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2023/09/16 勝股秀通防衛力の抜本的強化のためには「ヒト」に関する議論が欠かせない。自衛隊が本来の任務を全うできなくなる前に、真剣に向き合うべきだ。
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2023/07/04 勝股秀通ロシアのウクライナ侵略を目の当たりにし、自衛隊に「継戦能力」がなければ、国民を守れないという危機感が高まった。継戦能力確保には、弱体化した国内の防衛産業を立て直すしかなく、友好国への輸出に道を拓くことができるかが、その試金石となる。
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2023/05/31 勝股秀通G7サミットで、「核兵器の使用の威嚇、いかなる使用も許されない」と強調された。だがこれは、侵略を続けるロシアへのメッセージであり、日本にとっては、核兵器を保有し、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮へこそが必要だったのではないだろうか。
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2023/04/28 勝股秀通アフリカ北東部のスーダンでの内紛に対し、日本政府は海賊対処活動の拠点を置くアフリカ東部のジブチに自衛隊機を派遣し、在留邦人58人の退避に成功した。無事で何よりと思うと同時に、今回の退避作戦を検証しながら、在外邦人保護の課題を指摘したい。
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2023/04/18 勝股秀通海上自衛隊の元1等海佐(懲戒免職)が、安全保障に関わる機密情報「特定秘密」を漏洩したとされる事件は、戦後最悪という現下の厳しい安全保障環境の中で、国防に関する情報の扱い方を見直し、官民問わず情報への感度を高める緊要性を示唆している。
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2023/03/10 勝股秀通岸田政権が進める反撃力保有への道筋は重要な施策だが、反撃力とは別に抑止力強化の手立ても講じる必要がある。それは台湾有事と尖閣有事を回避するため、予見できる限りの場面を想定した訓練を通じて、自衛隊と米軍の連携を強化するしかない。
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2023/02/15 勝股秀通米軍は米東方沖の領海上空で、中国の偵察用とみられる大型気球を撃墜した。中国は「強い不満と抗議」と報復措置を示唆しているが、日本が学ぶべきは、中国の失策をしっかりと見定め、国際世論を味方につけながら自らの主張を実行する行動力だ。
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2022/12/26 勝股秀通防衛力強化に向けた財源問題をめぐって、一部議員や国民から批判が噴出している。戦後の安保政策を転換させる重大事であるにもかかわらず、不協和音が出てくる背景には、国民に向かって心に響く言葉をリーダーが発していないという現実がある。
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2022/10/11 勝股秀通今の日本にとっての脅威とは、中国と北朝鮮の両国が保有、開発する迎撃困難かつ核兵器搭載可能なミサイルにほかならない。広島と長崎に続く第三の被爆地をつくらせないためにも、従来の「専守防衛」という国防の基軸の見直し、再定義することは必須だ。
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2022/09/28 勝股秀通いまだ続くコロナ禍で、私たちは嫌というほど社会、そして言論空間の歪みを目撃してきた。その歪みが増幅される中で、安倍晋三元首相は7月8日、参議院選挙の遊説中に凶弾に倒れ、突然命を奪われてしまった。
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2022/08/24 勝股秀通第3次台湾海峡危機から20年以上が経過し、国境の守りに対する政府の意識が変わったのは確かだ。だが現状で、本当に国民を守ることができるのだろうか。ペロシ訪台に反発する中国の軍事演習、ロシアによるウクライナ侵略から検証する。
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2022/07/19 勝股秀通いまだ続くコロナ禍で、私たちは嫌というほど社会、そして言論空間の歪みを目撃してきた。その歪みが増幅される中で、安倍晋三元首相は7月8日、参議院選挙の遊説中に凶弾に倒れ、突然命を奪われてしまった。
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2022/05/11 勝股秀通ロシアによるウクライナ侵略を目の当たりにし、日本での日米同盟強化への支持はかつてないほど高まっている。そのために私たちは何をしなければならないのか。沖縄の本土復帰半世紀を迎える今こそ、その答えを見つけ出さなければならない。
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2022/04/20 勝股秀通ロシアの無差別攻撃という非道を許してはならないが、ミサイル攻撃や砲爆撃の災禍の中で、ウクライナの人々はどうやって自らの身を守り、助け合っているのか、〝私たち日本人〟はしっかりと見届け、そして自分事として考えなければならない。
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2022/03/03 勝股秀通北京五輪開幕直前の中露首脳会談からロシアによるウクライナ侵攻へと続いた中露の結束強化と核戦力の誇示――。この悪夢に対し、日本はどのような戦略で臨む必要があるのか。それを示すことが本稿の目的である。
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台湾有事は日本有事 もはや他人事ではいられない
2021/11/09 勝股秀通日本が直面している軍事的脅威は戦後最悪レベルにある。もうこれ以上の放置は許されない。
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『尖閣危機』~コロナ敗戦を糧としなければ、必ず領土を失う~(下)
2021/08/25 勝股秀通尖閣危機で目指すべきは、中国に尖閣諸島には指一本触れさせないことだ。そのために、放置してきたグレーな状況を解消するため、現行法制やシステムの問題点を洗い出し、必要な立法措置を講じて、中国に対し日本の意志と能力をはっきりと示すことだ。
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『尖閣危機』~コロナ敗戦を糧としなければ、必ず領土を失う~(中)
2021/08/24 勝股秀通歴史的に見て、詰将棋を見ているように周到かつ緻密な指し手で尖閣奪取を図る中国。対して、時の政権は与野党対立や国内世論分断により意志を示すことができなかった。今の政治からも、日本の主権が侵害され続けているという危機感は伝わってこない。
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『尖閣危機』~コロナ敗戦を糧としなければ、必ず領土を失う~(上)
2021/08/23 勝股秀通いまの日本にとって、新型コロナウイルスを収束させることが喫緊の課題であることはもちろんだが、直面している危機は、それだけではない。東シナ海に浮かぶ沖縄県石垣市の尖閣諸島では、いま何が起き、どのような事態が繰り返されているのか。
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2021/05/12 勝股秀通戦争目的の科学研究を避ける日本学術会議だが、この方針を巡り議論が繰り返された歴史は知られていない。当時を論文に著した徳田八郎衛氏との対談を通じ、デュアルユース(軍民両用)技術研究の重要性を説く。
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