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『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』著者インタビュー
2023/03/30 足立倫行本書の帯文に、「最前線は“南”にあり。香港・台湾問題の源流」とある。つまり、今の中国を理解するには華南(南中国)の歴史を振り返る必要がある。多動性・流動性に溢れた近代300年の華南の姿から中国社会を考察してみよう、というのだ。
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『栗山魂』(栗山英樹著)、『スカウト物語』(片岡宏雄著)ほか
2023/03/29 中島章隆WBCで3大会ぶりの優勝を果たした栗山英樹監督。「史上最強布陣」を率いた指揮官は、これまでの侍ジャパン監督とは異なり、野球エリートとは全く異なる道のりを歩んできた。「世界一」に上り詰めた背景を多くの著書から読み解いてみたい。
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2023/03/29 原田 泰東京都が物価高対策として、2月下旬から4月末にかけて国産のコメや野菜などの食材と引き換えることができる「東京おこめクーポン」を配布している。江戸時代かと思わせるような施策である。物価高へのそれぞれの対策について順次考えて行こう。
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2023/03/28 山本隆三ロシアのウクライナ侵略により、西側諸国はエネルギーをロシアに依存する大きなリスクを認識し、一斉にロシア産エネルギー離れを始めた。その結果、中国リスクについても理解し「脱中国」を始めている。ただ、ここに米国が立ち塞がる。
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2023/03/27 新田日明WBCで3大会ぶりの優勝を果たした日本代表・侍ジャパンを大谷翔平選手が二刀流としてチームをけん引した。今大会での活躍は当然のことながら、新たな一面を垣間見せ、それが自身の猛奮起にもつながる原動力となっていたことは特筆すべきことだ。
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2023/03/27 吉田浩今回のテーマは高齢者の寿命と口(くち)の関係である。表題の「高齢者は口には注意しよう」を読んで、高齢者の失言などにケチをつける内容かと思った読者もいるかもしれないが、それとは違う。正真正銘、口から発生する健康上の災いの話である。
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2023年度中学入試から見えてきた、子どもたちに求められる力①
2023/03/26 西村則康首都圏の中学入試は2月1日・2日をピークに、5日頃には終了します。見えてきたのは、近年の難関校の算数入試は、一見塾で習ったことのある問題のように見せて、実は違うタイプの問題をあえて出している学校が増えていること。
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新たな地方自治のカタチ
2023/03/26 野川隆輝地域の課題は自分がやらなくても「誰かがやってくれる」と思いがちだ。そんな状況を見直し、住民が本来持っている〝力〟を引き出す現場に迫った。
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「地方議員の実像」③
2023/03/25 出井康博地方議員で最も“格上”とみなされるのが都道府県議会議員だ。報酬は市区町村議よりも高く、市議などからのステップアップを目指す人も多い。しかし、都道府県議の実態は市議らにも増して見えにくい。
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2023/03/24 小島正美今年4月1日から遺伝子組み換え(GM)食品の表示制度のうち、「遺伝子組み換えではない」との任意表示は「不検出」に限ることとなった。これで表示の正確性は確保されるが、新たに登場した表示の言葉にも課題がありそうだ。
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2023/03/24 福田浩一2023年年明け早々、シンガポールを訪問し、日本企業の飲食店が活況を呈し、日本産農産物が現地消費者に人気であるのを目の当たりにした。農林水産物・食品の輸出額を25年に2兆円、30年に5兆円を掲げる日本にとって重要な課題が見て取れた。
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「地方議員の実像」②
2023/03/24 出井康博地方議会の実態は、国会と比べて見えにくい。動向がメディアで報じられることも少なく、議員たちが何をやっているのかもよくわからない。これでは選挙への関心が低くなって当然だ。地方議員とは、いかに選ばれ、どんな仕事をしているのか。
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2023/03/24 木寅雄斗コロナ禍は過ぎ、観光客数は着実に回復、各地にも賑わいが戻りつつある。だが、観光業者には「ゼロゼロ融資」の返済というリスクも迫っている。コロナ後の観光業はどうあるべきか。
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2023/03/23 島澤 諭所得と子育ては密接に関わっており、特に低所得層への支援は重要である。ただ、財源は「子育て支援連帯基金」ではない。高齢世代向け社会保障のスリム化で賄うべきだが、差し当たりの財源が必要というのであれば、セカンドベストとして消費税を推したい。
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「地方議員の実像」①
2023/03/23 出井康博自治体の規模に関わらず、議員には住民を代表して行政を監視する役割がある。なり手不足は、監視機能の低下につながる。また、高齢の議員ばかりが増えれば、若い世代の声が行政に反映されなくなってしまう。どうすれば「なり手不足」と「高齢化」は解消する…
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近くて遠い地方議会、ワンポイントレッスン
2023/03/23 辻 陽国会に比べて、地方議会はどうしてこんなに知られていないのか。地方議会に詳しい辻教授に素朴な疑問をぶつけてみた。
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2023/03/22 青山 佾統一地方選挙が始まろうとしているが、有権者の投票行動に戸惑いも見られる。住民にとって最も身近な選挙のはずだが、地方自治体の合併が進んだためもあって、身近に感じられなくなっている傾向が強い。自治体制度にも発想の転換が求められている。
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『外食を救うのは誰か』著者インタビュー
2023/03/20 友森敏雄「低採算」「ブラック職場」「閉店ラッシュ」……。外からは見えない「外食産業」の内側を徹底取材で解き明かした『外食産業を救うのは誰か』(日経BP)。著者で日経ビジネス記者の鷲尾龍一さんに話を聞いた。
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2023/03/17 大山典宏日本の奨学金制度は、投資効果を重視するあまり、低所得者層と中間層の分断を産んでいる。複雑な制度設計で学生も明るい将来を描くことができない。課題解決のために筆者が提案するのは、大学生等を対象にした疑似的なベーシックインカムの導入である。
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2023/03/16 加藤秀樹今(編集部注・本記事執筆当時の2006年)、わが国は大きな分岐点を迎えている。国と地方の関係を見直して、小さな政府を目指そうとしている。しかし三位一体改革が、国と地方自治体のカネのやりとりに矮小化されてしまったように、改革の本丸となる地方…
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