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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り』第1回
2022/10/16 高野凌保険調査員の人から「保険金絡みの不審死で最も多いのがフィリピンですよ」と物騒な話を聞いた。さらにフィリピン駐在歴通算20年という商社時代の先輩に話を聞くと「夜間単独外出は絶対不可」という日本人駐在員の不文律を遵守したという。ますます不安に…
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第5回
2020/08/09 高野凌今まで世界一周を目指している幾多の旅人に会ってきた。日本人の若者の場合ほぼ100%仕事を辞めて不退転の覚悟で数年間の冒険旅行に挑戦していた。今回のインド旅行では地球一周の果てに何が見えてくるのか改めて考えさせられた二人の若者に遭遇した。
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第4回
2020/08/02 高野凌二人はインド(=ヒンズー)が歴史上他の国や民族を侵略したことはないと力説。中国では歴史上国内統治が安定すると必ず近隣諸国を侵略してきたが、ヒンズーは根本的に平和主義であると強調。
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第3回
2020/07/26 高野凌カジュラホのホテルのロビーで何気なく英字新聞を開いたら外国人患者を治療するMedical Tourismで年間90億ドル外貨獲得という見出しが躍っていた。『先進国と同水準の医療を半額で』がキャッチフレーズらしい。
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第2回
2020/07/19 高野凌巨大な城門をくぐって城内に入ると城門の内側に朱色の小さな手形が並んでいた。オーディオ・ガイドによると19世紀半ばに逝去したマハラジャの火葬に際して一緒に殉死した后妃や愛妾たちが宮殿城塞を去る時に記念に残した手形であるという。
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第1回
2020/07/12 高野凌世の中には“インド好き”の日本人や欧米人が“不思議”と多い。率直なところ筆者は決してインドが好きではない。インドの町はゴミと糞尿と排ガスと埃まみれで、バスや列車はすし詰め満員御礼、そしてタフで油断ならぬインド人が外国人観光客を狙っている。
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『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第5回
2020/06/21 高野凌ポーランドの大学は授業料が安く英語で授業するコースが多いので途上国の留学生が多いらしい。
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『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第4回
2020/06/14 高野凌バルト海に面するグダンスクは歴史的にはダンツィヒと呼ばれていたドイツ騎士団により築かれた海港都市だ。現在も運河沿いに中世の美しい街並みが残る。ポーランド民主化運動の拠点となった自由労組“連帯”本部があったグダンスク造船所でも知られている。
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『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第3回
2020/06/07 高野凌ワルシャワまでずっと一緒だったのは26歳のポーランド海軍水兵のソメン君だ。現在グダンスク軍港を母港とする掃海艇に機銃手として勤務。休日を利用してワルシャワの実家に戻るという。
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『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第2回
2020/05/31 高野凌クラクフのホステルでポーランドの中央部平原の小都市ウーチからクラクフに遊びに来た女子高生と一緒になった。2人は高校を卒業直後で、秋から大学に進学する。2人ともチャラチャラした外見に似合わずしっかりと自分の意見を持っていた。英語は上手くない…
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『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第1回
2020/05/24 高野凌現地通貨を手に入れるべく、3時間も交換レートの市場調査に費やした。やっとのことである両替商にたどり着いたものの。。
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『ミラノ~プラハ、中欧6ヶ国自転車キャンプ旅』第8回
2020/05/17 高野凌正直なところ筆者はこうしたバックパッカー専業男に余り興味が湧かないし、親しくなれない。若いころから定職を持たず世界中を歩き回って様々な見聞を重ねて来たはずであるが、会話内容がどこか画一的で陳腐なのだ。
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『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第7回
2020/05/16 高野凌一人の可愛い系金髪少女が突然「あなた、日本人?」と日本語で話しかけてきた。彼女はオジサンの隣に座って礼儀正しく自己紹介。高校生の時に1年間交換留学で山形県酒田市に住んでいたという。南仏ツールーズ出身でコンスタンツアと名乗った。
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『ミラノ~プラハ、中欧6ヶ国自転車キャンプ旅』第5回
2020/04/26 高野凌最初の1分で人間関係は決まる。1分間でお互いに親しくするべきか否か判断するのだ。最初の1分でOKと判断した相手であれば何時間でも楽しく有益な交流(communication)ができるというのがオジサンの鉄板法則である。
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『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第4回
2020/04/19 高野凌中国政府は15年くらい前から積極的に世界各地の大学、高校、専門学校などと提携して『孔子学院』『孔子課堂』を設立・運営している。孔子学院・課堂というのは外国人に中国語を教育する中国語講座だ。中国共産党系機関が資金・教員・教材を提供しており、…
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『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第3回
2020/04/12 高野凌トワイライトの古都を散策していたら、ライトアップされた大聖堂を背景にスマホで自撮りしている女子に遭遇。英国留学中の中国女性だった。意気投合してカフェでビールを飲むことに。
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『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第2回
2020/03/29 高野凌6月8日(土)~10日(月)。(承前)土曜日の深更に自転車をまんまと盗まれた。代わりの自転車を買って出発準備完了したのは月曜日の夕刻であった。そんなわけで人口3万人の田舎町トレビッリョ(Treviglio)に4泊した。
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『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第1回
2020/03/22 高野凌モスクワ経由でミラノ国際空港に到着。到着フロアでしばらく待つと大型バッグがベルトコンベアーに現れた。しかしいくら待っても自転車は出て来なかった。荷物トラブル受付カウンターへ行くと長蛇の行列。イタリア的仕事ぶりで延々と待たされる。午後11時…
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『台湾一周・自転車キャンプ旅』第6回
2020/03/08 高野凌元海軍少年航空整備兵であった武岡老には若いアジア系の女性が介護ヘルパーとして付き添っていた。少し不思議に思って尋ねると、彼女はインドネシアのジャワ島中部のチラチャップ出身であった。高校卒業後に台湾に渡り、過去数年は武岡老の介護をしている。
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