「wedge」の最新記事一覧
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2025/08/28 池上重輔ジャングリア沖縄は、沖縄本島北部というこれまでの沖縄における主要観光地とは異なる場所に位置し、その推進体制、事業規模や資金調達の特性から、沖縄観光の新たな起点となることが期待されている。訪問した体験から課題と可能性を考察する。
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2025/08/28 吉永ケンジ李在明大統領は光復節80周年にあわせて、「国民任命式」を行い開かれた政府をアピールした。その一方で非常事態の閣議を開催、戦時指揮所を視察するなど国防を重視する姿勢を見せている。
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2025/08/28 岡崎研究所台湾の頼清徳総統が米国経由での中米諸国の歴訪を計画していたが、米国はNY立ち寄りを拒否したと報じられた。「中国の反対によって」とのこと。米国は、台湾に返事をする前に中国の意向を探ったことになり、中国に生殺与奪の権利を与えたということだ。
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2025/08/27 山本隆三脱炭素、脱石炭運動が石炭消費を止めると思われたが、生成AIを支えるデータセンター用の電力供給がクローズアップされ、中国、インドで石炭火力が増設された。石炭消費量は昨年過去最高。石炭消費の減少はいつ始まるのか。
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2025/08/27 田中充高校野球のアルプススタンドでの各校による特色ある応援は「夏の風物詩」でもあるが、全国各地から甲子園へ駆けつける費用が重くのしかかる現実がある。国内最大級のスポーツのメガイベントでありながら、なぜ、高校側は苦しいのか。
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ASEAN駐在マネジメントに求められるM&A戦略の理解と実践(4)
2025/08/27 桂木麻也これまで三部作で積み上げた理論は、いずれも「正しく買う力」とは何かを解説している。だが、M&Aは「買った瞬間」で勝敗が決まるわけではない。むしろ、そこから歴史が始まる。買収先をどう経営し、いかに企業価値を高めていくか。これがPMI(Pos…
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2025/08/27 三原 岳皆で支え合う国民皆保険は、どこかを削れば誰かに負担を求めることになる。助け合いの精神が基となり生まれた医療保険制度の歴史をひもとく。
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2025/08/27 岡崎研究所米露首脳会談が実施されたが、「ウクライナの支配」というプーチンの戦略目標は変わっておらず、それに向けて米国を利用しようとする事態が進展しつつあるように見える。停戦が成立するとしても、これを押しとどめるメカニズムが必要だ。
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2025/08/26 斎藤 彰米国のリンドン・B・ジョンソン大統領が1967年に「偉大なる社会」実現の一環としてスタートさせた公営ラジオ放送と公営テレビ放送が、皮肉にも「米国を再び偉大に」(MAGA)のスローガンを掲げたトランプ大統領の独断で閉鎖の危機に追い込まれてい…
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2025/08/26 吉永ケンジ韓国の李在明大統領が来日し、石破茂首相と会談した。これまでにない日韓関係の滑り出し。日韓メディアは、李大統領が掲げる「実用主義」の発露と見ているようだが、韓国が軍事力を活用して国際社会での立場を高めたことに起因する「余裕」ではないか。
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2025/08/26 河村小百合超長期国債が消化し切れない中、財務省は短期債増発に動いた。これはデフォルト国家の行動に重なる。民意が減税を求める中で、財政規律とのバランスをどう取るのか、待ったなしの課題だ。
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2025/08/26 岡崎研究所ロシアの継戦能力に制約を課す上で、ロシアの石油収入を断つことは避けられない課題であり、トランプがロシア石油の大口輸入国であるインドに目を付けたのは間違っていない。しかし、二次制裁の脅迫により実現しようとすることには問題がある。
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2025/08/25 福地亜希相互関税によるASEAN経済への影響を概観するとともに、発足から10年の節目を迎えたASEAN経済共同体(AEC)のさらなる経済統合の深化に向けた今後の戦略や、日本企業の連携余地などについても考えてみたい。
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2025/08/25 服部倫卓トランプ大統領のサーカス外交が思わぬ成果をもたらし、ロシア・ウクライナ戦争が早期に終結に向かう可能性は、あるのだろうか? 結論から言えば、筆者はあまり楽観的にはなれない。
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2025/08/25 梶 光一クマ出没の報道が連日のようになされ、人の生活圏への出没が異状現象ではなく、もはや日常となっている。背景として、餌の凶作が挙げられているが、注目すべきはクマの数が増えていることだ。今、私たちは何をすべきなのか。
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2025/08/25 中島章隆戦争が起きようとしていた時に、プロ野球が幕を開けた。軍部からの圧力がかかる中、存続に奮闘し、多くのファンが足を運び続けた。戦時下でささやかな抵抗を試みた人々の話を書き残すことは、二度と繰り返してはならない戦争を語り継いでいくことになる。
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2025/08/25 出井康博参院選で争点化した外国人問題。極端な「排外主義」に陥ってはならない。しかしその原因を直視せず、「多文化共生」というスローガンを唱えるだけでは問題は解決しない。
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2025/08/25 岡崎研究所中国はウクライナ戦争の終結を望んではいるものの、曖昧な態度を取り続けている。それは中国、ロシア、米国、そして欧州の大国間の対立をさらに深めてしまった。もはや、ウクライナ戦争の仲介役を中国に求めてはならない。
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2025/08/24 藤原章生戦争が怖いのは、兵が殺人や蹂躙を強いられるから、だけではない。国内でも兵営に入った途端、大の大人が自我、人間性を押しつぶされるところにある。そんな兵の現実を描いた日本映画に『真空地帯』(1952年公開)がある。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第13回
2025/08/24 高野凌3月10日。プエルトモントのホステルの女将エリーは「地元名産のチリ・サーモンが中国人の買い占めでどんどん値上がりして上等のサーモンが買えなくなった。銅もワインも何もかも中国はチリの最大のお得意様だから誰も文句は言えない」と嘆いた。
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