「wedge」の最新記事一覧
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2025/06/11 橋本淳司東京都は2024年夏、水道の基本料金を4カ月間にわたって無償化する方針を打ち出した。猛暑と物価高騰に対応する生活支援策とされるが、政策効果、制度設計、財源構造、他自治体への影響を精査すると複数の課題が見えてくる。
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2025/06/11 岡崎研究所「不確実性」や「関税」という言葉が、今季の米国企業の決算説明会を席巻している。トランプ政権は「戦略的な不確実性」を交渉の武器としているが、米国の経済政策に関する不確実性指数は、コロナ禍を上回る水準で、経営者達は意思決定に踏み切れない。
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2025/06/10 中島章隆大相撲の横綱白鵬が引退した。今後は親方として後進の指導に当たる。現役時代の実績が引退後も強い影響力を持つとされる相撲界で、奔放な大横綱時代の言動を持ち込むのでは、と警戒する声もあるが、白鵬は本当に日本の伝統文化を理解していないのか。
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2025/06/10 吉永ケンジ韓国では6月3日に大統領選挙が行われ、李在明氏が第21代大統領に就任した。選挙公約で軍の改革を求めていたが、李大統領の就任日の動きを追うと、日韓の軍事に対する考えの違いが浮かび上がる。他方、韓国では在韓米軍移転報道の余波が続いている。
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2025/06/10 富坂 聰巨星、逝く。長嶋茂雄のことだ。やっぱり大スターだった。そう認めざるを得ない。たとえ量子のレベルから生粋のドラゴンズファンかつアンチ・ジャイアンツであっても、そこは肯じるしかない。なぜか。まず、スター性だ。
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2025/06/10 WEDGE編集部経営学者にして企業経営者の岩尾俊兵・慶應義塾大学准教授。父親の勧めで幼い頃から「論語」を暗記して育ち、今でも様々な決断を迫られた時に役立っていると言う。例えば、道徳によって治めるという徳治は「法で人々を罰するばかりでは、ごまかして逃れよう…
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2025/06/10 岡崎研究所最近中国はレアアース磁石の輸出制限を決めた。日常生活と国家安全保障の重要な構成要素で、世界中のほとんどの素材か機材を中国に依存している。日本や世界は今から手を打つべきだ。
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2025/06/09 吉永ケンジ韓国で進歩派の李在明氏が大統領に就任した。選挙戦は予想に反し苦戦した。その理由の一つは俗物と評される人間性だ。韓国人が忌避するほどの大統領が舵取りする新政権は、日本にどのような影響を与えるのだろうか。
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2025/06/09 勝股秀通沖縄・尖閣諸島で中国海警局のヘリが日本の領空を侵犯してから1カ月が経過する。この間、日本政府は抗議だけはしたものの、深刻な危機との認識を欠いていると思わざるを得ない対応を続けている。このままでは本当に領土を失いかねない。
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2025/06/09 村上悠太ドクターイエローT4編成にとって最後の検測となった、2025年1月28、29日の「ラストラン」。その引退の際には、数多くのファンが「ありがとう」と、およそ24年間にわたり東海道・山陽新幹線の安全運行をかげながら支え続けた感謝の思いを伝え、…
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2025/06/09 岡崎研究所ロシアはウクライナ戦争における勝利だけではなく、将来的なNATOとの軍事衝突を想定した軍事建設に取り組んでいる。同時期に、中国による台湾侵攻が発生する可能性もある。さらにイランや北朝鮮による挑発行為も念頭におかなければならない。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第2回
2025/06/08 高野凌官公庁の半分を廃止して緊縮財政を断行し、就任1年で財政収支を黒字化したミレイ大統領の有言実行を絶賛。アルゼンチンの対外債務の削減と、リスケを主導したIMFもミレイ大統領の手腕を高く評価していると解説した。米国の影響下にあるIMFは、ミレイ…
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2025/06/07 田部康喜「あなたを奪ったその日から」は、北川景子が本格派女優として、成長を遂げるかどうかの試金石となる作品である。サスペンスの中でも、本作は、被害者が加害者となるという舞台設定のなか中で、観る者を揺さぶる傑作である。
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2025/06/07 水代優久しぶりに東京の湯島界隈を歩きました。ナショナルチェーンではない小規模な飲食店が立ち並んでいる様子は、どこか大阪のまちと似ているように感じます。そんな湯島の飲食店街の一角にあるのが「ゆしま花月」です。いつもセンスが良いお土産をくれる知人か…
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2025/06/06 林 智裕東京新聞が東京都葛飾区の発行する広報紙「かつしか」に掲載した「こち亀」イラストが「戦争を想起させる」との抗議が出ていると報じた。しかし、報道前にSNSなどで問題視する声はほとんど確認できない。イラストはいつどこで「問題」となったのか。
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2025/06/06 島澤 諭日本国内で2024年に生まれた日本人の子どもの数が68万6061人と、統計を取り始めて以降、初めて70万人を下回った。この30年間実施してきた予算規模を拡大する少子化対策が効果を示さなかったと言える。その原因を検証する必要がある。
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2025/06/06 服部倫卓ロシアとウクライナの停戦協議が注目を集めているが、プーチン大統領は攻撃の手を緩めることはないだろう。継戦能力が一応持ち堪えているためだが、実はその基盤となる経済に異変が生じている。今年に入ってからの経済指標が、軒並み悪化しているのだ。
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2025/06/06 岡崎研究所ロシアの干渉疑惑でやり直しになったルーマニアの大統領選挙で、決選投票により親EU候補が逆転勝利した。ウクライナに隣接し黒海に面して地政学的に重要な位置にある国の結果は歓迎すべきだが、国内の課題も山積だ。
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