「世界情勢」の最新記事一覧
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2023/11/14 岡崎研究所
世界では、ロシアによるウクライナ侵攻は最初のドミノとなり、ハマスのイスラエル攻撃によって地域戦争の連鎖を見るに至った。今や戦争のリスクが拡散する危険に直面し戦争状態といえるだろう。そこで必要なものとは。
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2023/11/13 岡崎研究所
イランが代理勢力に中東の米軍を攻撃させることで米国の出方を試している。バイデン大統領が米軍に損害が出ていないからと言って放置せず、断固対処できるか。その結果が域内での米国の抑止力を回復させることになる。
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2023/11/10 小宮山功一朗
ウクライナ戦争では、サイバー攻撃による被害も少なくない。その中には農業関連のシステムなど、軍事目標とは考えづらいシステムも多く含まれる。ますます重要になるサイバー空間の安定を確保するために、紛争の被害を限定することは可能だろうか。
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2023/11/10 岡崎研究所
ベネズエラのマドゥーロ政権が野党連合と来年の大統領選挙の実施について合意し、バイデン政権がこれを評価して制裁緩和を正当化しようとしている。マドゥーロの動きも制裁緩和もまだ動きがあり、どちらも先は見通せない。
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2023/11/09 山崎文明
イスラエルによるハマスのテロに対する報復がますますエスカレートしている。ハマスによる大規模攻撃の実態を示す情報も明らかになりつつあり、報復が報復を呼ぶ火種がくすぶる。世界からは1日も早い停戦を求められている。
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2023/11/09 岡崎研究所
米政権は民主党、共和党にかかわらず、長年、南太平洋島嶼国に無関心だったが、昨年中国がソロモン諸島と安全保障協定を締結する等の動きを受け、やっと、この地域への関与を強めている。南太平洋における中国の動きに引き続き対応が必要だ。
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2023/11/08 岡崎研究所
イスラエルとハマスの衝突は、アラブ産油国が再び石油戦略を発動して第3次オイルショックを引き起こすのか。それは考え難いが、市場の不安感から更なる油価の高騰はあるだろう。
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2023/11/07 岡崎研究所
米国防総省が新しい報告書で、中国が核戦力を増大させていることを大きく取り上げている。中国が核による最低限抑止を標榜していた頃の政策姿勢が大きく変わってきていることを示している。
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イスラム勢力を支援する〝小国の知恵〟
2023/11/06 佐々木伸パレスチナ自治区ガザ情勢はイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの市街戦が切迫する中、ハマスに拉致された人質の安否が一段と懸念される。人質解放交渉はカタールが舞台となっているが、なぜ同国が仲介者となっているのか。〝小国の知恵〟を探った。
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2023/11/06 岡崎研究所
ハマスの突然の、余りに残虐な、大規模な攻撃へのイスラエル国民の憤怒は、理解に余りあるが、イスラエルは長期的視野を失わず、出来る限り自制することが重要である。米欧はイスラエルを支持するとともに自制を促している。
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2023/11/03 岡崎研究所
エクアドル大統領選で、2年の国会議員の政治経験しかない35歳がベテラン女性政治家に勝利した。これは、治安の悪化と困難な経済状況に不満を募らせ、既存の政治家に失望している国民が、将来に変化をもたらす期待にあることを明確に示している。
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2023/11/02 岡崎研究所
企業にとり現在の選択肢は、「中国プラスワン」か「中国事業の分離」の択一のようだが、企業が難しい選択に直面していることは容易に理解される。対中デリスキングは迅速にはいかないし、簡単でもないとされるが、その必要性自体は否定されていない。
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2023/11/01 岡崎研究所
ポーランドの議会選挙の結果、野党連合が政権に就く見通しとなった。ただ、現意見に同調する大統領らが民主主義と司法の独立を回復するための改革を妨害しかねず、民主主義の真のエストはこれからにある。
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2023/10/31 岡崎研究所
中国の経済減速は習近平国家主席の外交にも影響を及ぼし得るが、中国は譲歩しか無いと思う程追い詰められていない。日本や米国は誤解を避けるためのコミュニケーションの維持は大変に重要だが、問題は、そこで何を話すかだ。
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2023/10/30 山崎文明
イスラエル軍のガザ地区への地上侵攻が事実上開始された。敵の位置を知ることは、戦闘教義の基本で、地下トンネルの正確な地図を作ることは、イスラエルの諜報員にとっての急務の課題である。
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2023/10/30 岡崎研究所
イスラエルでは、ハマスをパレスチナ解放機構に反対させ、パレスチナを「分断」させるのが妙手と考えるような時期があったようだが、これは誤った前提であったと思われる。衝突はそうした〝失敗〟によって起きたかもしれない。
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2023/10/29 佐々木伸
パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマス壊滅を目指すイスラエル軍は越境作戦を展開、通信網を遮断して事実上の地上侵攻を開始した。米国が侵攻に難色を示し、停戦を求める国際包囲網が強まっていることから〝なし崩し的〟な作戦に踏み切ったようだ。
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2023/10/27 冷泉彰彦
日本の算数・数学教育は成功し、米国は失敗しているとされていたが、現代では逆転しつつある。日本の産業競争力が失われているのは、算数・数学教育の低迷という問題が深く根を下ろしている。具体的な6つの論点について問題提起したい。
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2023/10/27 岡崎研究所
7月の総選挙で、第1党となった右派連合は過半数に足りず、7つの地域政党から支持を得られず、信任投票を取れなかった。次点に位置する社会労働党のサンチェス書記長が首相候補者となるが、ここでも地域政党の信任を得る必要がある。
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2023/10/26 岡崎研究所
5月のタイの選挙で第一党となった前進党が強引に排除され、第二党のタイ貢献党が公約を裏切って軍部・王党派と手を握り、内閣を発足した。いつまでも一部のエリートが国民を無視して密室で政治を決め続けられないだろう。
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