世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2022/11/07 岡崎研究所ウクライナ戦争につき、外交とウクライナに対する軍事的支援の二つのアプローチは並行して進めるべきであり、互いに補完するものだ。2月のロシアの侵略から既に半年が経過し、双方にとり外交を追求すべき時期に入っているはずである。
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2022/11/04 岡崎研究所イランでは、若い女性の不審死をきっかけに抗議デモが始まり、イスラム革命体制打倒に転化した全国的な抗議デモが続いている。1979年のイラン・イスラム革命以来の大規模デモだが、田舎では依然としてイスラム革命体制に忠誠を誓っていると想像される。
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2022/11/03 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵略で発表が延期されていたバイデン政権の国家安全保障戦略が公表された。改めてバイデン政権の情勢認識や外交目標、特に安全保障上の優先順位を確認し、その問題点を把握する上で有益な資料と云える。
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2022/11/02 岡崎研究所中国が台湾を締め上げる方策をみつけるために種々の方策を試しつつある、と見るべきである。それに対処するためには軍事、政治、経済などを含む、種々の面での対応策を考慮しておく必要がある。
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2022/11/01 岡崎研究所ベラルーシはプーチンがウクライナ戦争に参加するように求める中、揺れている。ベラルーシでは過去20年間、ロシアに対し恩義がある。他方、ウクライナ戦争に参加すればルカシェンコへの国民の反発を抑えられなくなるというジレンマがある。
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2022/10/31 岡崎研究所習近平が3期目を務めることとなったが、中国の対外政策としては〝要塞中国〟の考え方が強く打ち出された点が注目される。エネルギーや先端技術の対外依存を低め、金融・経済を強化し、軍事衝突にも耐える力を高めるよう再構築する方針である。
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2022/10/28 岡崎研究所ワシントンでバイデン大統領も出席した初めての米・太平洋島嶼国首脳会議が開催された。中国と安全保障協定を締結し対中傾斜を強めるソロモン諸島のソガバレ等15カ国の首脳らが出席。中国の進出に対する米国の対応体制が取敢えず構築できた。
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2022/10/27 岡崎研究所バイデンは 国連で演説、安保理改革に言及した。常任理事国の拒否権や国連特有のカルチャーのため、安保理改革が簡単でないことは間違いない。しかし、安保理改革は避けて通れず、国連が直面せねばならぬ問題である。
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2022/10/26 岡崎研究所ロシアは総司令官を任命することなくウクライナ戦争を始め、その後、ドヴォルニク陸軍大将を任命したが、次々と司令官を更迭させている。戦争中の状況としては極めて異例である。
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2022/10/25 岡崎研究所OPECプラスは、200万B/Dの減産で合意した。中間選挙を控えるバイデン政権は、減産によるガソリン価格の高騰は中間選挙に不利になるのでサウジアラビア他を非難しているが、事態を招いたのはバイデン政権の極端な脱炭素政策のせいであるとも言える。
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2022/10/24 岡崎研究所習近平は3期目を迎えるが、これは中国と世界にとって危険である。国内的には現在の諸問題を解決できず硬直化を招き、対外的にはより大きな摩擦を起こすリスクがある。
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2022/10/21 岡崎研究所ブラジル大統領選は予想外の接戦となり、10月30日に決選投票が行われることになった。ブラジル民主主義が崩壊の瀬戸際にあると現場から切迫感が訴えらており、危機感は高い。
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2022/10/20 岡崎研究所イタリアの議会選挙の結果、ジョルジャ・メローニが率いる右派の連立政権が成立する見込みとなった。イタリアが過激な政策に傾斜するということは全くの誤りであり、西側陣営における揺るぎない立場とEUの統合プロセスに対する支持を表明している。
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2022/10/19 岡崎研究所北朝鮮の最高人民会議は核兵器の使用の原則や条件を盛り込んだ法令を採択した。金正恩国務委員長が核兵器に関するすべての決定権を持つとしており、人間的、技術的エラーによる核戦争の開始の可能性も高めている。
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2022/10/18 岡崎研究所ウクライナが自由世界のために闘っていることは、ウクライナが獲得して然るべき全てを手に入れる訳ではないという現実を迎える可能性が高い。それは、戦争終結の微妙さ、難しさを意味している。
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2022/10/17 岡崎研究所ウクライナ戦争でプーチンが追い詰められる中、ロシア側の対応は紛争解決を一層困難にしている。しかし、停戦云々を論じる前に考えるべきことはロシアが核兵器を使うことを抑止できるか、言い換えれば、ロシアは核兵器を使うつもりかと言うことである。
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2022/10/14 岡崎研究所イランでは、ヒジャブ着用義務違反で道徳警察に逮捕された22歳の女性が警察署内で亡くなった事件への抗議デモが広まっている。ただ、これでイランのイスラム革命体制が今にも倒れると思うのは早計であろう。
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2022/10/13 岡崎研究所上海協力機構サミットの際の中露首脳会談を見ると、習近平が弱体化するプーチンとの近すぎる関係を後悔しているように見える。ウクライナ戦争の現状は中国の想定外であり、中露関係に隙間風が吹き始めているということである。
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2022/10/12 岡崎研究所米国内の分裂が民主主義の危機をもたらし、国際社会の安定にも悪影響を与える恐れがある。バイデン大統領は演説で、トランプ派を民主主義の根幹を脅かす過激派と非難し、主流派であるべき良識派共和党員と無党派層に民主主義を守る共闘を呼び掛けた。
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2022/10/11 岡崎研究所プーチンが出した30万人の予備役の部分的動員命令は、ロシア社会にパニックと数多くの抗議活動を呼び起こしている。これは、ロシア人の多くは、ウクライナ戦争は兄弟同士の戦争のようなもので、戦争目的も理解できないと考えていることが明らかである。
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