「wedge」の最新記事一覧
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2023/05/26 岡崎研究所韓国国内における「核の傘」への不安や核武装論の高まりを背景に、4月の尹大統領訪米の際に米韓核抑止の強化を定めた「ワシントン宣言」が合意された。今後はそれをどこまで実行に移せるかが焦点となってくる。
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2023/05/25 長尾 賢今年のG7サミットは非常に重要であったといえるが、忘れてはいけないのが、インドの存在だ。対ロシア、対中国、グローバルサウス説得の3つの観点から、インドがどのような存在感を示したのか、どう今後につながるのか、分析する。
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2023/05/25 葛西龍樹食物アレルギーでは、患者である子どもはもちろんだが、家族の苦労や心配も並大抵ではない。医療者は、アレルギー反応を抑える治療にのみ関心がいきがちだが、アレルギーをもつ人とその家族の心理的な負担についても十分な理解とケアが必要だ。
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2023/05/25 岡崎研究所アサド政権が勝利を確実なものとしつつあるシリアを、イラン大統領が訪問した。制裁を受けるイランにとってシリアの復興需要は欠かせず、また外交戦略的にもシリアへの影響力維持は死活問題だ。
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2023/05/24 佐藤俊介ウクライナのゼレンスキー大統領が電撃的に出席し、同国へのF16戦闘機への供与が事実上決まったG7広島サミットの結果に、ロシアのプーチン政権が狼狽している。ロシアは中国との連携をアピールするが、一層下手に出ざるを得ないのは必至だ。
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2023/05/24 海野素央今回のテーマは、「バイデン、トランプ、デサンティスーーかく戦う」である。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙とワシントン・ポスト紙(共に電子版)は、南部フロリダ州のロン・デサンティス知事が今週、オンラインビデオを通じて、2024年米大統領…
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キーワードから学ぶアメリカ⑤
2023/05/24 西山隆行米国のバイデン大統領と共和党指導部は、債務上限問題をめぐって交渉を繰り広げている。米国債が史上初めてデフォルトになる恐れも示される。今回は、債務上限問題とは何か? なぜ問題が発生するのか? などについて解説する。
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2023/05/24 岡崎研究所4月、米国のサリバン大統領補佐官は演説の中で、市場の力をあまりに軽視した経済観を示し、それはまるで政府が経済を強く規制した1950年代に回帰したかのようであった。米民主党の国際経済政策は、迷走の最中にある。
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2023/05/23 高口康太中国で、お笑い芸人のトークが問題視され、活動休止や罰金にまで追い込まれている。「そんな騒ぐような話だったっけ?」という話題がネットで気づかぬうちに大騒ぎになる。この図式そのものは日本人にもおなじみのものだが、中国ならではの特徴もある。
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2023/05/23 樫山幸夫G7広島サミットは多くのドラマに彩られた。各国首脳が打ちそろって原爆死没者慰霊碑でこうべを垂れ、ゼレンスキー大統領が電撃的に登場して世界の耳目を集めた。形骸化しているなど議論があったサミット。再びかつての輝きを取り戻すか。
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2023/05/23 川口貴久ウクライナでの戦争、イスラム過激派、選挙、感染症等、幅広い分野でシンボルとして出現しつつある「ミーム」。インターネット上でのミームは有害情報の拡散を扇動することもあれば、ユーモアによる有害情報への対抗手段にもなる。その可能性と限界とは。
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2023/05/23 梶田美有企業全体で技術革新やビジネスモデルの変化に対応するには文系人材のリスキリングも欠かせない。 だが、明確な目的がないままに「学び」を提供するだけでは、企業に還元されることはない。
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2023/05/23 岡崎研究所激戦が続くバフムトでの戦いの最中、ロシア軍と傭兵組織ワグネルの対立が深まっている。そもそもロシアにおいて傭兵組織は違法な存在であるが、ウクライナ侵攻の一翼を担うことでその存在感はますます強まっている。プーチンにとっては扱いが難しい存在とな…
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2023/05/22 山本隆三G7サミットで脱炭素へのコミットが宣言されているが、脱炭素が実現した暁には、日本はG7の負け組になる。否、その時にはG7からも脱落しているかもしれない。日本が生き残るためには、私たちは何をしなければいけないのだろうか。
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2023/05/22 西村六善ロシアによるウクライナ侵攻が正統性のための戦争だという指摘が出てている。プーチン大統領は自分の強権統治を国民が問題視しているのを巻き返すため戦争に打って出て、強い勝利者たる地位を確保しようとしている。同じ問題が中国や台湾にもある。
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2023/05/22 泉 英二日本の林政はここ十数年、「林業の成長産業化」路線をひた走っている。「持続可能な森林管理」をベースにした森林法制への転換が不可欠だ。
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2023/05/22 岡崎研究所トランプ時代の記憶や、中国・北朝鮮・ロシアの核の脅威を前に、韓国で米国の「核の傘」に対する不信、そして自前での核武装に対する支持が高まっている。「核の傘」に対する不信は日本にとっても他人事ではない。日米韓での協調が必要だ。
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稲泉連・著『サーカスの子』書評
2023/05/21 島村菜津著者の稲泉連さんの母は、作家・久田恵さんである。稲泉さんが3歳の時、母子家庭となった久田さんは1年後、キグレサーカスの配膳係として母子で1年半を過ごす。各地を転々としながらサーカス団と暮らした頃の記憶のかけらが、執筆の源となった。
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