WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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2023/06/12 花田吉隆
ロシアがウクライナに侵攻して以降、欧州におけるポーランドの位置付けが見直されている。今や欧州は、ロシアとの戦いの最前線に位置するポーランドなしに安全保障を考えることができない。しかし、ポーランドも財源が無限にあるわけではない。
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2023/06/09 樫山幸夫
ゼレンスキー大統領と岸田文雄首相との首脳会談などに同席するため、一時帰国した松田邦紀駐ウクライナ大使がインタビューに応じ、大統領のG7広島サミット電撃出席の経緯などについて語った。
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2023/06/08 吉永ケンジ
最近の良好な日韓関係は新たな時代に入ったと見てとれるが、それでも火種を抱えていないわけではない。それを、文化財返還外交に見ることができる。日本が世界の潮流を見誤り、対応を間違うと、懐古主義、歴史修正主義のレッテルを貼られかねない。
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2023/05/26 花田吉隆
トルコ大統領選挙の勝敗は28日の決選投票に持ち越されることとなった。トルコ大統領選挙がこれだけ世界の注目を集めるのは、トルコが国際政治のキーファクターをいくつも握っているためだ。
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2023/04/26 西村六善
ウクライナ侵攻によりプーチン大統領は威信を失墜し、ソ連崩壊に似た混乱に陥る可能性が高い。「ロシア連邦」は崩壊するという議論も始まった。日本でのG7サミットはグローバルな地殻変動が出現しつつある時に行われる。
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2023/04/08 龍神孝介
「世界で最も迫害されている少数民族」とも称されるロヒンギャが米国で活躍する姿を見せている。持ち前の勤勉さや上昇志向と、移民に寛容な米国の風土がマッチした形だ。すでに米国で育ったロヒンギャも存在し、新たな民族の形として日々まい進している。
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2023/04/07 崔 碩栄
韓国の尹錫悦大統領が首脳会談のために12年ぶりの訪日を決め、直前には徴用工問題への「妥協案」を表明した。日韓関係の雪解けを見せたが、会談の直後の岸田首相と尹大統領の支持率は相反した。この結果について考察してみたい。
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2023/03/26 樫山幸夫
岸田文雄首相のウクライナ電撃訪問と中国の習近平国家主席のロシア訪問が重なったことは、日本に有利に作用したというべきだろう。「G7・ウクライナ連合」に対する「北京・モスクワ枢軸」の異様さを鮮明にし進たからだ。
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2023/03/16 田中実
ここ数年、香港のアートシーンが活発だ。香港政府もアジアの芸術のハブになることを目指しており、日本にとってもビジネスチャンスととれる動きだが、香港国家安全維持法により政治的な作品の製作や展示がしにくいなど取り巻く環境は複雑だ。
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2023/03/02 西村六善
ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経過するが、プーチンは「多極世界を目指す文明の戦い」でロシアは欧米より優位に立っていると考えているようだ。しかし、ロシアは文明などを論ずる前に、現実を直視するべきだろう。
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2023/02/25 小泉 悠,桒原響子,小宮山功一朗
ウクライナ戦争勃発より1年が経過した。それまでロシアが繰り広げてきた情報戦は世界から一目置かれていたが、この戦争では一転してうまくいっていないという評価が下されている。情報戦の本質とは何か。
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ウクライナに見るドローン戦闘の現実
2023/01/30 高橋一也北朝鮮の無人機(ドローン)5機が韓国の領空を侵犯し、大統領執務室を撮影したことは記憶に新しい。この事件が、韓国軍のドローン開発に弾みをつけてしまい、朝鮮半島がドローン戦争の最前線になるかもしれない状況を生み出してしまった。
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ペトラ・コスタ監督「ブラジル 消えゆく民主主義(Democracia em Vertigem)」(ブラジル、2019年)
2023/01/21 藤原章生ブラジル新大統領就任直後、「ブラジルのトランプ」と呼ばれる前大統領支持者たちが政府機関を襲撃した。これはどういうことなのか。あらゆる解釈を確認しようがない。疑わしい事実、印象論、イメージをモザイク状に積み上げたのがブラジル政治と言える。
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2023/01/17 田中実
世界の金融センターとしての役割を果たしてきた香港に、政治的なリスクだけでなく、為替機能でも不安定性が指摘されている。香港ドルと米ドルを実質固定するペッグ制が揺らぐ可能性があるのだ。一部の投資家による動きも現れている。その行方は?
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アダム・カーティス監督「Russia 1985–1999: TraumaZone」(2022年、BBC)
2023/01/05 藤原章生ウクライナ侵攻が続く中、なぜ、ロシア民は戦争に反対しないのか。旧ソ連、ロシアを知るには今という点だけを見てもわからない。そこで見たのが、英国のアダム・カーティス監督によるBBCドキュメンタリー、「ロシア1985–1999 トラウマゾーン」…
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記事で振り返る2022年(ウクライナ情勢編)
2022/12/30 吉田哲2022年は間違いなく歴史の転換点として世界史に刻まれる年になった。ロシアがウクライナへの侵攻を開始。停戦の見通しは今でもたたず、その影響は2国間だけでなく、世界に及んでいる。「第三次世界大戦」とも称される戦争はいかに始まり、どう動いてき…
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トビアス・リンホルム監督『グッド・ナース(The Good Nurse)』(米国、2022年製作)
2022/12/05 藤原章生善人はいる。悪人もいる。善人が小さな嘘をつくように、悪人にも微かな善はある。では、悪人はなぜ悪をなすのか。動機は何か。デンマークのトビアス・リンホルム監督による米国映画『グッド・ナース』は、見た者にそんな問いを残す作品だ。
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2022/11/30 伊藤弘太郎,増永真悟
今年7月のポーランドの〝爆買い〟を筆頭に、世界で韓国製兵器導入の動きが広がっている。防衛産業を振興するには積極的な輸出が欠かせない。日本はここから何を学べるか。
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2022/11/30 安田峰俊
習近平政権の硬直的な政策に不満を持つ富裕層が、水面下で日本へ移住し始めている。莫大な資産を持ち、公正な市場を望む彼らを、日本はどう受け入れ、生かすべきか。
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2022/11/10 樫山幸夫
米国中間選挙は予想外の接戦、なお最終決着をみていないが、早くも次の号砲が鳴ろうとしている。トランプ前大統領は11月15日にも2年後の大統領選に向け態度を表明するという。「大統領候補への起訴」を躊躇させようとの目論見が感じられる。
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