「国際」の最新記事一覧
-
2025/07/16 岡崎研究所英国はF-35Aステルス戦闘爆撃機12機を購入し、航空核戦力を追加する旨を決定した。英国議会では米国への依存の高まりを懸念する声が出ており、インド太平洋地域の軍事プレゼンス縮小も見込まれている。
-
2025/07/15 吉永ケンジ韓国で初めて施行された「防衛産業の日」を記念する式典で、李在明大統領は防衛産業大国入りを宣言した。防衛産業の日となった7月8日は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に際して、李舜臣将軍の秘密兵器「亀甲船」が初めて投入された日を指す。
-
2025/07/15 廣部 泉トランプ大統領は、日本をはじめとする14カ国へ高い関税率が記された書簡を一方的に送りつけた。進まない関税交渉へのいら立ちが伝わってくる。日本との関係で見ると、二国間の相互認識が大きくずれ、不幸な行き違いを招いているのではないだろうか。
-
2025/07/15 岡崎研究所トランプ大統領はイスラエルのイラン攻撃を止めたが、これは脆弱な停戦である。イスラエルもイランも停戦を受け入れた事情があり、今後の思惑も含まれる。いまだ中東の不安定化への懸念は残っている。
-
ASEAN駐在マネジメントに求められるM&A戦略の理解と実践(3)
2025/07/14 桂木麻也本稿では、案件化に向けて実施すべき具体的な検討項目やアプローチ、即ちプレ・ディール戦術を整理しつつ、M&Aを「選び抜いた意思決定」に昇華させるための技術とマインドセットを明らかにしていきたい。
-
2025/07/14 渡邊啓貴NATO首脳会議では、トランプ大統領への相当な気遣いが見え、欧州加盟国がGDP5%を防衛費とすることで合意した一方、米国の安全保障政策への信頼性や楽観的な見方も見える。欧州の真の危機は別のところにありそうだ。
-
2025/07/14 岡崎研究所ウォールストリート・ジャーナル紙は「トランプはNATOの闘いに勝利」との社説を掲げ、国防費をGDPの5%とする合意を評価する。ただ、ウクライナ支援への米国の協力の継続をはじめ、課題は山積している。
-
『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第7回
2025/07/13 高野凌本稿第6回(『ラテン世界を席捲する“スシ”、寿司ネタの王様はやはり「あの食材」だった!地球の裏側にある日本食堂の経営戦略』)ではベネズエラ人17人が働く繁盛スシ・レストランを紹介した。今回はさらに支配人から聞いた経営方針・経営戦略を報告す…
-
2025/07/12 海野素央7月7日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領(以下、初出以外敬称および官職名等略)は、自身のSNSに日本や韓国に送付した関税に関する書簡を掲載した。以下では、トランプのこの書簡の狙いと日米関税交渉の打開策について述べた上で、同交渉を文…
-
2025/07/11 牛山隆一ASEAN各国は、自由貿易協定(FTA)等を通じた対外関係の多角化と域内関係の強化に改めて力を注ぎ始めた。対米経済依存を軽減し、トランプ2.0の衝撃を和らげる狙いがある。こうした動きはメディアでも報じられており、ご存知の方も少なくないであ…
-
2025/07/11 岡崎研究所トランプ大統領は事前に米議会や国連安保理の承認を得ずにイランの核施設を爆撃した。これは米国の憲法秩序を揺るがすのみならず、第 2 次世界大戦後の世界の法秩序を変えかねない重大な違法行為だ。
-
2025/07/10 佐々木伸ロシアのプーチン政権がアフガニスタンのタリバン暫定政権を正式承認したと発表した。国際社会に先駆けて認めた背景には、アフガンのレアアース獲得競争に本格的に参入したいロシアと、麻薬禁止で落ち込んだ経済を立て直したいタリバンの思惑が一致した。
-
2025/07/10 岡崎研究所NATOサミットにおける最大課題の一つは、トランプ政権による「防衛費5%」要求に如何に応えるかということであった。今回は今後10年間で達成すべき防衛費の定義を曖昧にすることによって乗り越えたが、実態として防衛力強化の必要性も出てきている。
-
2025/07/09 岡崎研究所カナダで行われたG7サミットは、トランプの再登場により分断が明瞭となり将来に暗影を投じた。主催国のカナダの努力がなければ、もっと酷いことになっていたとみられる。この先少なくとも3年間は目的もなくさまようことになろう。
-
2025/07/08 吉永ケンジ李在明政権で初めての防衛産業の大型輸出案件である、K2戦車のポーランド向け2次輸出協議が成功裡に終了した。李大統領は尹政権の精算に注力しているが、防衛産業を国家的な輸出産業とする政策は引き継いでいる。
-
2025/07/08 岡崎研究所2025年の経済成長率予測は「失速状態」と呼ばれる世界同時不況の危険ゾーンに入ろうとしている。ここにトランプ関税に加え、イラン・イスラエル戦争への参加という二重のショックにより世界的な景気後退に陥る可能性が高まっている。
-
2025/07/07 岡崎研究所イランとイスラエルの戦闘において、イスラエルは成功し、イランは大失敗となったとみられる。米国は勝者に加担し、成功したとも言える。ただ、中長期的には異なったギャンブルを仕掛けており、みな失敗にもなり得る。
-
『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第6回
2025/07/06 高野凌スーパーへは近道をしたのでやや薄暗い寂しい通りを歩いていたら突然賑やかな漢字混じりの看板が見えた。“夢”という屋号の日本食堂らしい。“フュージョン系日本料理”(Cosina Fusion Japonesa)とある。ローマ字で“ニギリ、テン…
-
2025/07/04 山本隆三昨年世界の電気自動車(EV)の販売は中国市場を中心に順調に成長した。そんな中で一人負け状態になったのはテスラだ。トランプ大統領の1期目に続き仲たがいしたマスク率いるテスラへの風当たりは強くなる一方だ。
-
2025/07/04 岡崎研究所IAEAは、北朝鮮がもう一つの濃縮施設を寧辺に建設中の可能性があるとする報告書を提出した。世界は北朝鮮の非核化を目指す国際交渉を再開しようとしているが、金正恩はテーブルに戻る意向を示していない。その態度には、少なくとも以下の3つの理由があ…
|
|
|
