吉野山に伝わる 日本最大の秘仏がご開帳

奈良県吉野町・金峯山寺
2012年3月31～6月7日

本堂、蔵王堂の秘仏本尊・金剛蔵王権現像が特別公開されている金峯山寺。3身の丈6～7メートル、彩色された姿がひときわ印象的だ。

名画でたどる 西欧絵画の変遷史

東京都港区・国立新美術館
2012年4月25日～7月16日

ロシア・サンクトペテルブルクにある「美の殿堂」・エルミタージュ美術館から、数々の名画が日本にやってくる。

大名家の御曹司 抱一の美の世界とは

京都市左京区・細見美術館
2012年4月10日～5月13日

酒井抱一の生誕250周年にちなんだ各地の展覧会の締めくくりとなる、「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展。琳派の全体像を楽しめる。

絢爛豪華な曳山が 春の城下町を行く

滋賀県長浜市・長濱八幡宮および市街地一帯
2012年4月13日～16日

羽柴秀吉によって開かれた地、琵琶湖の北東岸に位置する長浜。4月の「長浜曳山まつり」の見どころは、曳山で繰り広げられる子ども歌舞伎だ。

よみがえった幻の国宝が里帰り

東京都台東区・東京国立博物館 平成館
2012年3月20～6月10日

かつて海を渡った日本美術の傑作が里帰りする。曽我蕭白や長谷川等伯の、今年の干支でもある龍の名作も見逃せない。

遺跡に秘められたインカの謎に迫る

東京都台東区・国立科学博物館
2012年3月10日～6月24日

いまだ多くの謎に包まれているインカ文明に、考古学、人類学、歴史学などさまざまな角度からアプローチする展覧会が開催される。

皇女に愛された人形に心を寄せて

京都市上京区・宝鏡寺
2012年3月1日～4月3日

「人形の寺」として知られる京都・宝鏡寺。皇女の愛玩品だった人形が毎年春と秋に約1ヵ月にわたり一般公開される。

和装美人に日本の伝統を見る

東京都渋谷区・山種美術館
2012年2月11日～3月25日

日本画における美人画の巨匠たちが描いた和装美人が一同に会する、華やかな展覧会。季節感を採り入れた和服が織り成す美しい情景に触れる。

劇画のヒーロー 正義の剣士に会える

東京都文京区・弥生美術館
2012年1月3日～4月1日

劇画という新たなジャンルを切り拓いた植木金矢。90歳を迎えた今でも続いている、新たな創作への挑戦とその足跡を振り返る展覧会。

壮大な炎が描く闇夜に浮かぶ下り龍

和歌山県新宮市・神倉神社
2012年2月6日

全国に数ある火祭りの中でも、その勇壮さで知られる新宮市のお燈まつり。白装束に身を包んだ男衆が、松明を手に石段を駆け下りてくる。

おめでたい文様に 秘めた願いとは

東京都渋谷区・戸栗美術館
2012年1月4日～3月25日

陶磁器専門の美術館が、縁起のよい文様の名品を選んで展示する。祝いのうつわの文様に込められた願いを読み解く。

平安時代の至宝に 清盛の栄華をみる

東京都墨田区・江戸東京博物館
2012年1月2日～2月5日

2012年のNHK大河ドラマ放映を機に開かれる平清盛の特別展。平安時代の貴重な文物を通して、往時の栄華を感じる。

いにしえの和歌をめぐる 畳の上の真剣勝負

滋賀県大津市・近江神宮
2012年1月7日～9日

「畳の上の格闘技」とも言われる競技かるた。みやびを超えた熱き思いに触れてみたい。

古くて新しい国芳アートの世界へ

東京都港区・森アーツセンターギャラリー
2011年12月17日～2012年1月17日（前期）、1月19日～2月12日（後期）

没後150年を迎えた、自由奔放な画想で知られる幕末の浮世絵師、歌川国芳。奇才と呼ばれた国芳の底知れない才能を改めて実感できる。

浮世絵で愛でる日本一の山

静岡市清水区・静岡市東海道広重美術館
2011年11月29日～12月25日（前期）、2012年1月4日～2月5日（後期）

風景画の名手、歌川広重よる富士山に焦点を当てた展覧会が開催される。日本を代表する風景を色々な角度から楽しみたい。

冬の海を舞台に 国譲り神話を再現

島根県松江市・美保関港
2011年12月3日

島根半島の東端、美保関に冬の到来を告げる諸手船神事。「古事記」などに記載のある国獲り神話が甦る。

東大寺ミュージアムで 天平の仏様と出会う

奈良市水門町・東大寺ミュージアム
2011年10月10日～2013年1月14日

1200年以上の歴史をもつ奈良・東大寺の敷地内に開館したミュージアム。オープン記念の特別展では、奈良時代の東大寺が堪能できる。

やきものと花が織り成す アートな世界とは

岡山県瀬戸内市・寒風陶芸会館
2011年11月3日～6日

海を望む風景とアートで知られる岡山県・牛窓町の寒風陶芸会館で、新趣向の作品展が開催される。

張子の虎に健康への祈りを込めて

大阪市中央区・少彦名神社
2011年11月22日～23日

薬の町・大阪道修町の象徴である少彦名神社で行われる神農祭。2日間で5万人を数えるという参拝者のお目当てとは。

細川家秘蔵のコレクションが一堂に

京都市東山区・京都国立博物館
2011年10月8日～11月23日

護立による古美術品や日本画家の作品を含め、細川家の歩んだ歴史の一齣を感じさせる幅広いコレクションの一端に触れることができる。