プーチンのロシア
その強い外交力や統治力により、長年ロシアのトップに立ち続けるプーチン。その強権的なやり方や経済の低迷により、国民の心が離れつつあるとの見方もあるが、いまだ国際社会では大きな存在感を見せる。プーチン時代は続くのか、〝変革〟は訪れるのか。(代表撮影/ロイター/アフロ)
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2026/05/21 服部倫卓「ドシヨ・センター」というロシアのネットメディアに興味深いレポートが掲載された。ロシア側がすでに「完全勝利」よりも、「勝利と見なせる形での着地」を真剣に考え始めているという。現在のロシア国内の疲労感や、国家運営上の制約が反映されている。
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2026/05/14 加藤 学中東産エネルギー資源の途絶を巡る米国とイランの攻防は、さらなる国家間対立を伴う「地経学戦争2.0」の様相を強めていくだろう。ロシアのアングルから見れば、イラン戦争は「予期せぬ追い風」に違いない。ロシアの地経学・外交戦略とは何かみていきたい。
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2026/05/08 佐藤俊介中東情勢の混乱が続く中、ロシアが「食料安全保障」の確保を名目に、BRICS参加国との間で新たな共同食料備蓄の仕組みを創設する考えを打ち出している。穀物市場に対する影響力を強め、発言力を高める思惑が透けて見える。
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2026/05/07 服部倫卓8年前にロシアで開かれたサッカーワールドカップは、成功をおさめた。その後、ウクライナ戦争を引き起こす中で、ロシア・サッカーはどうなったのか。
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2026/04/08 佐藤俊介ウクライナのドローン技術が世界的な注目を集めている。ロシアによる侵攻が技術開発を押し上げた形だが、高い教育水準と活発な活動を続けるIT産業が成果を生み出しつつある。
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2026/04/01 服部倫卓イラン情勢は、石油・ガス市場のみならず、各種コモディティの供給見通しも不透明にしている。その中で、特に注目されるのがヘリウムである。ロシアは一説に世界のヘリウム資源の4分の1ほどを握っているとされ、どのような存在感を見せるのか。
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2026/03/10 佐藤俊介泥沼化するウクライナ戦争から抜け出すことができないプーチン政権は、米国とイランの戦争を長引かせるために水面下で軍事情報をイランに提供するなどして情勢をかく乱し、自国に優位な局面が訪れることを虎視眈々と狙っている。
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2026/03/04 加藤 学ウクライナ侵攻を止めないプーチン政権に欧米諸国は制裁を継続して浴びせているが、ロシア経済が瓦解する兆しを見せない。「中国」が現下のロシア経済を貿易パートナーとして支えていることは疑いがない。その実態とは?
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2026/02/20 服部倫卓プーチン大統領は、2025年にロシアが30カ国以上に軍事製品を供給し、輸出総額が150億ドル(約2.3兆円)を超えたと発言した。ロシアの軍需産業は、ウクライナ侵攻を続ける自国軍への供給で手一杯と考えられていたが、この発言は、信用できるもの…
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2026/02/16 佐藤俊介ロシアがウクライナの民間施設への攻撃を激化している。マイナス20度を下回る極寒での住民生活を守る電力施設や発電所への攻撃に加え、鉄道や民間バスまでも標的にしている。依然としてその決着をつけられないプーチン大統領の焦りがある。
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2026/02/03 松田邦紀ウクライナ戦争が、外交的解決に最も近付いている。その背景には、侵略するロシアと防衛するウクライナの双方の疲弊、双方の軍が被っている人的被害の大きさも無視し得ない。ただ、その被害には大きな違いがある。
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2026/01/16 加藤 学ロシアの軍需頼みの経済構造は限界を露呈しているが、ウクライナ戦争の継続は可能という評価もある。外貨準備高や国民社会福祉基金といったストックベースの経済指標を固めながら、「友好国・中立国」との経済取引を拡充していくという2つの要因がある。
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2026/01/14 服部倫卓プーチン大統領がベネズエラ情勢に関し強いメッセージを発信することはなかった。それは、ロシアの国際的地歩が掘り崩される恐れがある一方、活路を開ける可能性があるかもしれないからではないか。プーチン・ロシアにとっての収支勘定を考えてみたい。
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2026/01/08 佐藤俊介ウクライナ戦争は決着することなく越年を余儀なくされた。ロシア軍兵士の死者数の増大はペースが加速し、経済成長も鈍化が鮮明になっている。占領地の拡大が報じられるロシアだが、犠牲をいとわない人海戦術で維持しているのが実態だ。
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2026/01/04 服部倫卓プーチン大統領は2025年の総括で、「平常運転」を強調した。そこで、ロシア政府が昨今示した連邦財政の見通しを、前回の2019年のものと比較する。ウクライナ侵攻を経て、ロシアの財政シナリオがどのように変化したかを読み取れるはずである。
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2025/12/25 松田邦紀ウクライナ戦争の停戦・和平交渉は目まぐるしく展開されているものの、決着がつかない。ただ、ロシアとウクライナの継戦能力は確実に低下しており、戦争を終わらせるタイミングになりつつある。12月上旬にベルギーを訪問した内容を踏まえ検証する。
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2025/12/17 服部倫卓9月に6年振りにロシアに渡航し、その経験を記してきた。今回は、現地で見た人々の生活振りについて、最新の関連データを参照しながら議論を進めてみたい。
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2025/10/30 加藤 学ウクライナのロシアの製油所をターゲットにしたドローン攻撃が勢いを増している。この攻撃が劇的な成功を収めている理由として、二つの要因があげられ、ロシアを二つの側面から揺さぶる効果がある。
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2025/10/28 服部倫卓ロシア極東・シベリアの5都市を周遊し見えてきたのは、2つの戦争に対する現下ロシアの両極端な態度である。80年前の第二次世界大戦については、まるで昨日のことのように、盛大に語り継ぐのに対し、ウクライナ戦争については、奇妙な沈黙を貫いている。
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2025/10/02 服部倫卓6年ぶりにロシアを訪問した。プーチン政権のウクライナ侵攻策を批判する論陣を張ってきた自分が入国できるか心配であったが、入国を認められた。しかし、入国時の取り調べは、想像を絶するものであった。
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