「アジア」の最新記事一覧
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実は増えていない韓国の核保有論
2017/09/20 澤田克己日本上空を飛び越す北朝鮮の弾道ミサイル発射は日本にとって大きな脅威だが、その感覚を他国と完全に共有するのは難しい。
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2017/09/13 礒﨑敦仁,澤田克己
北朝鮮は他国によって政策変更を強いられることを極端に嫌う。冷戦期には、中ソ両国からの影響を排除しつつ自主路線を歩もうとした。それが北朝鮮憲法第3条で国家の指導指針と規定される「主体思想」である。
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全核実験を振り返り、金正日時代との違いを読み取る
2017/09/09 礒﨑敦仁,澤田克己核実験に関する北朝鮮の発表にも、金正日国防委員長と金正恩国務委員長のスタイルの違いが表れているのだろうか。これまでの6回の実験を振り返り見えてきたものとは……
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共同世論調査から垣間見えた国民の揺れる心境
2017/07/24 澤田克己毎年行われている日韓共同世論調査の結果が7月21日に発表された。筆者が関心をひかれたのは、北朝鮮の核問題に関する質問への回答だった。
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2017/07/14 澤田克己
G20首脳会議から帰国した文大統領が7月11日の閣議で弱気な発言をした。米韓首脳会談で「当事者である韓国の主導的役割が認められた」と語っていた高揚感とのギャップが大きいだけに、目につく発言だった。
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2017/07/04 澤田克己
6月30日に行われた米韓首脳会談は、北朝鮮に対する向き合い方が全く違う2人だけに、意見の食い違いが表面化しない線で折り合えたことは良かったと言えるが……
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2017/05/10 澤田克己
韓国大統領選で文在寅氏が当選した。空転が続いていた韓国政治が正常な状態に戻る第一歩となるはずだが、展望はそれほど明るいわけではない。
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大統領選に影響与えず
2017/05/01 澤田克己トランプ大統領が「カール・ビンソン」を朝鮮半島周辺に派遣し、北朝鮮への先制攻撃に踏み切るかもしれないなどと日本で騒がれていた4月下旬。ソウルは、予想通りの平静さだった。
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2017/04/04 澤田克己
米国のトランプ大統領が就任早々、移民制限など物議をかもす大統領令を連発した時、韓国政府で働く知人は「韓国の大統領を帝王的だと思っていたけれど、米国の方がずっと帝王だ。びっくりした」と話していた。
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大統領弾劾の普遍性と特殊性を考える
2017/03/14 澤田克己もともと深刻だった社会の分断は朴政権下でより深刻化した。朴氏に対する逆風が猛烈なものとなった背景には、こうした政権運営に対する怒りも大きかった。疑惑が発覚した際にきちんと謝罪し、説明を尽くそうとする態度を見せていれば、こんなことにはならな…
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韓国発情報の「あやうさ」を改めて考える
2017/03/06 澤田克己金正男暗殺事件に関するコメントで異彩を放つのが、北朝鮮の元駐英公使で韓国に昨年亡命したテ・ヨンホ氏の証言である。興味深い話が多いのだが……
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2年前には金正恩に「平和と正義、人道」の賞も
2017/02/28 澤田克己金正男氏殺害事件をきっかけに、北朝鮮と東南アジア諸国との外交関係が注目されている。今回の事件がこれまで良好だった両者の関係に与える影響は重大だろう。
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「国際的注目を浴びるはずない」と考えた可能性も
2017/02/23 澤田克己金正男暗殺事件の動機はまったく不明だとしか言えない。確実なのは、客観的に見て金正男氏を排除しなければならない理由など見当たらないということだけだ。
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『太陽の下で—真実の北朝鮮―』
2017/01/24 澤田克己映画や音楽といった芸術は、北朝鮮では娯楽ではない。社会主義国では珍しくないことだが、思想宣伝の重要なツールである。
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日韓合意について改めて考える
2017/01/11 澤田克己釜山の日本総領事館前に慰安婦少女像が設置され、日本は大使と総領事を呼び戻すという外交的にかなり強い措置をとった。韓国側に戸惑いも感じられるのはなぜなのだろうか。
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2016/12/27 澤田克己
韓国の政界の関心は既に大統領選に移っている。激動の舞台に突然躍り出てきたのが、日本でも「韓国のトランプ」などと紹介されるようになった城南市の李在明市長である。
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2016/12/09 横山了一
タイはASEANを代表する製造業の一大集積地。自動車関連を筆頭に、電子部品、家電といった工場の数はローカルを含めて数限りなく存在し、製造業に関わる企業にとっては絶対に目を背けることができない一大イベントとなっている。
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