WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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2019/02/16 樋泉克夫今回のタイ総選挙は、わが国メディアの常套句でもある「軍政延長か、民主化か」とか「民主主義の後退」などの“情緒的視点”では捉えられない問題を孕んでいるように思える。
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―わが言を聞け、猥なり。わが行いを見よ、正し-
2019/02/09 風樹茂海外で仕事をすると必ず、フィリピンの同僚を得る。英語を話し、そこそこ仕事もでき、性格も悪くなく、給与も日本人ほど高くはない。だから日本企業はこぞって彼らを雇う。ベネズエラにいたときもそうだ。ちょうどドゥテルテ大統領の政権が始まったころで、…
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2019/02/08 樫山幸夫政治ショーの〝第2幕〟はベトナムが舞台になるという。トランプ大統領が5日(日本時間6日)の一般教書演説で、北朝鮮の金正恩委員長との第2回会談を今月27、28の両日、ベトナムで行うことを明らかにした。〝観客〟を失望させた〝第1幕〟から進展し…
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2019/02/06 矢沢彰悟日本のスポーツで広く展開されている最低限の能力取得や弱点を克服させる“完璧主義”の育成。スペインでは、苦手部分には目を向けず、長所を伸ばすことに重きが置かれる。長所を伸ばすことに集中することは個人の才能を開花させるのにつながるものの、各々…
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2019/02/01 和田大樹1月15日にアフリカ東部ケニアの首都ナイロビで起きたテロ事件で、幸いにも邦人の被害はなかった。しかし、敷地内のオフィスビルには複数の日系企業が入っており、日系企業の駐在員の人々は銃声を聞いて慌てて逃げたという。個人や企業が取るべきテロ対策…
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2019/02/01 樫山幸夫一部世論調査では支持率に何ら変化はみられず、シャットダウン前と同じ水準をたもっているという。混乱の影響などどこ吹く風といった体というからびっくりする。取りざたされている弾劾など実際は現実味に乏しいとみられ、次期大統領選で再選濃厚との見方す…
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2019/01/25 樫山幸夫領土問題で進展がなかったことには大いに失望した。国益を損なう安易な妥協が避けられたことには安堵した。今月22日、モスクワで行われた安倍首相とプーチン大統領との会談は、北方領土問題に関して、現状の打開をもたらすには至らなかった。日本側が「2…
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東京大学大学院・阿古智子准教授インタビュー 中国人留学生たちは、今③
2019/01/19 山口亮子外国人留学生の4割を占める中国人。東京大学大学院総合文化研究科准教授の阿古智子さんは、日本への留学理由と、留学後の就職や出国、帰国などの選択肢が多様化していると指摘する。国が「留学生30万人計画」を掲げる中、受け入れ現場の負担に配慮が必要…
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デトロイトからの報告
2019/01/17 中西 享『モーターシティー』で知られる」でデトロイトで毎年1月に開催されている北米国際自動車ショーが14日に開幕、報道陣に公開された。世界中から約5千人のメディアが集まり米国、欧州、中国、韓国、日本、インドなどの自動車メーカーが最新のモデルなど約…
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東京大学大学院・川島博之准教授インタビュー 中国人留学生たちは、今②
2019/01/17 山口亮子外国人留学生の4割を占める中国人。東京大学大学院農学生命科学研究科准教授の川島博之さんは、本格的な受け入れがされるようになった40年間で、質は下がり続けていると指摘する。日本に対する関心の低い「ジャパン・パッシング」が、中国人学生だけでな…
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2019/01/16 佐々木伸トランプ米大統領にロシア関連で新たな2つの疑惑が浮上した。1つは大統領がロシアに内通していたという“スパイ“疑惑。もう1つはプーチン大統領との会談メモを通訳から取り上げるなどした「隠ぺい」疑惑だ。メキシコ国境の壁建設予算をめぐって野党と全…
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中国人留学生たちは、今①
2019/01/16 山口亮子中国人留学生の受け入れは、日中国交回復の翌年の1973年から始まり、78年の日中平和友好条約締結後に本格化した。40年の間に、留学生の層や来日目的はどう変化したのか。3回のシリーズで探る。
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2019/01/11 矢沢彰悟私はスペインのカタルーニャ州バルセロナ在住のサッカー指導者だ。こちらに来て4年となる今シーズンはUD Unificación Bellvitgeという地元社会人チーム(スペイン6部リーグ所属)でコーチを務めながら、スペインの監督ライセンス…
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2018/12/27 佐々木伸マティス国防長官の2月辞任をいったんは受け入れたトランプ大統領は長官が辞表の中で大統領を批判したことに激怒、辞任時期を年内に前倒しするという報復に出た。事実上の解任だ。「メディアが長官を英雄視したことに嫉妬した」(専門家)というのが大きな…
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国防は経済に優先する
2018/12/21 國分俊史2018年、米国は中国による情報抜き取りへの警戒感をあらわにし、中国企業を名指しで自国市場から排除した。米国と同盟国の矢継ぎ早の動きを見ると、経済への悪影響による政策の「ゆり戻し」は起きそうにない。
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米中5G戦争――通信速度「100倍」が生み出す世界
2018/12/20 尾崎史生通信速度が現行の4G携帯電話と比べて100倍になるとも言われる5G。自動運転や遠隔医療など単なる通信を超えた社会基盤になる可能性がある。米中で主導権争いが始まっているが、日本勢の影が薄い。
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2018/12/18 佐々木伸トランプ大統領は今週末からクリスマス休暇のため、フロリダ州パームビーチにある別荘「マール・ア・ラーゴ」に移る。例によってゴルフ三昧の日々を送る計画だが、議会下院で野党民主党が多数派を握る中、ロシアゲートや不倫疑惑の捜査がヒシヒシと迫ってい…
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2018/12/18 飯塚恵子英国の欧州連合(EU)離脱、いわゆる「ブレグジット」をめぐる政治は、主に英側での三つの「混迷」が複雑に絡んだ結果の行き詰まりである。特に、メイ英首相の宰相としての力量は、混迷の深まりに大きく関係している。英国政治の低迷がドラマチックに露呈…
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トップの天下りは慣行、実績に拘り、公共性の毀損
2018/12/14 朴承珉ソウル市内のKT(通信会社)阿峴支社の地下通信溝で火災が発生し、ソウル警察庁管轄の4つの警察署の通信網が断たれ、110番システムもまともに稼動できなかった。民営化の以降、KTは公共性を損なって収益の最大化を追求し、コスト削減がすべての経営…
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冷戦後の核秩序の再構築に乗り出した米ロ
2018/12/12 秋元千明米国とロシアはINF条約を破棄し、冷戦後に築いてきた核の秩序の再構築に乗り出そうとしている。背景にはNATO東方拡大と核兵器の拡散、さらには中国の軍事大国化など、世界の戦略環境の変化がある。中距離核兵器を再度保有したいという思惑は、実は米…
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