「政治・経済」の最新記事一覧
-
2019/07/05 岡崎研究所米国とイランの対立は、なかなか出口が見えない様相となっている。双方とも戦争を望んではいないが、危険なチキンゲームのようだ。偶発的事態や誤算から武力衝突に至る可能性は高まり続けている。日本は欧州と協力して米国に方向転換を迫るべきであろう 。
-
2019/07/04 岡崎研究所シンガポールでの米朝首脳会談から1年が経つ。トランプ政権の北朝鮮外交は解決への道筋が見えないまま膠着状態に陥った。唯一動いているのは金正恩とトランプの間の親書のやり取り。金正恩の出方をもう少し見極めるのが良策であろう。
-
米中2国間取引には限界がある
2019/07/03 岡崎研究所米中貿易戦争で米中が報復関税をかけ合いしている中、米国は欧州と足並みを揃え、日本に連携を拡大すべきだとする主張が米国内で出てきている。最近、欧州が経済、政治など中国のリスクに覚醒してきた。日米欧の継続的な対話が重要である 。
-
2019/07/02 樫山幸夫トランプ米大統領と金正恩・朝鮮労働党委員長による板門店での〝サプライズ会談〟は、またしても世界を驚かせた。トランプ氏は〝政治ショー〟の天才かもしれない。肝心の会談の内容については、厳しい評価が少なくない。
-
2019/07/02 川瀬剛志我が国が議長国として初めて迎えるG20大阪サミットが幕を閉じた。国際通商システムの立て直しが急務であるところ、WTO改革が一つの焦点となっていた。一定の成果が見られた一方、国際通商システムを取り巻く状況解決に向けては若干物足りない結果とな…
-
法務省の告示改正で単純労働も就職解禁
2019/07/02 加藤久和就労目的で来日する「名ばかり留学生」が問題視される中、5月末に大卒留学生の就職の門戸が大きく開いた。留学生はサービス業や製造業にも就けるようになり、家族も帯同できる。なし崩し的に進む移民政策に警鐘を鳴らす。
-
中国の侵略的行為に国際世論喚起を
2019/07/02 岡崎研究所南シナ海で中国の漁船が投錨していたフィリピンの木造漁船に体当たりして沈没させた。中国の侵略的行動にフィリピン外務省は抗議したものの、力で対峙するよう求めるのは無理な相談。試みるべきは国際世論を喚起することである。
-
2019/07/01 斎藤 彰タンカー攻撃、米軍無人機撃墜とイラン側の挑発が続く中で、トランプ大統領の対応が揺れ動いている。果たしてアメリカは、かつての対イラク戦争のようにイランへの本格的な軍事行動に踏み切れるのか―。米専門家の多くの見方は否定的だ。背景には、対イラク…
-
2019/07/01 岡崎研究所米国のインド太平洋戦略は、中国の攻撃性を抑止するためにある。対中競争政策は、米中が衝突するためではなく、衝突を回避するためであるという。問題となるのは、中国の攻撃的な振る舞いと長期戦略に基づく影響力の世界的拡大である。
-
2019/06/29 樋泉克夫これまで日本はロシア(ソ連)から何回煮え湯を飲まされてきたことか。その原因は、いったい、どの辺りにあるのか。明治時代の手記から読み解く。
-
2019/06/28 岡崎研究所香港では、3月に行政長官が提案した「逃亡犯条例」改正案を巡り、住民の反対運動が高まった。長官は改正を無期限延期するとしたが、中国政府による香港の1国2制度を有名無実化する長期的方針には変化がないと見るべきであろう。
-
2019/06/27 樫山幸夫ここ1カ月で2回目となる日米首脳会談を前に、気になるニュースが伝えられた。トランプ米大統領が私的な席で、日米安全保障条約の破棄に言及したという。日本政府は波紋が広がらないよう〝火消し〟に大わらわだ。しかし、大統領は、安倍首相との〝信頼関係…
-
2019/06/27 永井隆ルノーとのせめぎ合いを経て、株主総会で統治改革に関わる定款変更が可決された日産自動車。しかし、経営の独立性を確保したい日産と、日産を経営統合したいルノーとの攻防は、これから激化していくのは間違いない。この先、どこへ向かっていくのか。
-
2019/06/27 海野素央今回のテーマは、「『タリフマン(関税男)』トランプの思惑」です。ドナルド・トランプ米大統領は、メディアからタリフマンと揶揄されています。
-
2019/06/27 岡崎研究所台湾の蔡英文総統が総裁選の予備選で、劣勢をひっくり返し勝利を収めた。中国の圧力が強まる中で、米国との関係を着々と強化してきた成果や、対中姿勢を明確にしたことが評価された。ただ、総統選は弱点である内政も争点となってくる。
-
2019/06/26 野嶋 剛G20に合わせて、香港政府と中国政府にプレッシャーをかけると同時に、習近平氏も参加するG20の場で香港問題が取り上げられる可能性に賭け、「香港人はまだ安心できていない」ことをアピールしたい構えだ。
-
環境政策が最重要課題に
2019/06/26 岡崎研究所欧州議会選挙で、環境派の緑の党が欧州の三大経済国で勝利した。この躍進により、環境問題は単なる健康、社会、経済問題にとどまらず、政治問題にもなった。どこまで続き、どこまで行くのか、注意深くフォローしていく必要がある。
-
フロリダの再出馬会場を突撃取材
2019/06/25 海野素央ドナルド・トランプ米大統領は6月18日、南部フロリダ州オーランドにある全米プロバスケットボール協会のチーム「オーランド・マジック」のアリーナ「アムウエイ・センター(収容人数2万人)」で、再選出馬を正式に表明しました。20年11月3日の投票…
-
2019/06/25 岡崎研究所インド総選挙で勝利をおさめたモディ首相は、ジャイシャンカル前外務次官を外相に任命した。新外相はかつて日本に勤務した経験があり、夫人は日本人と、日本との関係も深い。モディ首相はインド太平洋を重視する政策を掲げており、日本にとって心強い。 …
-
2019/06/24 斎藤 彰トランプ大統領が就任以来、国民向けに約束してきた道路、港湾、空港などの大規模インフラ整備計画が、ここにきて頓挫している。数兆ドル規模の巨額インフラ投資が実施されれば、日本はじめ外国企業もそのおこぼれにあずかれるはずだったのだが……一体何が…
|
|
|
