「アジア」の最新記事一覧
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2025/07/08 吉永ケンジ李在明政権で初めての防衛産業の大型輸出案件である、K2戦車のポーランド向け2次輸出協議が成功裡に終了した。李大統領は尹政権の精算に注力しているが、防衛産業を国家的な輸出産業とする政策は引き継いでいる。
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2025/07/01 吉永ケンジ韓国の李在明大統領は、これまで慣習的に退役将官が任命されてきた国防部長官に民間出身の国会議員を指名した。任命されれば、64年ぶりの文民国防部長官が誕生する。他方、日本でも問題となっている「転売」で、軍も対応に乗り出した。
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2025/06/24 吉永ケンジ李在明大統領は6月13日、就任後初めて韓国軍の部隊を訪問し、将兵を激励した。李大統領の言葉から窺えるのは、尹錫悦前大統領による戒厳とその後の混乱から、軍がいまだ立ち直れていないということだ。
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2025/06/17 吉永ケンジ1950年の朝鮮戦争勃発から75周年を迎え、韓国では様々な形で戦死者や有功者に対する顕彰が行われている。一方、南シナ海で中国との領有権問題を抱えるフィリピンとの防衛協力も進んでいる。
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2025/06/10 吉永ケンジ韓国では6月3日に大統領選挙が行われ、李在明氏が第21代大統領に就任した。選挙公約で軍の改革を求めていたが、李大統領の就任日の動きを追うと、日韓の軍事に対する考えの違いが浮かび上がる。他方、韓国では在韓米軍移転報道の余波が続いている。
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2025/06/03 吉永ケンジ韓国軍の光と影。2年ぶりに開催された海軍兵器展示会で、韓国海軍と防衛産業企業はドローン空母など最先端の技術を世界に発信し、訪れた視察団やバイヤーの目を奪った。一方で、韓国軍は深刻な麻薬汚染に犯されており、麻薬探知犬による兵営の調査まで行わ…
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2025/05/27 吉永ケンジ「K防産」と称して防衛産業を主要輸出産業の一つに育成する韓国。先週の国防日報には、韓国が独自開発するKF-21戦闘機の進捗状況と最大のお得意様であるポーランド軍への多連装ロケット砲の教育という躍進を象徴するような2つの記事が掲載された。
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2025/05/20 吉永ケンジロシア派兵でドローン作戦の戦訓を得た北朝鮮軍に対抗して、韓国軍は段ボールドローンの導入計画を再開し、陸軍に「対ドローン教育課程」が新設された。積極的な活用に舵を切ったとされる韓国軍のドローン政策とは?
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Weekly韓国「国防日報」2025年5月5日〜5月9日
2025/05/13 吉永ケンジ世界最速で少子化が進む韓国。徴兵制があるので軍隊は人的資本の確保に悩むことはないか問われれば、そうではない。若者のニーズにあわせた人的資本政策に続いて、米海軍長官が日本に続き韓国を訪問したそのワケをお伝えする。
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Weekly韓国「国防日報」2025年4月28日〜5月2日
2025/05/07 吉永ケンジ北朝鮮と長年対峙してきた韓国軍は世界5位の軍事力を誇り、「武器輸出も世界シェア4位を目指して猛進している。韓国軍機関紙「国防日報」のトピックスをお伝えすることで、日本では報じられることが少ない韓国軍の政策や動きをウォッチする。
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2025/01/27 伊藤弘太郎昨年12月に突如として発表された韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」によって国際社会での韓国の地位を低下させている。韓国国外に目を向けると、韓国内の混乱によって最も困った外国の政治指導者は、ウクライナのゼレンスキー大統領かもしれない。
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2023/11/24 伊藤弘太郎ロシアによるウクライナ侵攻以後、西側自由主義諸国の中で韓国防衛産業の存在感は高まるばかりだ。朝鮮半島が東西陣営の武器庫となりつつあるが、韓国が実はロシアと軍事でのつながりがあることは忘れてはならない。
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2023/04/14 伊藤弘太郎韓国はウクライナ情勢に対して微妙な態度を見せ、紛争当事国への殺傷兵器の供与を明確に否定している。しかし、現実には韓国による他国を経由した対ウクライナ軍事支援が実施されている模様。NATOとの協力関係強化に積極的だ。
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失速気味の前検事総長は持ち直すのか
2021/07/27 澤田克己来年3月の韓国大統領選へ向けた動きが本格化している。ただし、与野党の候補が確定して選挙構図が固まるのは早くて11月。現政権を毛嫌いする人の中には「政権交代は確実だ」と言う人もいるが、実際には大統領支持率は歴代最高を維持している。
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2021/06/03 澤田克己歴代保守政権の流れをくむ韓国の最大野党「国民の力」で異変が起きている。党首に当たる代表を選ぶ選挙で、国会はおろか地方での議員経験すらない36歳が世論調査の支持率トップを走っているのだ。代表となれば、今後の政局に大きな影響を与えそうだ。
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日本の政権運営とつながるその要因
2021/05/15 澤田克己韓国の文在寅大統領が就任4周年にあたる5月10日に行った演説に、私は「なんでここまで強気になれるのだろうか」と首をかしげた。日本で関心を持たれる対北朝鮮政策での前向きな姿勢より、国内問題で見せた保守派との対決姿勢に驚いたのだ。
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2021/03/24 澤田克己米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が日本と韓国を訪問し、それぞれとの外務・防衛担当閣僚協議に臨んだ。ブリンケン氏が韓国メディアに慰安婦問題について語った言葉からは、日韓対立の中で微妙なバランスを取ろうとする姿勢がうかがえた。
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2021/01/19 澤田克己韓国の司法判断が日韓関係の障害となる場面が目立っている。元慰安婦への賠償を日本政府に命じた1月8日のソウル中央地裁判決は、慣習国際法の原則である「主権免除」を否定した今回の判決は従来にもまして日韓関係に大きな影響を与えそうだ。
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2020/12/17 澤田克己韓国の文在寅政権をめぐる情勢が騒がしい。政権と検察の対立に世論の批判が強まる一方で、実質的に検察の権限縮小を図る「検察改革」の制度改正が強引に進められているからだ。このままレームダック化していくのだろうか。
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2020/09/25 澤田克己韓国の文在寅政権がまた「法相スキャンダル」に見舞われている。ただ不思議なことに、少なくとも現時点では、文在寅政権が大きな打撃を受けたようには見えない。政権側の対応も強気である。
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