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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第5回
2025/06/29 高野凌アルゼンチンの総人口4700万人の3%が先住民であるが民族別の統計数字がなくマプチェ族は30万人くらいで主にアンデス山脈に居住。都市や町で生活しているマプチェ族は普段は民族衣装を着ていないので目立たない。他方でチリでは国勢調査によると総人…
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2025/06/28 葛西龍樹物忘れなど軽度認知障害は「軽い認知症」「認知症予備群」「認知症の前段階」などと呼ばれることもあるが、全てが認知症へ移行するわけでない。早期発見、対応が必要なのだが、どんな人にどのようにして診断を進め、どう対応したらよいか難しい。
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2025/06/23 田部康喜大川原化工機が製造する液体を粉体に加工する「噴霧乾燥機」について、警視庁公安部が外国為替および外国貿易法違反の容疑で代表取締役らを逮捕した事件は、異例の“冤罪事件”となった。なぜ冤罪は起きたのか。NHKスペシャルと著書が解き明かしている。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第4回
2025/06/22 高野凌アルゼンチン・チリ中南部地域に住んでいる先住民は、マプチェ族と呼ばれている。マプチェ族は南下して版図拡大を図るインカ帝国をくい止め、スペイン人征服者(conquitadores)に16世紀から300年以上も抵抗した誇り高い歴史を持つ。そし…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第3回
2025/06/15 高野凌3月22日。アルゼンチン最大のワイン生産地メンドーサ。ここのホステルで同宿した36歳の大学教員は、ミレイ大統領をWorst Crazy Presidentと酷評。インフレが収まったことは評価するも、ミレイの改革を資本家・富裕層は大歓迎して…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第2回
2025/06/08 高野凌官公庁の半分を廃止して緊縮財政を断行し、就任1年で財政収支を黒字化したミレイ大統領の有言実行を絶賛。アルゼンチンの対外債務の削減と、リスケを主導したIMFもミレイ大統領の手腕を高く評価していると解説した。米国の影響下にあるIMFは、ミレイ…
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2025/06/07 田部康喜「あなたを奪ったその日から」は、北川景子が本格派女優として、成長を遂げるかどうかの試金石となる作品である。サスペンスの中でも、本作は、被害者が加害者となるという舞台設定のなか中で、観る者を揺さぶる傑作である。
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2025/06/05 唐木英明コメ不足による価格高騰で基準値を超えたコメを正常なコメと混ぜれば安全であり、供給に役立つのではないかという声もあるが、食品衛生法で許されていない。ただ、福島第一原発の処理水は希釈により海洋に放出される。この違いは何なのだろうか?
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第1回
2025/06/01 高野凌アルゼンチン南端のパタゴニアで遭遇した2人のユダヤ人女子の話を聞いて、筆者の上記の夢想は完膚なきまでに粉砕された。筆者は2人の真摯な言葉により“ユダヤ民族の生存圏確保”の深刻な歴史的背景がやっと理解できたように思う。
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2025/05/28 田部康喜「賢者の投資家」ウォーレン・バフェット氏が引退すると発表した。日本のテレビ、新聞は投資の方向性がどのようになるのか、果たしてバフェット氏が率いてきたような運用実績をあげることができるかに焦点を当てている。これは正解でもあり誤りでもある。
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2025/05/25 葛西龍樹慢性閉塞性肺疾患は、呼吸困難を引き起こす一群の肺疾患の総称である。かなり多くの人が罹患しているにもかかわらず、知名度が低い。多くの人はかかっていることに気づいていない、悪化すれば日常生活に支障をきたすことさえある。
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2025/05/16 唐木英明PFAS汚染の問題が続いている。いまだ日本各地で暫定目標値を超える汚染が確認され、米国では1万件を超える訴訟が提起されている。改めて研究の状況、規制の状況について解説する。
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2025/04/29 田部康喜NHK朝のテレビ小説『あんぱん』は、脚本家の中園ミホがやなせたかしの絵本や著作を読み込んだうえで作り上げたセリフが心に染み入る傑作である。ヒロイン役の今田美桜は女優として大きな転機となり、「代表作」となるのか。
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2025/04/27 葛西龍樹睡眠時に呼吸障害などを引き起こす「睡眠時無呼吸症候群」。心臓や脳の疾患も併発し、少なくない健康への影響を及ぼすが、診断を進める際に家庭医はいくつかの難しさを経験する。
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2025/04/19 田部康喜NHKドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』は、難病にかかった麦巻さとこ(桜井ユキ)が季節の食材を活かした「薬膳」と、周囲の人々によって生きる気力を取り戻していく異色のドラマである。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第13回
2025/04/13 高野凌ホステルの女子マネージャーとヒンズー青年ゲスト数人とおしゃべり。筆者が「インドは野犬が多く夜間外出できない。狂犬病で毎年多くの人が死んでいるのにどうして政府は野犬を放置しているのか」と疑問を呈した。
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2025/04/06 葛西龍樹急性中耳炎は、プライマリ・ケアの現場でよく遭遇する疾患である。大人も罹患するが、子供で多く認められる。子どもの場合、症状をうまく言葉で表現できないことが多く、対応が必要となる。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第12回
2025/04/06 高野凌他国ではほとんど体験しないインド旅行の特徴は頻繁に青少年男子からスマホの自撮りによる写真撮影を依頼されることだ。男子グループが近づいて来るとスマホを用意していて即座に古希爺を取り囲みセルフィ―が始める。出来栄えを確認して数回取り直しをする…
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『家政婦のクロミは腐った家族を許さない』『地獄の果てまで連れていく』も
2025/04/05 田部康喜深夜ドラマは珠玉の短編である。民放の無料配信サイトのTVerのドラマ部門のランキングでは、ゴールデンタイム帯のドラマの数々をしのぐこともある。Netflixに配信して制作費用でははるかに及ばない作品群とも人気を張り合っている作品もある。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第11回
2025/03/30 高野凌11月2日。マイソールのメインストリートはヒンズー教最大のお祭り“ディワリ”で賑わっていた。お祭りセールを目当てに近隣の農村部からも買い物客がマイソールに来る。特に金銀ダイヤを扱う宝飾店はサリーで着飾った婦人たちで溢れている。
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