「憤慨する国家主義」の独善化

憤慨する国家主義は、下からのものだけではなく、権力を求める者の戦術でもある。彼らは彼らを支持する「真の国民」と、「国民の敵」を区別する。彼らにとって毎日が戦争であり、戦争ではすべてが正当化される。

ウッズも驚いたトランプ氏の飛距離、かつてはオバ…

トランプ氏はかつて、オバマ前大統領を税金を使ってゴルフ場に通っている、と繰り返し非難した経緯があり、自分に甘い権力者の姿を垣間見せている。

トランプは本気でNATOを壊すのか？

トランプの意図が大西洋同盟を掘り崩し、EUの解散を奨励し、再選を狙うメルケルを引きずり降ろすというものであれば、彼は効果的であった。プーチンの狙いと軌を一にする。

日米首脳会談、トランプ大統領の思惑とは？

安倍首相は、何としてでもトランプ大統領からも日米安全保障条約の尖閣諸島適応の言質をとりたいところです。ただ、言質をとるとトランプ大統領の交渉カードの選択肢が広がっていきます。

懸念たかまる「ハード」なBrexit

メイは「ハード」なBrexitを選択したが、交渉は甚だ厄介であるし、コストも大きいであろうという懸念が高まる。

真珠湾の生き残り元米兵の回想録、許せない一人の…

経済の面で、アメリカと日本は強い絆を築いており、著者は日本人に対してもわだかまりはないという。ただ、当時の日本軍をいまだに許せないという。正直な気持ちだろう。

米中衝突のリスクを知るための3つの「T」

3つのT（台湾、ティラーソン、貿易）に注目すればトランプの米国は中国との衝突に向かっていることが示唆される。

米国がアフガンに作った真空にロシアが進出

ソ連は、1989年にアフガンと同地域から撤退したが、今、その立場を再建しようとしている。最も重要な点は、ロシアはタリバンと対話していることである。

お騒がせな人が多い歴代国連事務総長

ところで、ナヒモフ号の金塊騒ぎを知っているだろうか。日本海海戦で沈んだロシアの軍艦に財宝が積んだままとなっているというふれ込みで、既にいろいろな事件が起きているそうだ。

韓国外交の漂流はいつまで続く？

北朝鮮の核脅威への対処に、韓国は不可欠の存在である。韓国がその役割を果たすためには安定した政治が必要だ。韓国は戦略的思考、強い軍、米国との健全な関係、日本との一層深い関係を持つことが必要だ。

トランプがあと804回で実現できることとは？

トランプが恫喝の流儀を復活させた。この言葉は1960年代に流行った。大統領が国益と考えることを、脅迫等によって会社にやらせることを意味する。

暴走するトランプ政権、ニューヨーカーの掲げたプ…

新政権がスタートしてまだわずかだが、毎日聞こえてくるニュースはリベラルなニューヨーカーの神経を逆なでするようなことばかり。だがトランプ大統領が誕生したのは、逃げることのできない現実なのである。

東芝問題を教訓にせよ、スピンオフ解禁待ったなし！

これからの1年、いや4年、我々は大いに惑い続けるに違いない。「不確実性」という言葉では括れない、不安と期待が絡み合う複雑な時代の扉が開いたようである。

トランプの電話に隠された意図

トランプ劇場型政治には主役、共演者、プロデューサー、プロデューサー補佐及び筋書きが存在します。

米国を警戒させる中国『宇宙強国』計画の軍事的側面

これまで宇宙は戦争のない聖域であったが、その認識は過去のものとなった。軍事面でも中国の宇宙進出は目覚ましく、米国ですら強い危機感を覚えるようになっている。

トランプのアジア戦略はいかに？

トランプ政権は中国についてタカ派であり、地域同盟の強化や台湾に関心を持つ。北朝鮮との関与に否定的で、太平洋での米海軍は強化するという。

ロシア、衰退する強国は台頭する強国と同じく破壊的

ロシアを無視したり過小評価すべきではない。確固たる姿勢、警戒心、何が可能かの限度を把握することが、プーチンが体現する不満と不安の爆発しやすい組み合わせに対処する最もよい方策である。

韓国企業を悩ますチャイナハラスメント

ミサイル防衛システム配備を止めさせるために韓国企業に圧力をかける中国。

“ダース・ベイダー”がNSC入り、米新政権でバ…

スティーブン・バノン氏はイスラム7カ国からの入国禁止を決めた大統領令の発案者とされ、メディアを敵視するその言動は注目の的だ。

「対馬の仏像」判決の背景にある「正しさ」重視の…

「韓国の司法」は、2010年代に入ってから日韓関係に大きなマイナス影響を与える要因として浮上してきた。