イランの核武装が中東を安定化させる？

「イランの核武装は心配ない」という見方があるが、様々な可能性に備えなければばらないのが国際政治の常である。

米中に信頼関係は築けない

米国のあらゆる動きを「中国に対して向けられたものだ」と曲解する中国。米中に挟まれた日本がとるべき適切な選択肢は、自ずと見えてくる。

南シナ海で 「戦闘準備の出来たパトロール」する…

中国の海洋進出について、「張子の龍」という見方は過小評価すぎるかもしれない。南シナ海の状況は、日本にとっても決して他人事ではない。

バハマにギフト攻勢 カリブ地域でも広がる中国…

カリブ海の小国・バハマを米国の影響圏から切り離すことに成功しつつある中国。途上国にしか援助を出さない日本は、政府資金が出せない。

尖閣のみならず沖縄までも 領有権を主張する中…

尖閣をめぐる緊張のなか、中国からは沖縄もその支配下にあるとの声も。中国の領土観念と語彙の概念を知れば、その理不尽の深層が垣間見える。

ラムズフェルド戦略批判 米軍の「前方展開」は…

軍人の信望を失って失脚したラムズフェルドの戦略と比較して、オバマを支持する声もある。しかし、実際のところオバマの考えはむしろ…

相次ぐ暴動・デモ 「乱」に怯える中国共産党

党大会前に現れた「異常事態」の現実

7月に北京を襲った豪雨。この対応からも、秋の党大会を前に激しくなる権力闘争が垣間見える。一方、市民の我慢は限界に達して…

止まらない五輪の規模拡大 問われる本来の意義

規模拡大に伴い、今日の五輪の経済的側面は政治的問題に圧倒されている。「新興国」「復帰国」以外にはメリットがないとも言えるだろう。

ロシア・ウクライナ領土問題の解決 北方領土に…

ウクライナとの領土問題を解決させたロシア。その経緯を辿りながら、北方領土問題解決へのヒントを探りたいが、やはりロシアはしたたかで…

中国 対外強硬策の背後に軍部の台頭あり

攻撃的外交政策を展開する中国。中国の軍事的台頭の背景には、「軍部の台頭」があることを忘れてはならない。

香港取引所がロンドン金属取引所を買収 懸念さ…

香港証券取引所がLMEを買収するという。しかし、中国の影響を払拭できない香港市場がLMEの伝統に馴染むことができるのだろうか。

ロシアがシリアを見捨てない理由

シリア問題から、ロシアや中国という米欧の価値観とは異なる国々が、世界の或る部分を支配し、米欧の干渉を許さないという図式が見えてくる。

TPP 日本が参加してこそ真価を発揮

TPPにおいても、決断を下せない政治の情けなさが目立つ。一長一短ある制度の、長を伸ばし短を補うという姿勢が重要ではないだろうか。

尖閣国有化の行方 政府は入念な準備を

都の購入か国有化か。尖閣問題で揺れる日中。中国の思惑と今後の出方を探りながら、国有化が実現した場合の「5つのシナリオ」を考える。

イラン・北朝鮮に封じ込め作戦を

イラン・北朝鮮とも政権の破滅となる西側の体制を受け入れることはしにくいだろう。厳しい制裁の下の封じ込め作戦を続けて行くしかない。

中国共産党の行き詰まり

政治的自由を犠牲にしたツケ

中国社会に蔓延する共産党への不信感、諦めは、将来、天安門事件のような事態を引き起こす可能性を排除しえないという。

ドイツか南欧か フランス苦渋の選択

苦渋の選択を迫られるフランス。その選択によって、ユーロの将来ばかりか欧州統合の在り方も左右されることになるだろう。

ユーロ圏には「金融同盟」が必要

現在のユーロ危機解決のために、通貨に加えて財政政策も一本化すべきであるとの議論があるが、さらにその前にやるべきこととは…

日米韓連携強化で 中国の台頭へ対応を

日米韓は、地域の安全保障環境と戦略目標について綿密な協議を重ね、合同軍事演習の実施などを通じて共通認識を確立していく必要がある。

米国がサイバー戦に勝てない理由

世界中で深刻化するサイバー戦。ハッカーによる攻撃を防御することから、安全保障全般に関わる戦略的な問題になってきている。