「wedge」の最新記事一覧
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2022/01/07 小黒一正少子高齢化の進展や厳しい財政事情の中、老後の生活保障を担う公的年金の機能が縮小する方向にある。金融庁が19年に公表した報告書いわゆる「老後2000万円足りない」という問題で、2年超も経過したのに、本質的な議論は深まっていないのではないか。
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2022/01/07 岡崎研究所米国はまだ世界最強の国であるが、相対的にその力が落ちていることは否めない。国際的なルールに基づく秩序は、法の支配を重視する民主主義体制と親和性がある。法治より人治の習近平政権、ますます独裁化するプーチン政権とは、相容れていない。
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インド国防参謀長の事故死で遅延か
2022/01/06 長尾 賢2022年、日本の安全保障にとって大きな課題になるのは「敵基地攻撃能力」の保有だが、実は日本以外にも獲得に向けて動いている国は多い。その中の一つインドで、21年12月8日に大きなニュースがあった。
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2022/01/06 新田日明那須川天心のRIZINラストマッチはいい意味で〝課題〟も残した一戦となった。今年6月に実現した「K―1のカリスマ」武尊との一戦への交渉のため、大みそかの対戦カードは難航。五味隆典との試合は拳から格闘技の厳しさを教えられる結果となった。
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2022/01/06 岡崎研究所マクロンはEU議長国としての抱負と構想を述べたが、あたかもフランス大統領再選へ向けての決意表明のような印象を与えるものであった。これにドイツ他、EU加盟国が受け入れるかは疑問である。
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2022/01/05 山本隆三米国、欧州連合(EU)、カナダ、英国、日本などの主要国が、2050年に温室効果ガス実質排出量ゼロを宣言している。実現のため各国が注力しているのは、電源の脱炭素化と水素の利用だ。
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日常から国家まで 今日はあなたが狙われる
2022/01/05 ハイム・トメル組織にとってのリスクを洗い出し、事前にリスクを排除する。セキュリティー先進国・イスラエルが重視する積極的な防衛策とは。
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マルマン
2022/01/05 磯山友幸「図案スケッチブック」。誕生して60年以上、支持される背景には創業以来のカスタマー・ファーストの精神が根付いている。
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2022/01/04 冷泉彰彦2022年が幕を開け、今日から仕事始めという読者も多いだろう。新年初めの本連載は日本の「働き方改革」の議論の中で話題になることが少ない米国人の「働き方」について見ていきたい。
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溝口敦のさらばリーマン
2022/01/04 溝口 敦コロナ禍で先を見通せない経営環境が続き、多くの人が〝選択〟に迫られている。月刊誌『Wedge』の人気連載「溝口敦のさらばリーマン」から、アパレル、印刷業界を経て銭湯経営へと進んだ起業家の決断へのストーリーを紹介します。
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東京工業高等専門学校(東京都)
2022/01/03 堀川晃菜情報アクセスへの不平等さ――視覚障害者の声は、これだけ情報通信技術が発達した国の日常にある盲点を浮き彫りにする。「点字」に対し、点字以外の文字は「墨字」と呼ばれる。墨字の情報はあらゆる媒体、あらゆるレイアウトで身の回りに溢れている。だが、…
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破裂寸前の国家財政 それでもバラマキ続けるのか
2022/01/03 WEDGE編集部「財政破綻」への警鐘が、〝狼少年〟扱いされ、MMTのような〝極論〟まで脚光浴びる昨今。だが、本当に財政破綻が起きたらどうなるのか。近未来の世界を漫画で描いた。
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2022/01/02 吉田哲新型コロナウイルスは、生活の新常態を生み出している。勤め人を辞め、自ら事業を立ち上げ社会の荒波にもまれてきた「さらばリーマン」たちは、どのように風を読み、乗ろうとしているのだろうか。
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2022/01/02 宮下洋一フランスの人気政治評論家、エリック・ゼムール氏(63歳)が11月30日、2022年4月に行われる仏大統領選挙への無所属での出馬を表明した。反移民を掲げ、欧州連合(EU)離脱も視野に入れたカリスマ指導者の行方に仏国内が揺れている。
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2022/01/01 吉田哲2021年も新型コロナウイルスによる経済活動の停滞が続いた。勤め人を辞め、裸一貫で事業をはじめた「さらばリーマン」たちはコロナ禍とどう闘い、アフターコロナへの布石を打ったのか。22年に活路を見出すため、取材した。
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破裂寸前の国家財政 それでもバラマキ続けるのか
2022/01/01 土居丈朗「経済回復への後押し」と「財政健全化」の両立に向け、新政権はどう舵取りをすべきか。平成の歴代政権の営みを振り返り、財政再建への道筋を探る。
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2021/12/31 大山典宏2021年12月24日、内閣府は子どもの貧困に関する初めての全国調査の報告書を公表した。クリスマスの夜にあわせて発表されたこの報告書は、10年後に、「あの報告書が子どもの貧困対策のターニング・ポイントだった」と評価されるかもしれない。
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2021年回顧と2022年展望(スポーツ)
2021/12/31 中島章隆2021年のスポーツ界も新型コロナウイルスの感染拡大に振り回された1年となった。最大のイベントであった東京五輪・パラリンピックも大半の競技を無観客で実施。そんな中、ライブ放映をめぐり、新しい動きが出てきた。
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2021年回顧と2022年展望(農業)
2021/12/31 山口亮子2021年の農政を振り返って、何と言っても衝撃が大きかったのは、国が有機農業の拡大方針を打ち出したことだ。世界を見渡すと、環境負荷の低減がEUを中心に叫ばれている。が、そのEUですら、厳しい環境対策に農業者が不満を募らせていて、一枚岩では…
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山本五十六:その実像への接近の試み(最終回)
2021/12/30 畑野 勇これまで山本五十六の海軍生活における大きな出来事について、1930年代半ばから40年にかけての時期を中心に、3回にわたり概観してきた。本稿ではそのまとめとして、海軍勤務における彼の言動の特徴と、その背景について考察してみたい。
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