バイデン政権誕生で雲行き怪しくなる米印関係

中国という共通の敵の存在によって、トランプ政権下で米印の安全保障関係はこれまでで最も公式の同盟に近づいた状態にある。だが人権問題では強硬なものの完全なデカップリングには否定的なバイデン政権誕生により、米印関係は岐路に立たされつつある。

待ったなし、バイデン次期大統領が直面する「３大…

バイデン次期大統領には来年1月20日就任後、コロナ対策など国内緊急課題に加え、国家安全保障面でも一刻の猶予も許されない難題が待ち受けている。北朝鮮、ロシアそしてイランの3つの核問題だ。

日テレの渋野日向子「お菓子騒動」が招く〝スポー…

前代未聞の愚行だ。女子ゴルフの国内メジャー「JLPGAツアー選手権 リコーカップ」最終日(29日・宮崎・宮崎CC)、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が中継局の日本テレビに対して厳重注意を入れていたことが判明した。

 学術会議は思考停止に終止符を

地下鉄サリン事件で、軍事研究が救った多くの命

「学問の自由」を標榜しながら、軍事研究を忌避する日本学術会議。だが、その姿勢こそが国民の安全を脅かしかねない。地下鉄サリン事件の教訓から学ぶべきこととは──。

米国政治を覆う陰謀論、共和党が陥るトランプの呪縛

陰謀論や虚偽情報の氾濫が今回の大統領・議会選、ひいては米国政治に深刻な影響を与えている。共和党はトランプの言動や行動を黙認し、時には党派的な利益のためにプロモートしてきた。陰謀論を唱えるグループも、公然と政界に進出するようになった。

トランプ退場前に強行した“共同作戦”モサドか、…

イランの国営メディアによると、同国の核開発計画で中心的な役割を担ってきた著名な科学者モフセン・ファクリザデ氏が11月27日、暗殺された。米ニューヨーク・タイムズは当局者の発言として「イスラエルの介在」を伝えており、情報機関モサドの関与説が…

大切なのは、自分がどこで競うのか！

今回は、ベンチャー企業・WARCの執行役員の篠原さくらさんに取材を試みた。WARCは成長企業の管理部門のハンズオン支援、管理部門人材紹介、HR techサービスを提供する。

核保有国の北朝鮮と日本、INFオプション

北朝鮮の核問題を考える

朝鮮半島には今後、南北が一体化した「新朝鮮」が誕生する可能性がある。それは、日本にとって悪夢のシナリオになる。選択肢の一つとして、日本へのINF配備を真剣に検討すべき時がきている。

米韓同盟は消える、日本は二重鍵「核戦力」持て

リチャード・ローレス氏は日本に、中距離核戦力（ＩＮＦ─但し通常弾頭と換装可能の）を米国との共同管理でもつよう促している。即断と実行を看板に掲げる新政権発足の機を捉えたところなど、著者はあくまで本気だ。日本に、米国との共同でだが、事実上の核…

ヒルビリー・エレジーの映画化はなぜ低評価なのか？

ネットフリックスによって映画化された「ヒルビリー・エレジー」。様々な批評があるが、概ね否定的だ。理由は原作にある人々の悲痛な怒り、内側にこもったエネルギー、米国社会の断絶と格差、といったものが削ぎ落とされ、単なる貧しい白人家族の物語になっ…

中国の挑戦に超党派で立ち向かう米国

フォーリン・ポリシーで、新アメリカ安全保障センターのジョーダン・シュナイダーとコビー・ゴールドバーグが、米国は新大統領の下、中国に対する政策に関しては、民主、共和両党が協力して励むであろう、と論じている。

バイデンは中国とどう闘うのか？

今回のテーマは、「バイデン政権の対中政策」です。民主党のジョー・バイデン次期米大統領は11月24日（現地時間）、主要閣僚・高官人事を発表しました。バイデン次期大統領の外交・安全保障チームにはどのような特徴があるのでしょうか。国務長官に指名…

木村佳乃、吉田羊、仲里依紗たちの不倫は純愛模様

「恋愛の教祖」柴門ふみと「ラブストーリーの名手」大石静が放つ傑作

「恋する母たち」（TBS・金曜午後10時）は、「恋愛の教祖」と呼ばれる柴門ふみの漫画を原作に、「ラブストーリーの名手」である脚本家の大石静が放った傑作である。

揺れる香港 揺さぶる中国 未来を変える日本の〝…

迫る周庭氏への量刑言い渡し

市民への弾圧を強める一方、国家主席の終身制を成し遂げるなど権力を強める習近平体制。だが、長く民主化運動に携わる中国人筆者は、「習氏転覆」の条件が揃い始めていると指摘する。

ミャンマー政治で相対化されつつある民主主義と軍…

ミャンマー議会選挙でアウン・サン・スー・チー率いる国民民主連盟（NLD）が地滑り的勝利となった。ただ、スー・チーは、NLDを鉄拳で運営しており、「党に民主主義はない」と指摘する声もある。　

Nuclear North Korea and…

In-Depth View on North Korean Nuclear Issue

In the future, a unified New Korea may emerge on the Korean Peninsula, presenting a nightmare scenario for Japan.Now it…

バイデン氏へのメッセージが狙い、イスラエル首相…

イスラエルや米国のメディアによると、イスラエルのネタニヤフ首相は11月22日、敵対してきたアラブの大国サウジアラビアを極秘訪問、ムハンマド皇太子、ポンペオ米国務長官と3者会談を行った。国交正常化問題を協議したのは確実だが、その真の狙いは「…

ハリス次期副大統領の不都合な真実、政界の重鎮と…

黒人として、また女性として初めてアメリカの副大統領になるカマラ・ハリスにも不都合な真実がある。ハリスが政治の世界への足掛かりをえたのは、20代のころ３1歳も年上の政界の重鎮と交際を始めたからだ。しかも、その大物は既婚者だった。大物政治家を…

カラバフ紛争で存在感示すアルメニア系フランス人

11月10日に停戦合意したアルメニアとアゼルバイジャン間のナゴルノ・カラバフ紛争では、フランスがアルメニア側に立って政治介入し、アゼルバイジャン側のトルコと対立していた。背後にあるのが、フランスが抱える有力なアルメニア系市民の存在だ。

経済格差とエリートへの不満でポピュリズムは残る

今回の米国の大統領選挙は、再びポピュリズムに焦点を当てることとなったが、米国のポピュリズムはトランプ以前からあり、トランプ後も何らかの形のポピュリズムが続くと思われる。