勝負の分かれ目
試合の勝敗を決めた一つのプレーや采配、シーズンの行方を占ったチーム編成、歴史に残るイベントとなった大会運営への方針決定など、スポーツには明暗を分けた〝その時〟がたくさんある。選手や監督、または大会運営者たちはいかなる決断をしたのか。ビジネスの世界にも通じる成功と失敗を分ける判断力、紙一重の世界を、スポーツから学ぶ。
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2022/02/22 新田日明
あらためて羽生結弦の素晴らしさに魅了された人は多かったのではないか。北京冬季五輪にて、ショートプログラムで「氷の魔物」に阻まれ、フリーの前日に右足首を捻挫するアクシデントに見舞われながらも、激痛を押して人類初のクワッドアクセルに挑んだ。
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2022/02/03 新田日明
自身にとって3度目の五輪は重要な大役も兼ねている。北京冬季五輪に臨むスピードスケート日本代表の高木美帆選手は5種目に出場するだけでなく日本選手団の主将を務め、周囲からの期待値と注目度がひと際高い。
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2022/01/21 新田日明
このままでは終われない。サッカーベルギー1部リーグ「STVV」へ香川真司選手が移籍した。入団会見で香川選手は「新しいチーム、監督のもとで変化、進化していきたい」などと語って目を輝かせ、新たな意欲をみなぎらせていた。
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2022/01/06 新田日明
那須川天心のRIZINラストマッチはいい意味で〝課題〟も残した一戦となった。今年6月に実現した「K―1のカリスマ」武尊との一戦への交渉のため、大みそかの対戦カードは難航。五味隆典との試合は拳から格闘技の厳しさを教えられる結果となった。
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2021/12/23 新田日明
横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃投手が球団側との契約更改交渉に臨み、単年契約でサイン。ここ2シーズンの不振にあえいでいるものの、MLB移籍への夢を語った。実際のところのMLBでの評価は?
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2021/12/07 新田日明
「名将」への階段を昇り始めたと言っていいだろう。プロ野球の東京ヤクルトスワローズを率いた高津臣吾監督が就任2年目にして20年ぶりの日本一へと導いた。チーム躍進の大きな理由として、高津監督のマネジメントが際立っていた点も抜きには語れない。
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