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2022/05/20 七海レイWHOのテドロス事務局長による中国のゼロコロナ政策への苦言に対し、習近平政権は一蹴。ロックダウンに苦しむ市民にとって一縷の望みになりかけた好機は消え去った。こうして市民の不満が限界に達する中、上海市政府は「ガス抜き」にご執心だ。
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建国秘史に隠された思想
2022/05/20 高橋一也北朝鮮という社会主義の独裁国家と接していながら、韓国ではなぜ左翼が強い力を持っているのか。尹錫悦政権が誕生しても変わらない韓国という国の本質と政権の対日政策の見通しに迫っていきたい。
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2022/05/20 小谷 賢第二次安倍晋三政権では日本のインテリジェンス分野での改革が大きく進んだ。その原点は、2008年2月14日に内閣情報調査室が発表した報告書「官邸における情報機能の強化の方針」にある。これには日本のインテリジェンスについて改善すべき点が多々列…
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2022/05/20 岡崎研究所ベラルーシのルカシェンコはプーチンの共犯者であり、今もロシアのウクライナ侵攻を助けている。ベラルーシはロシアの侵攻についてロシアから多くの情報を得ているに違いなく、その成功を願うとともに、その成功に疑念を持って来ているとも思われる。
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2022/05/19 熊倉 潤習近平政権は少数民族を「中華民族」に改造しようと、攻勢を強めてきた。だが、民心の掌握は容易ではない。いつ点火するかわからない〝爆弾〟が膨らむ一方だ。
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2022/05/19 岡崎研究所コロナ対策をめぐり習近平政権は確かに難局に立たされている。世界規模での蔓延の持続と変異種の登場は、中国のコロナ政策、ひいては習近平政権の統治そのものに重大な挑戦を突きつけている。ゼロコロナ政策は、間違いなく修正を迫られている。
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2022/05/18 佐々木伸フィンランドとスウェーデンはNATOに同時加盟申請することを決めたが、古参メンバーであるトルコのエルドアン政権がこの加盟に難色を示して抵抗し、欧米は説得に躍起だ。〝ごね得狙い〟とも見えるエルドアン氏の思惑は何なのか。
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2022/05/18 斎藤 彰米バイデン大統領は日米首脳会談で、日本の安全確保を念頭に置いた核使用を含む「拡大抑止」姿勢を改めて確認する。ただ今後、中国、北朝鮮による軍事挑発への警戒感が高まりつつある中、対日〝核の傘〟と「非核三原則」の矛盾をめぐる論議が予想される。
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2022/05/18 岡崎研究所ウクライナ問題に関するインドの言動には失望させられる。バイデン大統領を始めとする西側首脳の働き掛けの効果も全くないようである。しかし、インドの態度はもう少し複雑のようだ。
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2022/05/17 海野素央今回のテーマは「ウルトラ-MAGA(マガ)キングと戦うバイデン」である。日本では映画「シン・ウルトラマン」が公開された。M78 星雲人のウルトラマンは、科学特捜隊のハヤタ隊員と命を共有する。
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2022/05/17 佐藤俊介ウクライナに侵攻したロシアからの頭脳流出が止まらない。侵攻の懸念が高まっていた年初から数百万人が脱出した可能性も指摘されている。プーチン大統領は彼らに「裏切者」「ハエ」などと侮蔑の言葉を投げつけるが、ロシアの国力を低下させるのは必至だ。
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2022/05/17 岡崎研究所米国とサウジアラビアおよびUAEとの関係がぎくしゃくしている。ロシアに対抗する西側の結束は、原油価格の高騰により直ちに砕けるほど脆弱ではないだろうが、EUがロシア原油の禁輸に動き出した事情もあり、サウジアラビアに増産させる努力は重要である。
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2022/05/16 野嶋 剛香港から、人々が逃げ出している。デモが活発化した2019年の境に人口減少が始まり、事態の深刻さは継続している。これは、「中国化した香港」が進む中で、香港の未来を悲観した人々が移民ブームを起こしている可能性がある。
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2022/05/16 岡崎研究所英国のトラス外相はロンドン市長官邸で『地政学の復帰』と題して講演し、ロシアによるウクライナ侵略を受け、これまでの自由主義陣営のアプローチが失敗したことを率直に認め、侵略者に対抗する自由主義陣営の取り組みを再活性化することを説いている。
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2022/05/15 冷泉彰彦沖縄は復帰から50周年の節目を迎える。この50年間、沖縄を取り巻く北東アジアの情勢には大きく変わり、在沖米軍の意味合いは変化している。沖縄の人々には罪はないし、不本意であるだろうが、戦略上の位置から「本土並み」ということはあり得ない。
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2022/05/15 川口貴久ツイッター社がイーロン・マスク氏からの買収に合意した。現代のインフラとも言えるデジタルプラットフォーム事業の規制が少ないことを物語っているが、最近ではビジネス環境が変わりつつある。欧州では包括的な規制法案が成立し、米国でも機運が高まる。
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2022/05/13 岡崎研究所中国とソロモンとの安全保障協力協定の締結は、豪州の国防専門家にとっては大きなショックになっているように見える。豪州は選挙運動中で、対中国政策の成功を最大の武器に選挙戦を進めていたモリソン首相にも影響を与えかねない。
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2022/05/12 藤原章生南米チリで菜食主義者が過去10年で急増している。「ベジタリアン(菜食主義者)」と答えた人は14%、「ビーガン(完全菜食主義者)」が4%に上った。その後も肉食と免疫が話題となったコロナ禍が後押しし、30代以下の若い世代がけん引役となり確実に…
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2022/05/12 岡崎研究所フランス大統領選挙の決選投票で再選をはたしたマクロン氏は勝利演説で、極右候補を支持した有権者の怒りを理解し公正な国家を目指すと発言し、謙虚な姿勢を示した。これは、次の注目点となる6月の国民議会選挙を念頭に置いたものである。
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2022/05/11 海野素央今回のテーマは「米中間選挙とJ.D.バンス共和党予備選勝利の意味」である。11月8日の米中間選挙の投開票日まで6カ月を切った。全米では民主・共和両党の予備選挙が各州で行われている。注目はドナルド・トランプ前大統領が推薦した候補者が勝利を収…
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