世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2022/11/30 岡崎研究所北朝鮮の歴史は国益を最大にするために中国とロシアの間で巧みに動いてきたと言われるが、目下ウクライナ戦争を利用してロシアとの協力を強めているものと思われる。しかし5月の韓国の保守、尹錫悦政権の登場により、局面が変わってきたように思える。
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2022/11/29 岡崎研究所中国における不動産バブルが崩壊しそうである。中国全体の経済成長を見ても減速してきており、今後とも低成長にとどまる可能性が高い。
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2022/11/28 岡崎研究所2022年の米国の中間選挙で「赤い津波」は起こらず民主党が大健闘をしたのは、両党の戦略の違いが明暗を分けたと言えよう。下院で共和党が多数党となると議会は混迷するが、結局のところ、政策自体は大きく変わることはないだろう。
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2022/11/25 岡崎研究所2年間に渡り数十万人の死者、数百万人の避難民と人道危機をもたらしたエチオピア内戦を終わらせる合意がアフリカ連合仲介の下、エチオピア政府とティグライ族代表の下で署名された。この合意は驚きももって受け取られた。
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2022/11/24 岡崎研究所バイデン政権の中国への包括的なチップ輸出規制は、中国が先端技術における自立を目指し、軍民融合戦略による安全保障上の懸念を惹起せざるを得ない。日本は、チップ更にはその他枢要な品目のサプライチェーン強靭化を進めることの必要性を意味する。
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2022/11/23 岡崎研究所イランの反体制デモは、女性を中心に過去に例の無い強さでイラン・イスラム革命体制の打倒に立ち上がっている。しかし同時に、イスラム革命体制が倒れるにはまだ時間が掛かることも間違いないように思われる。
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2022/11/22 岡崎研究所国防省は、数十年にわたり沖縄に配備してきたF15戦闘機を退役させる。代替機の恒久配備はなく、後継機は当面巡回配備となる。この巡回配備は中国に間違ったシグナルを送ることになろう。
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2022/11/21 岡崎研究所ロシア軍はウクライナ南部のヘルソン州の州都ヘルソン市からの撤退を発表した。これは、ロシア側が奪った唯一の州都を引き渡すことを意味し、プーチンにとって屈辱的な敗北である。
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2022/11/18 岡崎研究所世界トップクラスの国の間で、一方に日米欧、もう一方に中露が存在している。しかし、この構図は既成事実で、問題はその間に位置する重要国が個別の懸案に際してどちらの陣営に近い立ち位置を取るかであり、それで多数派の流れが決まることだ。
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2022/11/17 岡崎研究所イタリアのメローニ新政権は西側にとってまずまず安心出来るスタートを切った。しかし、最も大きな不確実性は財政運営であろう。ドラギ政権がEUと合意した復興計画は維持する方針であるが、状況の変化に対応した調整が必要としている。
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2022/11/16 岡崎研究所第20回中国共産党大会を受け、中国の台湾への軍事的圧力はさらに高まると見られる。台湾側から見て、中国の「戦狼」ぶりは、強硬な文言のみにとどまるものではなく、その他多くの具体的な対台湾政策に表れている。
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2022/11/15 岡崎研究所ウクライナ戦争がうまく行っていない中、ロシアのエリートたちにプーチン離れやプーチン批判が広がっている。疑問は「彼はどう立ち去るのか。そして誰が彼にとって変わるのか」ということになっている。
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2022/11/14 岡崎研究所米商務省は高性能チップとその製造に関わる中国を対象とする包括的な輸出規制を公表した。高性能チップ製造の国内回帰を進め、中国の高性能チップ獲得と製造能力の進歩を遅らせるものと思われる。中国全体を対象として規制の網をかけるのが最大の特徴だ。
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2022/11/11 岡崎研究所北朝鮮を巡るここ暫くの最大の問題は、米国を含め誰も解決に真剣に取り組んでこなかった、言い換えれば、解決しなければならないという優先性を感じさせる問題ではなくなってきたことだろう。全体的には、現在の手詰まりから抜け出す光明は見えてこない。
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2022/11/10 岡崎研究所イランがウクライナを侵攻しているロシアにドローンを供与しているとのニュースが大きな話題となっている。次のイランの挑発として懸念されるのは、イランの代理者であるホーシー派を利用してサウジとUAEに対するドローン等の攻撃を再開することである。
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2022/11/09 岡崎研究所ウクライナ戦争の影響で遅れていたバイデン政権下で初となる「国家安全保障戦略」が発表された。トランプ政権下での対中強硬戦略方針を維持、文書発表の数日前に先進半導体技術への中国のアクセスを廃止する新制裁などは、象徴的な事例と言えよう。
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2022/11/08 岡崎研究所中国共産党大会の活動報告では、国家政策の中で経済が後退し、政治とイデオロギーが前面に出てきているような印象を受ける。7人の政治局常務委員から経済担当者は居なくなり、ほぼ習近平側近の政治担当者ばかりになった。
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2022/11/07 岡崎研究所ウクライナ戦争につき、外交とウクライナに対する軍事的支援の二つのアプローチは並行して進めるべきであり、互いに補完するものだ。2月のロシアの侵略から既に半年が経過し、双方にとり外交を追求すべき時期に入っているはずである。
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2022/11/04 岡崎研究所イランでは、若い女性の不審死をきっかけに抗議デモが始まり、イスラム革命体制打倒に転化した全国的な抗議デモが続いている。1979年のイラン・イスラム革命以来の大規模デモだが、田舎では依然としてイスラム革命体制に忠誠を誓っていると想像される。
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2022/11/03 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵略で発表が延期されていたバイデン政権の国家安全保障戦略が公表された。改めてバイデン政権の情勢認識や外交目標、特に安全保障上の優先順位を確認し、その問題点を把握する上で有益な資料と云える。
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