「政治・経済」の最新記事一覧
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2024/05/24 岡崎研究所
中国は南シナ海の大部分の領有権を主張し、ここ数カ月、フィリピンによる物資輸送を阻止する動きを強めている。両国の緊張激化の震源地となっており、世界で最も熱い争いが繰り広げられている海域と言える。
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2024/05/23 原田 泰
シャープがテレビ用の液晶パネル生産からの撤退を決めた。累積赤字は1.9兆円に及ぶ。かつて世界を席巻した日本の半導体も凋落し、政府は支援している。最先端らしいところで負けると、すぐさま、補助金を投入して生産になるのだが、正しい政策だろうか。
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2024/05/23 岡崎研究所
米国の中国に対する強硬論に対し「緊張を煽る」「リスクを高める」と批判するのは、転倒した議論である。危機を避ける最も良い方法は、つけ入る隙を与えない備えをすることである。
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2024/05/22 中岡 茂
市場においては、高く売れるものを精力的に生産し、販売することが経済活動の定石と言えるが、国有林事業においてはそうもいかない現実もある。現場作業員や変化を望まない役所、優遇措置を受けている地元業者と、さまざまな障害がある。
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2024/05/22 WEDGE編集部
国内の産業にまつわる問題を提起する人気記事の中から、<建設業>をテーマにした6本を編集部が厳選してお届けします。
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2024/05/22 滝田洋一
5月号掲載の(前編)では「失われた30年」と称される長期停滞の裏側を提示した。(後編)では暗く長いトンネルを出つつある日本が採るべき戦略を探る。
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2024/05/22 岡崎研究所
ジョージアは、ロシアと同様の「外国の代理人」を取り締まる法案を可決し、首都トビリシでは抗議運動が大規模なデモに発展している。ウクライナ戦争とその先の地域情勢を考えると、ジョージアは要注目国であり、ロシアが介入を強めている。
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2024/05/21 岡崎研究所
米国議会下院が可決したウクライナに610億ドルの軍事・財政援助は一時的な猶予を与えるものに過ぎない。重要なことは、ウクライナが新たに到着する武器弾薬をどのように賢明に使うかにある。当面の戦略は、防御を強固にすることによる現状維持であろう。
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2024/05/20 岡崎研究所
ドイツのショルツ首相の2 回目の訪問は、地方訪問、閣僚同行、経済人同行を伴う本格的訪問であったが、成果は極めて乏しかった。中国側の態度は硬く、ドイツの主たる関心は中国との経済関係の維持・拡大にあるということが改めて浮き彫りになった。
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2024/05/19 海野素央
トランプ前大統領は、これまで幾度か人工妊娠中絶問題に対する立場を変えてきた。なぜなのか。また、バイデン米大統領は、中絶問題でどのような議論をして有権者の支持を獲得しようとしているのか。今回は争点として、選挙を左右するであろう人工妊娠中絶の…
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2024/05/18 與那覇 潤
過去を振り返る営みを〝忘却した〟時代ともいえる平成。失われた「憂う」「惜しむ」「悔やむ」感情を回復するためにも、歴史を取り戻す試みが必要だ。
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2024/05/17 熊野孝文
堂島取引所がコメ先物取引本上場を申請し、順調にいけば8月にはスタートする。2021年8月に10年にわたって続けられた試験上場が「否認可」されてからわずか2年半での動き。農業界の意識転換はコメ産業を変えられるのか。
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2024/05/17 岡崎研究所
台湾の頼清徳次期総統は国家安全保障チームの人事を発表した。蔡英文政権下で米国の対中政策に関与してきた人物が多く含まれている。頼清徳自身は蔡英文現総統の対米、対中路線を踏襲することを明確にしている。
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2024/05/16 大西康雄
3月の全国人民代表大会「政治報告」で、習近平政権は内需拡大よりも「現代化産業体系」の構築推進、「科学教育興国戦略」と「質の高い発展」の基盤固めをよりも優先した。中国はどのようにして科学技術イノベーションを実現しようとしているのか。
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2024/05/16 岡崎研究所
イスラエルとその後ろ盾の米国とイランとの緊張対立が今回のイランのイスラエルに対する報復で高まっている。さらに高まるならば、これまで極力、巻き込まれないようにして来たペルシャ湾岸のアラブ産油国もどちらに与するか選択を迫られるであろう。
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2024/05/15 宮本 弘曉
2024年の春闘で、連合は賃上げ率を全体で5.2%、中小企業でも4.75%に達すると見込んでいる。これで「賃金と物価の好循環」とも指摘されているが、果たしてそうなのか。賃上げの“指標”ともされている春闘を今一度検証してみたい。
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2024/05/15 WEDGE編集部
戦後の木材需要により多くの木々が植えられ、育てられてきた日本。森林大国の日本における林業は、今後どのように発展していくべきなのだろうか。
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2024/05/15 岡崎研究所
ヨーロッパにおいて中国の諜報活動に関する記事が増えている。これに対し中国は、①中国のスパイ脅威論は全くのでっち上げだ、②スパイ・リスクを利用した反中政治工作はやめるよう希望すると反論しているが、その白々しさが対中不信を増幅させている。
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