「ライフ」の最新記事一覧
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2025/06/03 田中充プロ野球・巨人軍の選手、監督として活躍し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が3日、亡くなった。昭和、平成、令和の時代を生き、戦後の日本において、野球を国民的娯楽へと押し上げた時代の立役者だった。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第1回
2025/06/01 高野凌アルゼンチン南端のパタゴニアで遭遇した2人のユダヤ人女子の話を聞いて、筆者の上記の夢想は完膚なきまでに粉砕された。筆者は2人の真摯な言葉により“ユダヤ民族の生存圏確保”の深刻な歴史的背景がやっと理解できたように思う。
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絵画のヒストリア㉓
2025/05/31 柴崎信三20世紀米国を代表する写実画家、アンドリュー・ワイエスは平凡な日常を生きる農婦のヘルガを15年にわたってモデルとした。2人の秘められた日々をメディアは「世紀の密会」と呼んだ。それは〈片隅のアメリカ〉の「暗黙の物語」だったのかもしれない。
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2025/05/31 城島明彦5月31日は大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎の命日です(旧暦では5月6日)。菩提寺・正法寺では6日に法要が執り行われ、限定御朱印が頒布されました(31日も頒布予定)。ここでは、同寺に建つ供養碑が、近代以降、震災と戦災をくぐり抜け現在に至った秘…
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マンガ家・浅野いにおインタビュー
2025/05/28 梶田美有マンガを取り巻く環境は2000年代以降、大きく様変わりしている。最前線をひた走る気鋭のマンガ家が硬直的な業界の体質に警鐘を鳴らす。
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2025/05/26 梶田美有日本発コンテンツの海外市場の伸びはめざましいが、国内への還元も忘れてはならない。アニメやマンガの「聖地巡礼」の形は進化し、コンテンツを生かした地域振興も行われていた。
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2025/05/25 葛西龍樹慢性閉塞性肺疾患は、呼吸困難を引き起こす一群の肺疾患の総称である。かなり多くの人が罹患しているにもかかわらず、知名度が低い。多くの人はかかっていることに気づいていない、悪化すれば日常生活に支障をきたすことさえある。
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2025/05/25 羽鳥好之1894年8月に起きた日清戦争の講和会議は95年の春、下関の地で行われた。その会場となった料亭の一室が、敷地内に記念館として残されている。
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山師のガンファイター第9回
2025/05/24 中村繁夫京都・妙心寺の塔頭、長慶院の小坂興道師を訪ねたのは、そんな混乱と絶望の淵に立たされた直後のことだった。師の静謐な佇まいを前に、私は藁にも縋る思いで、心の奥底に渦巻く疑問を率直にぶつけた。小坂師は、私の焦燥を映すように、深く静かに目を閉じ、…
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2025/05/20 中山淳雄コロナ禍以降、日本のエンタメはかつてないほどに注目を集めている。これからの戦略を立てる上で知っておくべきエンタメ業界の市場構造とは。
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第1回 長岡空襲を生き抜いた桜(新潟県)
2025/05/17 堀川晃菜終戦から80年。戦争体験者が減りゆく日本で、“最後の生き証人”として戦争の痕跡を生々しく伝える存在は、意外にも身近にある。「戦災樹木」だ。新潟県長岡市に「戦災を生き抜いた桜」があると聞き、現地を訪れた。
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『星空の話』永田美絵氏インタビュー
2025/05/17 足立倫行「この本は、天文学というより星をテーマにしたエッセイです。半径1メートルの人生にあくせくすることからしばし離れ、夜空を見上げ自分を解放してもらいたいと思って書きました」。著者であるプラネタリウム解説員の永田美絵さんは、本書『星空の話』(イ…
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2025/05/16 唐木英明PFAS汚染の問題が続いている。いまだ日本各地で暫定目標値を超える汚染が確認され、米国では1万件を超える訴訟が提起されている。改めて研究の状況、規制の状況について解説する。
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2025/05/11 河治良幸日本人サッカー選手の海外移籍が活発だ。W杯出場を決めた森保ジャパンのほとんどが“欧州組”だ。世界で活躍する選手たちはどのような環境でキャリアを積み、結果を出して、成長していったのか。
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山師のガンファイター第8回
2025/05/10 中村繁夫「先生、ほかにもっと効く治療はありませんか?」抗がん剤の副作用でフラフラになっていたある日、ふと心の奥から湧き出した声だった。頭では「保険診療こそが一番確実」と分かっていても、現実の身体は別の言葉を吐きたがる。背中の痛み、手足のしびれ、食…
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2025/05/09 友森敏雄万博を開催することで世界に何を発信するのか?そして、開催地である大阪の魅力について、デザイナーの服部滋樹さんに語ってもらった。
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『「教えない」から学びが育つ』特別対談第2弾(後編)
2025/05/09 山本崇雄教員にも高い専門性、技術が必要と語る工藤さん。問題に親身になって向き合うよりも、子どもが自分自身で解決できるように支援することが必要となるのである。
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2025/05/08 田中充メジャーリーグで開幕から注目を集めた「魚雷バット」は今後、日米の野球界に定着するのか――。データ重視の近未来野球において、「無機質なデータによる用具開発」と「生身の人間(投手もしくは打者)の技量」の戦いは今後も避けて通りないだろう。
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