史を持つ豪華絢爛な山車(だし)が賑やかに繰り出す尾張津島秋まつり。お囃子に合わせて踊るからくり人形は必見だ。

旧東海道を行く あでやかな“髷娘”

静岡県島田市・鵜田寺、大井神社、島田駅前など
2012年9月16日

島田髷を中心に、さまざまな型の日本髪を結った浴衣姿の髷娘が旧東海道を歩き、奉納踊りを舞う。数ある見物スポットの中からおすすめを紹介。

古くて新しい 明治の版画の世界

山口県萩市・山口県立萩美術館・浦上記念館
2012年9月8日～10月8日

｢光線画｣で名を知られている明治の浮世絵師、小林清親と門下の井上安治の作品による展示会が開催。詩情あふれる懐かしい風景に出会える。

近江に伝わる 秘仏・名宝が勢ぞろい

東京都中央区・三井記念美術館
2012年9月8日～11月25日

琵琶湖周辺の山々は霊峰として崇められるなど古くから信仰と結びついた宗教文化が繁栄。仏教美術の宝庫、近江が誇る貴重な名宝の数々を展示。

古代出雲と神話世界の関係

京都市東山区・京都国立博物館
2012年7月28日～9月9日

神々が集まる特別な地であった出雲。来年は出雲大社大遷宮が約60年ぶりに挙行されるのを機に、出雲の歴史に焦点を当てた展覧会が開かれる。

徳川の栄華を伝える障壁画

東京都墨田区・江戸東京博物館
2012年7月28日～9月23日

二条城の障壁画の中から厳選した30面を中心に、徳川家ゆかりの美術作品や資料など約100件展示。東京では初公開なのでお見逃しなく。

【特別編】百花繚乱・夢花火

夏の風物詩と言えば｢花火｣。2012年8月開催の全国花火大会から厳選したものを、｢川｣｢湖｣｢海｣｢街｣の場面ごとに分けて紹介。

荒ぶる神も喜ぶ 神輿の大乱舞

石川県能登町・宇出津一帯　
2012年7月6日～7日

石川県能登町宇出津に伝わる、神輿やキリコが大暴れする迫力満点のお祭りと言えば、「あばれ祭」。その熱気を間近で感じてみては。

『死者の書』が導く 来世への旅

東京都港区・森アーツセンターギャラリー
2012年7月7日～9月17日

古代エジプトの死生観と出会える「大英博物館　古代エジプト展」。その中で注目なのが『死者の書』。日本で見られるまたとない機会だ。

七夕に込めた 人々の願いを探る

静岡市葵区・静岡市美術館
2012年6月23日～8月19日

七夕の風習の起源をたどるとともに、情景を描いた錦絵や屏風などを展示。この時期ならではの楽しみを、静岡市美術館で満喫してみては？

ベルリンから15～18世紀の名作が来日

東京都台東区・国立西洋美術館
2012年6月13日～9月17日

この夏、ベルリンからヨーロッパ美術を代表する作品がやってくる。注目は日本初公開となるフェルメールの「真珠の首飾りの少女」だ。

蕭白と京の個性派が一堂に

三重県津市・三重県立美術館
2012年6月2日～7月8日

破天荒な作風で知られる曽我蕭白。時代を経た今でも、見る人に新鮮な印象を与える彼の足跡をたどる展覧会が開かれる。

露店の賑わいに 童心に帰る夏祭り

広島市中区・とうかさん圓隆寺
2012年6月1日～3日

広島に夏の訪れを告げる「とうかさん大祭」。多彩な露店や境内の提灯など、一足早い夏祭りを童心に帰って楽しめる。

時代を見つめた 日本橋の400年とは

東京都墨田区・江戸東京博物館
2012年5月26日～7月16日

江戸の中心で、ランドマーク的存在だった日本橋が架けられたのは、今から約400年前。数多くの作品に描かれた日本橋の変遷をたどる。

明治の画家が描く “和製油画”の世界

東京都台東区・東京藝術大学大学美術館
2012年4月28日～6月24日

明治を代表する洋画家、高橋由一。切手の図案にもなった新巻鮭を描いた絵をはじめ、画業をたどる本格的な回顧展が開催される。