冷泉彰彦の「ニッポンよ、大志を抱け」
日本の内向き志向が際立っている。アメリカ在住の作家がを米国を中心とした世界の最新情勢を紹介し、日本の内向き志向のギャップを提示。日本が産業動向、ライフスタイル、カルチャーなどさまざまな分野で大きな志を持ち、世界に羽ばたくために必要な情報や考えを提供する。

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2025/03/26 冷泉彰彦
トライアルによる老舗スーパー西友の買収は、様々な観点から日本の流通史に位置づけることができそうだ。アメリカの視点から見ると、ウォルマートの西友買収が最終的に失敗し、完全撤退になる。アメリカの流通産業にとって大きな事件と言える。
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2025/02/18 冷泉彰彦
中居正広氏の女性問題に関連したフジテレビをめぐる報道で、週刊文春の「訂正記事」から風向きが変わったことは、価値評価を著しく弱めた報道姿勢と言える。これは近年の日本で強まっているもので、政治や選挙にも通じる。なぜ、変わってしまったのか。
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2025/02/09 冷泉彰彦
石破首相とトランプ大統領の首脳会談は、日本では過敏とも言えるような関心が向けられているが、アメリカの世論やメディアには、そのような関心の高さはない。そのことの意味を含めて、今回の会談の意味、アメリカ社会の反応を冷静に考えてみたい。
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2025/01/30 冷泉彰彦
今回のフジテレビの問題をアメリカから見ていると、事件発生の土壌となったとも言える制度や労働環境、あるいはビジネス風土というものには多くの違和感を持つ。メディア産業の経営環境や労働環境という点で議論を提起したい。
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2025/01/22 冷泉彰彦
第二次トランプ政権が幕を開けたが、就任日に起きていたことを総合すると、懸念された「アメリカ外交の180度転換」に突き進むわけではなさそうだ。一種のしたたかな現実主義が透けて見える。
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2025/01/09 冷泉彰彦
年明け早々、バイデン大統領が日本製鉄によるUSスチール買収提案に関して中止への命令を出した。急な展開だが、この問題が日米関係を揺るがしたりするのは、全く不必要なこと。日米にとっては何の得にもならない。日米の世論が冷静になる必要がある。
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2025/01/02 冷泉彰彦
トランプ新大統領就任後のアメリカ経済を占うのは難しい。政権発足を取り巻く環境も、また選挙戦を通じて掲げてきた公約も、第一次政権時代とは全く異なるからだ。それでも新政権はスタートする。最低でも次の5点は押さえておきたい。
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2024/12/23 冷泉彰彦
ユネスコが日本酒や焼酎、泡盛、みりんといった日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを決めた。アメリカでも近年、日本酒はかなり広範な市場に浸透してきている。登録を契機に市場拡大のスピードアップを図るための課題を見ていきたい。
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2024/12/13 冷泉彰彦
故安倍晋三氏の昭恵夫人がトランプ次期大統領と会談するニュースは、アメリカでも報道され始めた。保守・リベラルを問わず好感を持っているようだ。この訪問を契機として、日本は改めて「二期目のトランプ政権」とのチャネルを確立しなくてはならない。
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2024/11/28 冷泉彰彦
イーロン・マスク氏のトランプ政権入りが発表されているが、環境政策と中国政策という大きな2つの柱でトランプ主義とは対立する。それでも政権入りするというのは、マスク氏の「野望」としては主として3つの点が考えられ、それは世界にも大きく影響する。
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2024/11/07 冷泉彰彦
決戦州を中心に両陣営が拮抗していると伝えられている中、トランプ氏勝利が早期に出た。その要因は、大きく分けて経済、人種、そしてジェンダーの問題が作用したと言える。トランプ氏の「暴言戦術」への抵抗感については、全国的にマヒしていった。
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2024/11/02 冷泉彰彦
衆議院総選挙で自公が大きく過半数を割り、提携による少数与党内閣が成立する可能性も出てきた。議院内閣制を採用した国としては、かなり珍しいケースとなるが、この際、少数与党という体制を実験的に進めてはどうかと思う。
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2024/10/10 冷泉彰彦
真田広之氏が製作し主演もした『SHOGUN 将軍』がエミー賞をほぼ総なめした。日本の文化を忠実に表現した作品の受賞は、アメリカ社会が日本文化にポジティブなイメージを持っていることの証拠だ。この成功をどうやって「次」につなげるのか、考えてみ…
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2024/09/04 冷泉彰彦
日本のサービス業や小売業の業界では、長年カスタマーハラスメントに苦しんできた。これは消費者の姿勢に問題があるが、サービスを提供する側にも、根本的な意識と姿勢の変革が求められている。
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2024/08/08 冷泉彰彦
日本銀行の植田和男総裁が利上げを表明し、東京市場やニューヨーク市場の株価が乱高下している。これは、日米の中央銀行による物価との闘いが招いた副産物という見方もできる。しかし、日米が直面している物価問題は全く異なる。
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2024/07/25 冷泉彰彦
米大統領選へ大きく事態が動く中、共和党のトランプ氏は、副大統領候補にJDバンス上院議員を指名した。これは、これからの選挙戦、いや今後のアメリカ政界にとっても意味するところは大きい。ベールに包まれたその人物像に迫ってみたい。
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2024/07/16 冷泉彰彦
2024年前半に一気に普及した「スポットワーク」は、人件費のデフレを加速する危険性もある。日本が先進国の経済を維持するには、「スキマバイト」で当面の収入確保だけでなく、「スキマを使った学び」で高付加価値人材へと成長してもらう必要がある。
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2024/07/09 冷泉彰彦
ドジャースの大谷翔平選手がロサンゼルス近郊に購入した新居について、フジテレビと日本テレビが自宅の空撮や周辺住民へのインタビューなど、所在地や間取りがわかる報道が問題となっている。この新居報道だが、2つの大きな誤解がある。
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2024/06/14 冷泉彰彦
経済産業省が作成したスライド「製造業を巡る現状と課題 今後の政策の方向性」が話題になっている。海外比率が高まる中で日本の企業はどのように「本社の経営力」を高めていくのかという問題である。ここには大きな2つの課題が横たわっている。
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2024/05/30 冷泉彰彦
「5月病」の季節ということから、若者を中心とした相次ぐ退職が話題になっている。就いた職種や就業環境のミスマッチなど致し方ない部分もあるが、問題は早期退職の「その後」である。しっかりとキャリアを形成するには、もっと大切な点がある。
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