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2025/08/21 熊谷 徹ワシントンで開かれたウクライナのゼレンスキー大統領と米国のトランプ大統領、さらに欧州からの7人の指導者たちによる首脳会議は、ウクライナ和平へ向けて欧米が最初の一歩を記した。ウクライナ平和維持軍をめぐり、欧州諸国の責任と負担は一段と増す。
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2025/08/21 岡崎研究所投獄されている指導者アブドラ・オジャランの命により、クルド労働者党PKKが武装解除と自身の解体を決定したことにより、政府とPKKはこれまでになく和平に近づいている。世上ではエルドアンが芳しくない支持率回復のためのギャンブルに出たとの評があ…
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2025/08/20 佐々木伸イスラエルのネタニヤフ政権はパレスチナ自治区ガザの中心都市、北部ガザ市の制圧計画を閣議で承認、同市の完全支配に乗り出した。だが、イスラム組織ハマスは事実上壊滅状態で、何のための侵攻拡大か判然としない。
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2025/08/20 岡崎研究所ゼレンスキー大統領が汚職対策の中核をなす反汚職機関の独立性を剥奪する法案を主導したことを激しく批判されている。成立の2日後に独立性を回復する新法案を議会に提出したものの、内外の信頼を傷つけたことは間違いない。
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2025/08/19 吉永ケンジベトナム戦争終結から50年の節目に、ベトナムと韓国が2030年までに貿易額1500億ドルを目指すことで合意し、退役哨戒艦やK9自走砲の輸入決定など、両国関係は最高潮に達している。韓国のベトナム戦争における派兵の爪痕はどのようにして修復され…
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2025/08/19 高口康太石破茂首相による全国戦没者追悼式の式辞が波紋を広げている。「歴史問題」が再び日中外交の焦点へと浮上しつつある今、不用意な発言は大きな問題へとつながりかねない。
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2025/08/19 佐藤俊介米アラスカ州で米露首脳会談は、米側が目指した停戦条件の合意には遠く及ばない形での幕切れとなった。米側はロシアを事実上経済面から支えたインドや中国などへの大型追加関税を振りかざして交渉に臨んだが、米政権の迷走が浮き彫りになった。
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2025/08/19 岡崎研究所英仏独の三カ国は、長期にわたる軋轢を超克し、米国に懸念の眼を向けつつ、新たに防衛面でのパートナーシップを築こうとしている。三角同盟の構築に力を入れている背景には、「ロシア」と「米国」の要素がある。NATOとEUの限界への認識が駆り立ててい…
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2025/08/18 岡崎研究所米国の「2025 年暫定国家防衛戦略指針」からは、中国を「唯一の迫りくる脅威」と規定して在欧米軍の削減を図ろうとする姿勢が見える。しかし、過早な兵力削減は欧州ひいては世界の軍事バランスをも崩して重大な事態に繋がりかねない。
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2025/08/15 冷泉彰彦国立青少年教育振興機構が日本と米国、中国、韓国の高校生を対象に実施した科学への意識と学習についての比較調査で、「社会に出たら理科は必要なくなる」と感じている割合が日本で最も多かった。ここには日本経済衰退の元凶があるとも言える。
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2025/08/15 野嶋 剛台湾とフィリピンの間のバシー海峡は「慟哭の海峡」と呼ばれる。第二次世界大戦末期、日本軍はこの海峡を通じて補給船を送り、米軍に狙われた。「輸送船の墓場」と呼ばれ、多くの海没者が出た。犠牲者たちの慰霊は日本の検証にもなる。
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2025/08/14 吉永ケンジ韓国の李在明大統領の〝英断〟で北朝鮮向け宣伝を行う大型スピーカーが撤去され、38度線沿いに平穏な空気が流れ始めたと思いきや、米韓両軍は連合演習を8月下旬から実施することを発表した。朝鮮半島は再び緊張関係に陥るのか。
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2025/08/14 斎藤 彰1月スタートした第2次トランプ政権下で、移民制限の動きが加速している。その一方、IT、AIなど最先端ビジネスにおける移民ファミリーの活躍ぶりはきわだつばかりだ。時代の流れに逆行する政策が続けば、米国の今後の繁栄にもブレーキとなりかねない。
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2025/08/13 服部倫卓ロシアと北朝鮮の関係は、ロシアの継戦能力を左右する要因に浮上し、注視すべき対象となっている。ただ、どれだけ近接しているかは公式統計では見えにくい。断片的な情報をかき集めながら経済に主眼を置いて概観してみたい。
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絵画のヒストリア㉕
2025/08/10 柴崎信三新しい映像の衝撃をもたらした映画監督のジャン=リュック・ゴダールの作品『気狂いピエロ』は戸惑いと批判と失望に渦巻かれたが、現代美術のコラージュに相当するとの評価も得た。この映画の終章に重ね合わされたのがニコラ・ド・スタールの作品である。
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2025/08/08 海野素央トランプは、バラク・オバマ元大統領が生成AIで操作された偽動画で逮捕されるというショッキングな映像を、自身のSNSにリポストして拡散した。また、トランプは、自身がパトカーを運転し、他のパトカーと一緒に、オバマが運転する車を追いかける写真も…
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2025/08/08 岡崎研究所シリアでは、イスラエルとトルコの代理戦争が始まっている。シャラア暫定政権が内戦で宗派、部族に分断されたシリアのイスラム原理主義に基づく再統一を図り、トルコが支援。イスラエルが反発する。そこには様々な要素が絡む。
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2025/08/07 岡崎研究所台湾を巡る米中戦争の際に日本と豪州が如何なる役割を果たすか明確にするよう米国が迫っている。トランプ政権が求めているのは、原則的な立場を表明するのではなく、同盟国との負担の不均衡に対する不満がある。
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2025/08/06 山崎文明中国でインターネット上での身分が証明できる「国家ネットワーク身分認証公共サービス」が正式に始まった。中国政府は、過去よりインターネット上の匿名性を排除するために着々と統制制度を積み上げてきており、集大成ともいえる。
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2025/08/06 岡崎研究所ルビオ国務長官が、本年中に米中首脳会談が実施される可能性が高いことを示した。そこには、トランプ大統領にとっても、習近平国家主席にとっても、関係正常化は待った無しの課題であるという状況が見て取れる。
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