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2024/06/26 岡崎研究所中国とロシアの軍事協力関係は具体的に相当な水準にまで進んでいくだろうと推定される。西側諸国の脅威となり、特に台湾を巡る日本近海での軍事演習において深まっている。実際に戦闘行動が開始される段になれば、共に戦場で戦うということになるのか。
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2024/06/25 海野素央テレビ討論会で、ジョー・バイデン大統領とドナルド・トランプ前大統領は、どのようなディベート戦略を立て、どのように自分と相手を描くのか。そして、討論会の結果は――。
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2024/06/25 吉永ケンジ北朝鮮の金正恩総書記がロシア公式親善訪問し、プーチン大統領と会談した。筆者は複数回にわたる朝鮮労働党幹部へのインタビューから、軍事協力拡大のトリガーとなったキーワード、再び外交の表舞台に立った北朝鮮が日本を巻き込んだ企てを掴んだ。
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2024/06/25 岡崎研究所ポーランドが東部国境の要塞の建設に、バルト諸国が彼等の東部国境に連結された要塞の構築に、それぞれ着手している。ロシアのウクライナ侵略の衝撃によって、ロシアの脅威に覚醒したこれら諸国の深刻な危機感を教えてくれる。
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2024/06/24 高口康太安い中国製品の氾濫がこの1年あまり、改めて注目が集まっている。中国はどのようにして安すぎる製品を作っているのだろうか。もっとも話題に上がるのが補助金だろうが、それだけではなく、技術革新も進められている。EVと越境ECから実態を見ていく。
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2024/06/24 岡崎研究所4月のバイデン政権の610億ドルの軍事支援パケージがウクライナ戦争へ影響を与えている。クリミアでウクライナはロシアを負かしており、ロシアにとっての戦略的資産から戦略的重荷になってきている。
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2024/06/21 岡崎研究所米国のキャサリン・タイ通商代表が、貿易の役割としてデータ保護から労働者の権利に至るまで経済機会を民主化する必要があると指摘した。しかし、この手法はバイデン大統領が実施した関税ではなく、米国単独で行うことではない。
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2024/06/20 佐々木伸中東の大国サウジアラビアが中国の主導する中央銀行デジタル通貨プロジェクトへ参入が明らかになり、その真意をめぐってさまざまな憶測が飛び交った。浮き彫りになったのはサウジを牛耳るムハンマド皇太子の米中を手玉に取る究極の“サウジ第一主義”だ。
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2024/06/20 岡崎研究所メキシコ大統領・議会選挙でオブラドール大統領の後継者となるシェインバウムと与党連合が圧勝した。歴史上初のメキシコ女性大統領が誕生するが、財政難や治安問題、対米関係、前任者の路線の維持と外国投資への影響など課題も大きい。
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2024/06/19 岡崎研究所西側諸国による対ウクライナ支援は、供与されるすべての兵器システムが基本的にロシア領内の攻撃には使用しないことが条件づけられるというブレーキをかけられていた。戦争を必要以上に長びかせ破壊的な制約は解除されたが、3つの懸念がある。
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2024/06/18 佐藤俊介ロシアのプーチン大統領が、間もなく訪朝に踏み切る。プーチン氏は、国際社会を翻弄する〝カード〟として北朝鮮との接近を利用しているが、2国間は打算ともいえる利害関係だけで、プーチン氏の姿勢には危うさもつきまとう。
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2024/06/18 中島恵靖国神社の石柱に、訪日した中国人男性がスプレー缶で書き込み、中国のSNSに投稿したことが大きな騒動となった。昨今、中国のユーチューバー、インフルエンサーを中心に、お金儲けなどのため、「愛国」を利用する人が増えている。背景には何があるのか。
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2024/06/18 岡崎研究所日中韓首脳会談が約5年振りに実現した。開催に積極的でなかった中国が応じたのは、日韓関係の改善、日米韓関係の緊密化によるところが大きいとみられる。中国と渡り合うためには、自らの立場を強くすることが一番大事だと言うことを如実に示している。
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2024/06/17 岡崎研究所インド総選挙の結果は、BJP大勝という事前予測とは大きく異なる結果となった。60議席以上を減らして単独過半数を失い与党連合では何とか過半数を維持し、野党連合に倍増を許した。そこには、経済成長を続けるものの抱える「格差」の問題がある。
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2024/06/15 山田敏弘イーロン・マスク氏によるTwitter買収劇の幕が開いてから2カ月以上が経ち、今も買収をめぐるせめぎ合いが続いている。そもそも、世界一の富豪であるマスク氏は何を目論んでいるのか。Twitter買収劇だけではない、マスク氏の本当の狙いに迫る。
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2024/06/14 冷泉彰彦経済産業省が作成したスライド「製造業を巡る現状と課題 今後の政策の方向性」が話題になっている。海外比率が高まる中で日本の企業はどのように「本社の経営力」を高めていくのかという問題である。ここには大きな2つの課題が横たわっている。
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2024/06/14 岡崎研究所EUは西バルカンなどへの拡大を目指しているが、セルビアやジョージアといった地域の指導者にはEU加盟どころか、反対方向を指向する者がある。そこには、ロシアと中国による干渉、EU加盟に疑念を抱く執拗な勢力の存在はじめ複雑な事情が絡む。
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2024/06/13 海野素央目下のところ、ファン・マーチャン判事が7月11日にトランプ前大統領に言い渡す量刑に注目が集まっている。では、マーチャン判事はどのように量刑を捉えているのだろうか。
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2024/06/13 岡崎研究所今、中露関係は地政学上、相互利益上も強固であり、両国の間に緊張はあるが当面表面には出て来ない。キッシンジャーが死の直前、「弱体化したロシアが事実上中国の衛星国になり、中国の勢力圏がポーランド近くまで拡大する」と懸念。止める術はあるのか。
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2024/06/12 斎藤 彰11月米大統領選に向けバイデン、トランプ両候補が直接対峙する最初のTV討論会が、来る27日に行われる。トランプ候補が大統領経験者として史上初の有罪判決を受けた直後であるだけに、国内のみならず世界が注視する“世紀のディベート”となりそうだ。
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