2024年5月5日(日)

ビジネススキルを活かして楽しむ脱力系子育てのススメ

2017年3月22日

 ポイントは先に整理を行うことです。

 やるべきタスクが今いくつあるのかを列挙し、一緒に確認する。

 そして何から手を付けたいか、本人に問いかけて選ばせてあげる。

 選択したものを実行に移させる。という手順を意識してみましょう。

 「まずどれをやったら良さそう?自分で選んでいいよ。」

 「理科の暗記ね。たしかに早くやってしまいたいね。」

 選択を確認したら、それに対してOKサインを出します。そして、

 「よし選んだら早速やりましょう!がんばって!」と行動を促します。

 完了したら、「自分で決めたことができると気持ちいいね」と、できたことを認め、本人の達成感に対して共感の言葉を渡します。

 自分が選んだものをすぐに自分で取り組むことができた。

 これは十分に能動的な学習です。

 タスクの消化でアップアップになっていたり、指示待ち族に陥りかけている部下がいるなら、同じように整理⇒選択⇒行動の促し⇒達成を認め共感する

 の関わりをしてみてください。

 やるべきことを間に合わせながら、自信の種を植えていくことができるでしょう。

 山本五十六の名言があります。

 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
  ほめてやらねば、人は動かじ。
  話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
  やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

 まさに至言ですね。

 次回は、今回植えた自信の種をどう育てていくのか。「自信を強化する」方法についてご紹介したいと思います。

 お楽しみに。

  
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