「世界情勢」の最新記事一覧
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2025/09/10 岡崎研究所ウクライナ戦争へ西側と対露制裁等を行ってきた日本と、中立的立場を維持してきたインドを比較すると、トランプの登場を見れば、日本の判断は誤っていて、インドの方が先見の明があったように見える。実情はどうなのか。
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2025/09/09 岡崎研究所トランプ大統領が行った米露首脳会談、NATO首脳らとの会合は、トランプ大統領が交渉者として最低であり、譲歩の名人であることを示した。もはや、あるべき姿にどれだけ近づけることができるのかというアプローチを取るしかない。
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2025/09/08 岡崎研究所トランプはロシアがウクライナの安全の保証を容認したことを米露首脳会談の成果として説明してきたが、ロシア側は真正面から否定している。この安全の保証に対するロシア側の条件に落とし穴がある。
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2025/09/05 渡邊啓貴欧州委員会のフォンデアライエン委員長を乗せたチャーター機が電波妨害を受けた。ロシアによる欧州への妨害工作はここ数年増えており、今回のその一つであるとされている。EUは強化を強めているが、一筋縄ではいかない側面もある。
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2025/09/05 岡崎研究所イスラエルは軍事力により中東地域を再構成しようとしている。その強引さにアラブ諸国は辟易し、地域の覇権国家となることはできないだろう。米国もその混乱に巻き込まれる恐れがある。
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2025/09/04 岡崎研究所フィリピンのドゥテルテ王朝は終焉の様相を呈していたが、ここ数カ月で窮地を脱した。これによってサラ・ドゥテルテ副大統領が2028年の大統領選挙のトップランナーに躍り出ることになったが、マルコス家との泥試合が続くことを意味する。
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2025/09/03 冷泉彰彦歌舞伎役者の人生、とりわけ芸の道の厳しさを描いた映画『国宝』が大ヒットしている。映画をきっかけに歌舞伎への興味関心が高まることもが期待されるが、具体的にどうしたら良いか。ズバリ即効性があるのは、ネット、とりわけYouTubeの利用だ。
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2025/09/03 岡崎研究所トランプの関税による米印関係の悪化に警鐘を鳴らす論調が増えている。トランプによる急速な米・パキスタン関係の親密化もあり、モディも退かない姿勢を維持。米国の対中戦略やQUADに深刻な影響を及ぼすことが懸念される。
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2025/09/02 岡崎研究所トランプはプーチンが「ウクライナの安全の保証」を容認したとしているが、その中身が重要である。抑止力の再構築を進めるのか、それとも怪しげな平和宣言のためなのか。戦争の「根本原因」を除去しなければロシアによる再侵略は不可避だ。
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2025/09/01 中村繁夫日本のハイテク産業、特にレアメタル・資源開発の観点から、凋落の要因と今後の課題を分析し、巨額投資を梃子に「失われた30年」からの脱却を図るための方策を探る。また、歴史という大地を深く掘り下げれば、現代の世界を動かす法則が見えてくる。198…
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2025/09/01 岡崎研究所トランプ大統領はウクライナに対する「安全の保証」への参加を初めて公的に表明した。ウクライナ・欧州の経費負担によるウクライナへの武器供給が含まれることになるが、如何なる武器がどのような条件で提供されるかが重要になる。
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2025/08/29 岡崎研究所タイとカンボジアの国境紛争は両国の関係が崩壊しただけでなく、ASEANの機能障害がある。中国の関与が求められる向きもあるが、日本は経済を中心に政治や安全保障を含めた対東南アジア関係の再構築が必要となる。
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2025/08/28 長尾 賢インドのモディ首相が8月29~30日に訪日するのを前に、インドが大国として台頭していることが日印関係にどのような可能性をもたらすかの分析も必要である。その期待値と、今必要なことを見ていきたい。
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2025/08/28 岡崎研究所台湾の頼清徳総統が米国経由での中米諸国の歴訪を計画していたが、米国はNY立ち寄りを拒否したと報じられた。「中国の反対によって」とのこと。米国は、台湾に返事をする前に中国の意向を探ったことになり、中国に生殺与奪の権利を与えたということだ。
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2025/08/27 岡崎研究所米露首脳会談が実施されたが、「ウクライナの支配」というプーチンの戦略目標は変わっておらず、それに向けて米国を利用しようとする事態が進展しつつあるように見える。停戦が成立するとしても、これを押しとどめるメカニズムが必要だ。
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2025/08/26 岡崎研究所ロシアの継戦能力に制約を課す上で、ロシアの石油収入を断つことは避けられない課題であり、トランプがロシア石油の大口輸入国であるインドに目を付けたのは間違っていない。しかし、二次制裁の脅迫により実現しようとすることには問題がある。
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2025/08/25 岡崎研究所中国はウクライナ戦争の終結を望んではいるものの、曖昧な態度を取り続けている。それは中国、ロシア、米国、そして欧州の大国間の対立をさらに深めてしまった。もはや、ウクライナ戦争の仲介役を中国に求めてはならない。
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2025/08/22 渡邊啓貴米国のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談に続いて、EUおよびNATO首脳との会談が和やかな雰囲気で行われたのは、米国やウクライナ、欧州各国の焦りでもある。事態は依然として厳しく、五里霧中のジレンマはまだまだ続きそうだ。
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2025/08/22 岡崎研究所台湾海峡の平和を維持するを難しくしているのが「グレーゾーン」の位置づけだ。武力行使であなくても不法な行為として、対応できるかが明暗を分ける。実はこの分かれ目は、台湾は中国の一部かどうかである。
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2025/08/21 熊谷 徹ワシントンで開かれたウクライナのゼレンスキー大統領と米国のトランプ大統領、さらに欧州からの7人の指導者たちによる首脳会議は、ウクライナ和平へ向けて欧米が最初の一歩を記した。ウクライナ平和維持軍をめぐり、欧州諸国の責任と負担は一段と増す。
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