「wedge」の最新記事一覧
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2020/12/09 平野 聡中国は国内外の至る所で現状変更の試みを進め、既成事実化を図っている。日本には政治と経済を切り分け、米中と適切な関係の調整を望む声もあるが、短期的な利益を追求しすぎるあまり長期的な国益を見失っては本末転倒だ。
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2020/12/09 岡崎研究所11月22日、イスラエルのネタニヤフ首相、サウジのムハンマド皇太子、米国のポンペオ国務長官が極秘裏に会談を行った。イランという共通の敵を有し、米国の政権交代による外交方針転換に悪影響を受けるサウジとイスラエルは、急接近しつつある。
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2020/12/08 海野素央今回のテーマは、「トランプ恩赦と2024年?」です。複数の米メディアは、退任まで残り50日を切ったドナルド・トランプ大統領の恩赦の可能性に関して報道しています。トランプ大統領が自己恩赦を行うというのです。
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2020/12/08 岡崎研究所バイデン次期大統領は、11月23日、安全保障関連等の閣僚人事を発表した。国務長官にブリンケン氏、財務長官にイエレン氏、気候変動特使にケリー氏など、人事のひとつひとつに米国とバイデン政権が抱える課題が如実に表れている。
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2020/12/07 斎藤 彰トランプ人気は大統領退任後も衰えず、国論を2分し続けるとの見方が、わが国含め内外でまことしやかに広まっている。果たしてそうか。むしろ、1月20日のバイデン新大統領誕生後、“トランプ風船”は目に見えてしぼんでいく公算が大きい。なぜか―理由を…
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2020/12/07 新田日明果たして来季はどのユニホームに袖を通しているのだろうか。巨人のエース・菅野智之投手の去就が見えてこない。メジャーリーグ(MLB)移籍を視野に入れ、球団側にポスティングシステム(入札制度)の申請手続きを申し入れた。球団側も容認する方針を示し…
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2020/12/07 今井宏平NATOの一員であるトルコが、ギリシャなどEU加盟国との対立を深めている。背景にあるのは、再選のため支持率維持に躍起になるエルドアン大統領の内政ファースト外交だ。
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2020/12/07 岡崎研究所EUの新型コロナ復興援助に際し「法の支配」確立を条件とする新しい仕組みをめぐり、導入を求めるオランダや北欧と、反発するポーランドとハンガリー、対立激化による援助の遅れを危惧するイタリアやスペインなどとの間で、思惑の違いが露わになっている。
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日本のテレビメーカーを救えるかもしれないコンセプト
2020/12/05 多賀一晃2019年からテレビ事業に参入したアイリスオーヤマが、今までになかった考え方でテレビを引っ張り始めました。そして2020年の予想もしない方向性、コンセプトの基に、第二世代モデルを世に出しました。
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2020/12/05 中田大悟国民に現金を一律給付するベーシックインカム論がにわかに脚光を浴びている。「絵に描いた餅」に飛びつかず、実現可能な制度改革を議論していくべきだ。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑩(MOON-X)
2020/12/04 永井隆新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年、外食産業は大きなダメージを受けたが、スタートアップのMOON-Xはオンラインだけで自社ブランドのクラフトビールを販売する。ウイズコロナ、デジタルトランスフォーメーション時代に新しいビジネスモデ…
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『消える地銀 生き残る地銀』
2020/12/04 友森敏雄地銀も変わらざるを得ない状況になっている。今後どのような展開が考えられるのか『消える地銀 生き残る地銀』(日本経済新聞出版)を上梓した東洋大学教授の野崎浩成さんに話を聞いた。
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電力システム改革の10年を徹底解説
2020/12/04 大場紀章「電気料金の最大限抑制」などを目的とし、東日本大震災の直後に始まった「電力自由化」。しかし、電力供給を「市場原理に任せる」ことに〝固執〟するあまり、〝安定供給リスク〟を高めつつある。
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2020/12/04 岡崎研究所バイデン政権は対中強硬姿勢ではトランプ政権を継承するものと見られるが、直近の課題は新型コロナウイルスと、それによる経済・雇用問題への対応だ。さらに米上院は共和党多数派の見込みで、国防費支出など協力が求められる。
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2020/12/03 阿古智子逃亡犯条例改正案に反対する警察本部包囲デモを扇動したとして、無許可集会扇動罪などに問われた香港の活動家・黄之鋒氏、周庭氏、林朗彦氏に裁判官は量刑を言い渡した。保釈とみられていた中での禁錮刑。この状況をどのように読み解けばよいのだろうか。
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2020/12/03 海野素央今回のテーマは、「バイデンの『懸念材料』バーニー・サンダース」です。ジョー・バイデン次期米大統領は11月23日、外交・安全保障チーム、同月29日に経済チームの主要閣僚・高官を発表しました。
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ノーベル化学賞授与、商用栽培が始まる前に正しく理解
2020/12/03 松永和紀ゲノム編集技術ツールの1つを開発した二人の女性科学者にノーベル化学賞が送られる。日本でも近く、商用栽培へ走り始める見込み。危険だと主張する声もあるが、医療分野と品種改良での使われ方を区別しないと、意義も問題点も理解できない。
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2020/12/03 金子熊夫最初の勤務地はジュネーヴで、4年任期で、張り切って新しい仕事に熱中していた矢先、1973年10月の第4次中東戦争の勃発で、第1次「石油危機」が起こり、世界の形勢が文字通り一変した。ちょうどモーリス・ストロングUNEP事務局長(初代、カナダ…
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2020/12/03 岡崎研究所11月11日、全人代常務委員会の決定により、4人の民主派の立法会議員が議席を剥奪され、香港立法会は野党不在となった。この「一国二制度」への崩壊に対し西側諸国が打てる手は、脱出する香港人の受け入れだ。
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2020/12/02 金子熊夫脱炭素への対応が「待ったなし」の状況下、原子力政策が曖昧なままでは日本の安全保障が危うい—―。かつて「かけがえのない地球」を考案し、国連で環境外交を担当した筆者が、日本の現状を憂い、今後進むべき道を提示する。
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