【ブレイディみかこが語る】相互理解と共存の鍵握…

エンパシーとは、「その人の立場だったら自分はどう感じ、どう考えるのかを想像して、理解する能力」のこと。英国在住のコラムニスト、ブレイディみかこ氏に日本で生かすべきエンパシーのあり方を聞いた。

＜賃上げ＞で日本経済の好循環なるか？忘れてはな…

春闘に差し掛かろうとしており、「賃上げ」が例年以上に注目を集める。これは、日本で長く続いていたデフレからインフレへの転換へも影響する。ただ、単純に賃上げとなれば、〝良い循環〟という訳ではなさそうだ。そこには人手不足という状況がある。

【災害現場へ行く人のために】能登半島地震から学…

能登半島地震では、道路が大きな被害を受け、半島への救援活動や物資輸送は難航した。震災で半島内や過疎地が孤立するリスクは能登に限ったことではない。解決策の一つとしてPFI船舶の災害時利活用の拡大と運用の見直しを提案したい。

【環境問題を考える人へ】地球温暖化は何が問題な…

エネルギー基礎知識⑦

いま多くのメディアの関心事の一つは温暖化問題です。今世界の多くの国は脱炭素と呼ばれる化石燃料消費量の削減に乗り出しています。しかし、人類は本当に温暖化問題を乗り越えることができないのでしょうか。

鉄塔から機材落下の恐怖も……電力の安定供給を支…

地上150メートルを〝職場〟とする仕事がある。送電線の整備、補修、点検を担うラインマンだ。現代社会における仕事や生活に不可欠な電気の供給を支える「縁の下の力持ち」を取材した。

「二日酔いは病気か」「総理大臣公邸には幽霊が出…

官僚を苦しめている質問主意書。何のための質問か、国会議員はもっと考えてほしい。

外部委託はあくまで手段 コンサル依存の前にすべ…

人手不足の霞が関ではコンサル会社に業務を委託する動きが広がっている。互いの強みを生かせる関係性を再構築しなければよい政策は生まれない。

泉房穂・前明石市長がこれだけは国民に伝えたいこ…

「日本にもまだ希望はある」と笑顔で語るのは前明石市長の泉房穂氏。市長を務めた12年間で、見事に明石のまちを変えた同氏が日本の政治家、官僚に期待を込めて叱咤激励する。

現役官僚たちが激白！霞が関で働くということ

霞が関での働き方に関するネガティブな報道が多いが本当なのか。官僚たちはどのような思いで働いているのか。その本音に迫る。

矢野前財務次官からのエール「前例踏襲だけでは限…

「官僚ほど面白い仕事はない」。前財務事務次官の矢野氏は話す。「ブラック霞が関」などと言われている現在もそうなのか。これからを担う官僚たちや国民へ語る。

「国政に言いたいことは山ほどある」泉房穂・前明…

「日本にもまだ希望はある」と笑顔で語るのは前明石市長の泉房穂氏。市長を務めた12年間で、見事に明石のまちを変えた同氏が日本の政治家、官僚に期待を込めて叱咤激励する。

高まる不安、広がる誤解 化学物質PFAS報道の…

昨今、日本でも話題のPFASに関する問題には、米国の訴訟の影響が潜んでいた。危険情報が大きな拡散力を持つ中、私たちの慎重な判断が求められるのではないか。

株高をけん引しているのは一体誰？新NISAの影…

年初から円安・株高がを見せており、新NISAによる影響という論調が目立っている。実際のところ、新NISAによる家計行動の変化は円安には直接的な影響がある一方、日本株上昇には間接的な影響があると言えそうである。

ウクライナからガザへ 戦時下で儲けるエネルギー…

ウクライナにガザと、戦争は多くの人を不幸に追いやるが、間接的な影響まで考えるとエネルギー価格の上昇を通し、世界中の人に災いをもたらす。しかし、こんな時にも儲けのネタを探すエネルギー商人がいる。

〝未完〟の公務員制度改革　政官関係に外部検証の…

公務員制度改革から10年が経った今、その狙いとは裏腹に霞が関の政策能力は劣化している。官僚制再生のために国民はどのように関与すべきか、提言する。

弱体化する霞が関もうこれ以上看過できない

今や日本を代表する「ブラック職場」となっている霞が関。長時間労働や時代錯誤な慣行によって官僚はがんじがらめだ。官僚たちがこのまま疲弊してしまっては日本の危機に直結する。

化石燃料から脱却は絵空事 再エネ先進国・中国が…

昨年12月のCOP28で、「化石燃料からの脱却に合意」という成果が強調された。石炭火力も狙い撃ちされ、脱石炭連盟にＧ7で日本だけが加盟していないとする記事も配信された。しかし、これらは絵空事と言える。再エネ導入国の中国の現状から見ていきた…

能登半島地震 海からの輸送で孤立した被災地を救え

能登半島地震で半島北部に通じる道路の多くが通行不能となったのに対し、海上自衛隊が大型ホバークラフトを使って半島北部の海浜に大型ブルドーザー、油圧ショベルなどの重機や車両を輸送した。海からの輸送が果たす新たな役割として注目される。

【解説】原発再建と脱ロシアへ フランスエネルギ…

エネルギー基礎知識⑥

フランスは現在、エネルギー政策の転換期を迎えています。1970年代より原子力発電を柱とし、石油・天然ガスの調達先を多角化させてきました。しかし、22年に原発が発電不調に陥り、ウクライナ戦争を機に脱ロシア政策を余儀なくされています。

医師不足解消は報酬ではなく周辺業務の開放しかない

2023年の年末は、診療報酬改定への議論が大詰めを迎えていた。医師会の「医療介護従事者への賃上げを行い、人材を確保することが不可欠だ」との主張で診療報酬が引き上げられたが、これで医師の人手不足解決へつながるのか。