-
『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第3回
2020/06/07 高野凌ワルシャワまでずっと一緒だったのは26歳のポーランド海軍水兵のソメン君だ。現在グダンスク軍港を母港とする掃海艇に機銃手として勤務。休日を利用してワルシャワの実家に戻るという。
-
『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第2回
2020/05/31 高野凌クラクフのホステルでポーランドの中央部平原の小都市ウーチからクラクフに遊びに来た女子高生と一緒になった。2人は高校を卒業直後で、秋から大学に進学する。2人ともチャラチャラした外見に似合わずしっかりと自分の意見を持っていた。英語は上手くない…
-
『ポーランド紀行 クラコウ~グダンスク~ワルシャワ』第1回
2020/05/24 高野凌現地通貨を手に入れるべく、3時間も交換レートの市場調査に費やした。やっとのことである両替商にたどり着いたものの。。
-
『ミラノ~プラハ、中欧6ヶ国自転車キャンプ旅』第8回
2020/05/17 高野凌正直なところ筆者はこうしたバックパッカー専業男に余り興味が湧かないし、親しくなれない。若いころから定職を持たず世界中を歩き回って様々な見聞を重ねて来たはずであるが、会話内容がどこか画一的で陳腐なのだ。
-
『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第7回
2020/05/16 高野凌一人の可愛い系金髪少女が突然「あなた、日本人?」と日本語で話しかけてきた。彼女はオジサンの隣に座って礼儀正しく自己紹介。高校生の時に1年間交換留学で山形県酒田市に住んでいたという。南仏ツールーズ出身でコンスタンツアと名乗った。
-
-
『ミラノ~プラハ、中欧6ヶ国自転車キャンプ旅』第5回
2020/04/26 高野凌最初の1分で人間関係は決まる。1分間でお互いに親しくするべきか否か判断するのだ。最初の1分でOKと判断した相手であれば何時間でも楽しく有益な交流(communication)ができるというのがオジサンの鉄板法則である。
-
『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第4回
2020/04/19 高野凌中国政府は15年くらい前から積極的に世界各地の大学、高校、専門学校などと提携して『孔子学院』『孔子課堂』を設立・運営している。孔子学院・課堂というのは外国人に中国語を教育する中国語講座だ。中国共産党系機関が資金・教員・教材を提供しており、…
-
『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第3回
2020/04/12 高野凌トワイライトの古都を散策していたら、ライトアップされた大聖堂を背景にスマホで自撮りしている女子に遭遇。英国留学中の中国女性だった。意気投合してカフェでビールを飲むことに。
-
『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第2回
2020/03/29 高野凌6月8日(土)~10日(月)。(承前)土曜日の深更に自転車をまんまと盗まれた。代わりの自転車を買って出発準備完了したのは月曜日の夕刻であった。そんなわけで人口3万人の田舎町トレビッリョ(Treviglio)に4泊した。
-
『ミラノ~プラハ、中欧6カ国自転車キャンプ旅』第1回
2020/03/22 高野凌モスクワ経由でミラノ国際空港に到着。到着フロアでしばらく待つと大型バッグがベルトコンベアーに現れた。しかしいくら待っても自転車は出て来なかった。荷物トラブル受付カウンターへ行くと長蛇の行列。イタリア的仕事ぶりで延々と待たされる。午後11時…
-
『台湾一周・自転車キャンプ旅』第6回
2020/03/08 高野凌元海軍少年航空整備兵であった武岡老には若いアジア系の女性が介護ヘルパーとして付き添っていた。少し不思議に思って尋ねると、彼女はインドネシアのジャワ島中部のチラチャップ出身であった。高校卒業後に台湾に渡り、過去数年は武岡老の介護をしている。
-
台湾一周・自転車キャンプ旅』第5回
2020/03/01 高野凌台湾語は中国南部方言である閩南語をベースにして明清時代から台湾に渡航した移民により数百年かけて台湾独自の言語になったものという。台湾人にとり台湾語が歴史的に母国語であり、戦後70年余りかけて学校教育やTV放送により北京語が普及したというの…
-
『台湾一周・自転車キャンプ旅』第4回
2020/02/23 高野凌台湾の高雄の近郊には朝鮮半島の人々が見たら仰天するような廟(神社)があった。紅毛港保安堂という廟の由来は1944年11月に米国の潜水艦の雷撃を受けて沈没した第38号哨戒艇の乗組員145名を慰霊するために戦後付近の住民が建てたという。当時第…
-
『台湾一周・自転車キャンプ旅』第3回
2020/02/16 高野凌老人は開口一番背筋を伸ばして「私の日本の名前は武岡です。自分は元海軍少年航空整備兵であります」と軍隊式で名乗った。正確な発音に驚いた。台湾人の彼は、昭和2年生まれ、数えで93歳。
-
『台湾一周・自転車キャンプ旅』第2回
2020/02/09 高野凌台湾は日本の九州と同じくらいの面積。日本のテレビ番組でも何度か紹介されているが自転車で台湾の海沿いを一周するサイクリングルートが整備されている。自転車で走っていると「どこに行くのか」と地元民から頻繁に聞かれる。台北からスタートして反時計回…
-
『台湾一周・自転車キャンプ旅』第1回
2020/02/02 高野凌世界地図を広げてあれこれ思案した結果、自転車周遊道路が整備されている台湾自転車旅行がベストと判断。飛び切りの親日国家で治安が良く、しかも美味しい台湾料理と三拍子揃っている。
-
『キリマンジャロ・サファリ遠征』第3回
2019/10/13 高野凌キリマンジャロ登頂後は数日休息してからサファリ―ツアーを計画していた。モシの町で2日間延べ10軒の代理店をグルグルまわって契約交渉。
-
『キリマンジャロ・サファリ遠征』第2回
2019/10/06 高野凌キャンプ地の他のパーティーの食事風景も同様だ。隣のオーストラリア人の10人の中高年男女のグループでは大きなテントのなかに長方形のテーブルを設えて晩餐会のような雰囲気であった。19世紀のスタンレー、リビングストンの時代から欧州列強の植民地時…
-
『キリマンジャロ・サファリ遠征』第1回
2019/09/29 高野凌キナバル山登頂メンバーで昨年キリマンジャロに挑戦した。名古屋の鉄人Nさん64歳、山岳青年Yさん40歳、そして年金生活者のオジサン65歳の三人だ。9月下旬は天候が最も安定して登頂成功率が高いというデータをもとに2018年9月下旬を登頂予定日…
|
|