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2020/03/18 佐々木伸イラクで駐留米軍とイラン支援の民兵との緊張がロケット弾攻撃をきっかけに高まり、イラク戦争で米軍と過激派との戦闘が激化した“前夜”のような情勢になってきた。米軍は部隊をより安全な基地や隣国クウエートに再配置することを決めた。一方、民兵を支援…
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2020/03/10 佐々木伸サウジアラビア王室の“粛清劇”は相当大掛かりな規模である様相が深まってきた。権力闘争を仕掛けたムハンマド皇太子(34)は約20人の有力王族らを逮捕ないしは査問する動きに出ていると見られている。中東専門誌は皇太子が11月のリヤドのG20サミ…
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ムハンマド皇太子、権力固める
2020/03/08 佐々木伸サウジアラビアで3月6日までにサルマン国王の実弟アハメド・アブドルアジズ王子やムハンマド・ナエフ前皇太子、その弟のナワフ・ナエフ王子の3人の有力者が拘束された。王室内で何が起きているのか。事実上の独裁者であるムハンマド皇太子が老齢の実父、…
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2020/03/04 佐々木伸1年間で3回目となるイスラエル総選挙(120議席)は3月2日に投開票され、ネタニヤフ首相の与党「リクード」が野党連合の「青と白」を抑え、第1党を確保した。過半数に僅かに届かず、焦点は連立協議に移る。後ろ盾の米国はネタニヤフ政権が発足すれば…
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2020/03/02 佐々木伸トルコ軍は3月1日、シリアのアサド政権軍の戦闘機2機を北西部イドリブ県上空で撃墜、対して政権軍もトルコの無人機3機を撃墜するなど戦争状態に突入した。トルコは一方で、シリア難民をギリシャ国境に送り込んで難民危機を“演出”、欧州連合(EU)に…
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2020/03/01 佐々木伸米国とアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは2月29日、カタールのドーハで和平合意に署名、米駐留軍のアフガン撤退が開始されることになった。米史上最長の18年に及ぶ戦争に終止符を打つ重大な転換点。だが、合意後に恒久的な平和が到来する見通し…
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2020/02/28 佐々木伸全土掌握を進めるシリアのアサド政権が2月27日、反体制派の拠点、北西部イドリブ県を空爆、展開していたトルコ軍兵士33人が死亡、数十人が負傷した。トルコのエルドアン大統領は緊急安保会議を開き、政権軍への報復を決定、全面衝突の恐れが高まった。…
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2020/02/24 佐々木伸2月21日のイラン国会(一院制、定数290)選挙は反米保守強硬派の圧勝となり、ロウハニ大統領を支える穏健派と改革派が惨敗した。ロウハニ政権が経済再建に失敗したことに対する国民の失望が反映された形だ。しかし、この結果は「最大限の圧力作戦」で…
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2020/02/23 佐々木伸アフガニスタンで2月22日午前零時、米国と反政府武装勢力タリバンによる和平合意に向け、7日間の停戦が始まった。タリバンがこの期間、政府軍や米駐留軍に対する攻撃を行わなければ、両者は29日に和平合意に署名、米部隊の撤退が開始される見通し。「…
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2020/02/21 佐々木伸ドイツ西部の地方都市ハーナウで19日深夜、「水たばこバー」2軒を狙った「反イスラム・テロ」と見られる襲撃事件があり、移民のイスラム教徒ら9人が犠牲になった。犯人は極右思想に傾倒していたと見られ、事件後、母親と死亡しているのが見つかった。ド…
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2020/02/11 佐々木伸シリアのアサド政権軍が反体制派の最後の拠点、北西部イドリブ県への攻撃を続け、同県に進駐するトルコ軍と砲撃戦を展開、全面衝突の緊張が高まっている。政権軍や後押しするロシア軍の空爆を恐れた住民約60万人がトルコとの国境に殺到し、深刻な人道危機…
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2020/01/30 佐々木伸トランプ米大統領はホワイトハウスで1月28日、イスラエルとパレスチナの中東和平案を発表した。イスラエル占領の現状をほぼ固定化した内容で、圧倒的にイスラエル寄りの提案だ。パレスチナ側は直ちに拒否した。弾劾裁判中の大統領と汚職容疑で起訴された…
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2020/01/12 佐々木伸イラン革命防衛のソレイマニ司令官の殺害をめぐる米イランの緊張は双方がひとまず矛を収め、全面戦争の危機は回避された。この間、明らかになったのは司令官暗殺が米国のより広範な「標的殺害」の一環だったことだ。「標的殺害」はテロ組織の指導者らを暗殺…
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2020/01/08 佐々木伸イラン革命防衛隊が8日未明、イラクの米軍基地を十数発の弾道ミサイルで攻撃したことで戦争拡大への恐れが一気に高まった。攻撃はソレイマニ司令官殺害の報復。しかし、イラン側は「均衡の取れた自衛措置は完了」(ザリフ外相)とメッセージを送り、矛を収…
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2020/01/06 佐々木伸トランプ米大統領は4日、イラン革命防衛隊の精鋭部隊コッズのソレイマニ司令官殺害で米国に報復があれば、イランの重要施設など52カ所を標的にすると警告した。司令官の遺体はイランに戻ったが、全土で反米感情が高まっている。イラクでもアブドルマハデ…
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2020/01/04 佐々木伸イラク当局者が一緒なら中止、いなければ決行―。米ニューヨーク・タイムズなどが伝えるところによると、米軍のイラン革命防衛隊「コッズ」のカセム・ソレイマニ司令官の攻撃作戦は土壇場まで確認作業が必要な危険な賭けだった。戦争の引き金となるかもしれ…
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2020/01/03 佐々木伸米国防総省は2日夜、トランプ大統領の命令でイラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ」のカセム・ソレイマニ司令官を殺害したと発表した。イランの最高指導者ハメネイ師は3日間の服喪命令を発布、「犯罪者らに報復が待っている」と復讐を誓った。米歴代政権は…
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2020/01/02 佐々木伸新年早々、イラク・バグダッドの米大使館襲撃で米国とイランの軍事的緊張が再び激化している。トランプ大統領は「イランは大きな代償を払うことになる」と武力行使も辞さない構えを示したのに対し、イラン最高指導者ハメネイ師も「国益が脅かされれば断固戦…
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2019/12/28 佐々木伸トルコのエルドアン大統領はこのほど、内戦中のリビアの暫定政府を支援するため、軍派遣の方針を表明した。この派遣する部隊にはトルコの“私兵”として悪名高い残虐非道なシリア反体制派民兵も含まれているとされ、戦闘激化の懸念が高まっている。トルコの…
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米下院、トランプ大統領を弾劾訴追、史上3人目、「対立と分断」浮き彫り
2019/12/19 佐々木伸米下院本会議は18日、トランプ大統領のウクライナ疑惑について、「権力の乱用」と「議会妨害」があったとして、賛成多数で大統領を弾劾訴追した。表決は賛成反対が民主、共和両党でくっきり色分けされており、深刻化する政治の「対立と分断」を浮き彫りに…
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