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2023/12/14 岡崎研究所米国と中国という二つの超大国関係は困難を伴うが、米国の優位性に異論はない。しかし、日本をはじめ中国に近接し国にとっては、自己主張の強い、腕力で周辺諸国をねじ伏せようとする習近平政権下の中国の拡張政策を抑止することが出来るだろうか。
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オランダのクリンゲンダール研究所の報告を読み解く
2023/12/13 西村六善ロシアは一体どういう国になるのか? 世界にどういう衝撃が走るのか? オランダの国際的な研究所で多数の専門家が数次にわたりワークショップ等を開催し、多面的にロシアの近未来の姿に追った。そして報告書をまとめた。
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2023/12/13 岡崎研究所ガザのニュースが米国の若い世代に大きな影響を与えている一つの理由は、彼らは平和が当たり前の時代に育ったからである。第2次世界大戦後、米国が相対的に世界の平和を築いてきた中での紛争への衝撃は大きい。
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2023/12/12 平野 聡キッシンジャー氏ほど世界的に毀誉褒貶に満ちた人物は多くないが、中国から見れば生存と発展を担保した大恩人ということになる。しかしこの間、果たして米中関係と世界は本当に幸福なものだったのだろうか。
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2023/12/12 岡崎研究所来年の台湾総統選で国民党と台湾民衆党は共闘を目指していたが結局失敗に終わった。これで、与党・民進党の優勢は変わらない。中国で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室は民進党政権の継続を牽制している。
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2023/12/11 斎藤 彰習近平氏はこれからの世界をどうとらえ、中国共産党をどこへ導こうとしているのか――。経済力、軍事力で米国に迫りつつある中国への警戒感が高まる中、欧米では独裁色を強める習近平国家主席の抱く「世界観」論議が活発化しつつある。
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2023/12/11 岡崎研究所100歳で死去したキッシンジャーは米外交に最も影響を与えた人物で、その功罪が数多く論評されている。痛烈な現実政治への傾倒ゆえだ。ただ、国際政治を分析する枠組みとして、現実主義は現在でも有効である。
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2023/12/08 佐藤俊介ウクライナ国防省情報総局長の妻が毒を盛られて重金属中毒に陥った。同国はロシアによる仕業との見方を強めている。ロシアをめぐっては、反体制活動家や元スパイらが毒物の被害を受けている。この手法はレーニン時代に始まったとされ、なぜ、続くのか。
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2023/12/08 岡崎研究所ブラウン新米国統合参謀本部議長が来日し、総理首相、外相、防衛相らと会談し、中国の台湾侵攻の可能性が従来の米国の軍や安全保障組織の幹部の発言からトーンダウンした。これは何を意味するのか。
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2023/12/07 田中実香港では2023年12月10日に区議会選挙が開催される。区議会議員選挙は香港で最も民意を反映しやすい選挙と言われているが、選挙制度改革により、事実上、親中派内だけで戦う選挙となった。関心は低下していると言われているが、香港市民の声は?
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2023/12/07 岡崎研究所ウクライナはロシアと膠着状態にあり、突破口もありそうにない。プーチンは長期戦に備えているが、これは外部からの供与と支持に依存しているウクライナにとって現実的な危険である。米国としてはできるだけの支援をするべきだろう。
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2023/12/06 久末亮一20世紀後半の国際関係に足跡を残したキッシンジャーが死去した。彼の業績の一つは極秘訪中を経て、米中国交正常化への道筋をつけたことで、中国からは「老朋友」(古き良き友)と遇された。ただ、その事績については、毀誉褒貶が付きまとう。
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2023/12/06 岡崎研究所ヨルダンは、国内に多くのパレスチナ人が居住しているほか、ヨルダン川の西岸はパレスチナ国家の領土となることが想定されている。そんな同国のアブドッラー国王がパレスチナ問題は二国家解決以外の解決策はないと確信している。
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2023/12/05 樫山幸夫わが国において故キッシンジャー米元国務長官を語るとき、忘れられないのは、1971年に日本の頭越しに行われた米中接近での電撃訪中だ。氏の死去を機会に、キッシンジャー外交から日本が得た教訓に思いを致し、自省してみるのも悪くない。
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2023/12/05 山崎文明LINEヤフーが利用者情報を含む個人情報40万件が流出したと発表した。2021年にも業務委託先の中国の関連会社の従業員が国内の個人情報データにアクセス可能な状態だった。LINEはすでに日本の通信インフラと言え、安全管理措置の徹底が求められ…
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2023/12/05 岡崎研究所中国の核増強について、米国の核専門家の中でも、核増強すべきと、抑制的に対応すべきとの立場がある。中国の核ドクトリンが90年代から積極的、攻撃的なものに変化してきており、それを踏まえた対応が必要だ。
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〈鼎談〉新領域安全保障
2023/12/04 大城慶吾,木寅雄斗技術革新やウクライナ戦争の戦訓を背景に、サイバー・宇宙・無人兵器といった「新領域」の重要性は増す一方だ。一方で国内法・国際法の議論は、そうした戦場の現実にはまったく追いつけていない。
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2023/12/04 岡崎研究所イスラエルに対し、イランはガザでの戦闘を終わらせなければ、黙っていられないと牽制していたが、徐々に「言うだけ番長」であることがわかってきた。米国に対してイスラエルのガザへの侵攻を止めさせるよう求めたのもリスクを減らすためとも言える。
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2023/12/01 青木健太日本郵船が運航する自動車専用船がイエメン北部を実効支配するフーシ派に拿捕された。エネルギー資源の多くを海外に依存する日本にとって影響は大きい。フーシ派による船舶への妨害と背後から支援しているといわれるイランが発する警告に注目したい。
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2023/12/01 宮下洋一ハマスがイスラエルを襲撃して以降、ユダヤとイスラム両教徒の人口が欧州で最も多いフランスでは、さまざまなデモ活動が繰り広げられてきた。なぜフランス人は、この問題に敏感に反応するのか。パリ市内の異なるデモに参加してみた。
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