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2021/07/26 岡崎研究所
南アフリカのズマ元大統領は、自宅前で支持者が集まる中、警察に出頭し収監された。ズマの検察や裁判所等との長年の執拗な戦いの当然の帰結であり、法の支配確立の始まりかもしれないが、終わりではない。
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2021/07/23 岡崎研究所
バイデンがプーチンに、16の枢要なインフラのリストを手交し、サイバー攻撃の標的としないことを提案し、両国の専門家間で協議することに合意した。リチャード・ハース(外交問題評議会会長)は、サイバー攻撃を抑制する合意実現への障害を整理している。
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2021/07/22 岡崎研究所
ハンガリー議会は反LGBT+の法案を可決したが、EU加盟国および欧州委員会の強烈な非難に遭遇している。ここでEUが引き下がるようでは鼎の軽重を問われるであろう。
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2021/07/21 岡崎研究所
天安門広場で中国共産党百周年の祝賀行事が行われ、習近平が対外的に極めて強硬な演説を行った。演説は、共産党の学習会で繰り返し学習されることになり、その対外強硬姿勢が党員の頭に刷り込まれ、方針転換がしづらくなる。
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2021/07/20 岡崎研究所
バイデン米大統領がアフガニスタンからの米軍の9月11日の撤退表明後、アフガニスタン情勢が強く懸念されてきた。具体的にはタリバンの勢力拡大で、同国は再びイスラム過激派のタリバンが支配する国際テロの温床化する可能性が現実化している。
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2021/07/19 岡崎研究所
エチオピア内戦で、エチオピア北部のティグライ人反政府勢力が、アフリカ最大の2つの軍隊であるエチオピア軍とエリトリア軍を撃破し、州都メケルを奪還した。中央集権国家を目指すアビィ政権と有力な民族を基盤とする地域政党の対立が深まる懸念がある。
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2021/07/16 岡崎研究所
6月24日、香港の人気のあった新聞、蘋果日報(リンゴ日報)が廃刊になった。国家安全法違反容疑でのJimmy Laiの逮捕と有罪判決、収監、資産凍結、さらに新聞社の資産凍結とその上級役員5人の逮捕があり、新聞の発行が不可能になったからである。
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2021/07/15 岡崎研究所
バイデン政権で民主主義国の外交の再構築に成功したと見られているが、根本的問題は夫々の国、特に米国内の政治経済、とりわけ米国の民主主義の立て直しが必要である。
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2021/07/14 岡崎研究所
6月のフランス地方選で、マクロンの与党「共和国前進」が大敗、ルペンの国民連合が伸び悩み、共和党や社会党といった既存政党が躍進した。本選挙は来年の大統領選の「前哨戦」と位置付けられるが、マクロンにとって今回の敗北はどう響いてくるのか。
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2021/07/13 岡崎研究所
インドがアフリカとの連携を強化しつつある。従来、インド外交はバランサーとして消極的な役割に甘んじていたが、中国の台頭により、能動的な外交へ転換されつつある。アフリカにおいては中国との差異を強調し、存在感を増しつつある。
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2021/07/12 岡崎研究所
黒海を無害通航中の英国海軍の駆逐艦に、ロシア軍の戦闘機と沿岸警備隊の船舶が危険なほど接近するという事件が起きた。前後して独仏首脳からプーチン大統領との会談再開が提案されたが、東欧諸国の反対により延期になっている。
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2021/07/09 岡崎研究所
6月15日、28機に上る人民解放軍機が台湾の防衛識別ラインを越えて、台湾の南西部、東部、南東部に侵入した。これまでの侵入は南西部に限られており、蔡英文政権の反中姿勢に呼応したエスカレーションであると思われる。
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2021/07/08 岡崎研究所
6月16日、ジュネーブで米ロ首脳会談が行われた。しかし、双方がその立場を変えた兆候はなく、これまでの基本的な対立は引き続くことになろう。華々しい成果はなかった首脳会談であった。
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2021/07/07 岡崎研究所
6月17日、北朝鮮の金正恩(労働党総書記)は、北朝鮮は米国との外交と対決の双方の準備をする、と述べた。これは、バイデンが米大統領就任して以来、核交渉再開の用意があると示唆した金正恩の最初の公けの発言である。
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2021/07/06 岡崎研究所
米ロ両国首脳の関心は、核兵器からサイバー兵器へ移りつつある。核兵器が「使えない兵器」(または使いにくい兵器)であるのに対し、サイバー兵器は「使える兵器」(または使いやすい兵器)で、事実使われているからだ。
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2021/07/05 岡崎研究所
トランプ政権下でぎくしゃくした米欧関係だったが、6月の首脳会談を経て関係再構築に成功したようだ。報復関税措置の停止や、「貿易・技術評議会」の設立など、「棘」は抜けつつある。
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2021/07/02 岡崎研究所
英国のコーンウォールで行われたG7サミットの最も基本的なメッセージは「西側は帰ってきた」ということであろう。首脳声明では中国の人権問題や台湾海峡などに触れた。またワクチン供与など途上国への政策にも言及し、西側の帰還を世界に強く示した。
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2021/07/01 岡崎研究所
米軍撤退後のアフガニスタンではタリバンの政権獲得は時間の問題だ。問題はその後、「パキスタンのタリバン」が、どのような振る舞いをするかである。アフガンでの成功に触発されて、パキスタンでテロ攻撃を行う可能性もある。
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2021/06/30 岡崎研究所
バイデン大統領の初外遊での最初の首脳会談の相手はジョンション英首相だった。トランプ政権で壊された同盟関係の修復を象徴する動きだが、一方で他の欧州諸国と比べると比較的小さいとはいえ、対中姿勢に温度差が見えるのも事実である。
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2021/06/29 岡崎研究所
モスクワの裁判所は、プーチン政権の腐敗を追及する反政府指導者アレクセイ・ナヴァリヌイ氏が率いる組織「ナヴァリヌイ本部」や「反腐敗財団(FBK)」を「過激派」と認定し非合法化した。これらはプーチンの時代が黄昏を迎えてきている一つの証拠である。
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