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2024/01/11 吉富望
能登半島地震で半島北部に通じる道路の多くが通行不能となったのに対し、海上自衛隊が大型ホバークラフトを使って半島北部の海浜に大型ブルドーザー、油圧ショベルなどの重機や車両を輸送した。海からの輸送が果たす新たな役割として注目される。
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2023/12/14 吉富望
沖縄に駐留する「第12海兵連隊」が「第12海兵沿岸連隊」に改編された。かつて沖縄で日本陸軍と戦った米海兵隊が、陸上自衛隊と協力し、中国軍の攻撃を抑止する。この改編が突き付ける米海兵隊の課題と陸上自衛隊の役割を考えてみたい。
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2023/11/01 吉富望
松野博一官房長官が武力攻撃予測事態を想定した沖縄県の離島住民避難に関し、九州で受け入れるための初期的計画を2024年度中に策定すると表明した。住民避難を自治体に委ねてきた政府が重い腰を上げたと言えるが、課題は山積している。
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2023/08/10 吉富望
松野官房長官が7月に初めて先島諸島を訪れ、首長と避難シェルターの整備や空港・港湾の整備について協議している。ようやく国が重い腰を上げ始めた訳だが、先島諸島における住民避難のあり方を見つめ直してみたい。
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2023/05/01 吉富望
中国による台湾侵攻を阻止するためには、中国本土と西太平洋の間に横たわる九州、南西諸島、台湾、フィリピンなどの島嶼への進出を阻止・妨害する態勢を整備する必要がある。それには、日米豪比の連携が強い効果を発揮する。
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2023/02/14 吉富望
欧米から120~140両の戦車が供与される。これらの戦車は米英独が誇る高性能の花形戦車であり、これらが侵略されたウクライナ領土の奪回に大きく貢献することを期待したい。しかし、これらの戦車の供与に懸念が無い訳ではない。
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2023/01/23 吉富望
ワシントンで開催された日米安全保障協議委員会(2プラス2)において、沖縄県に駐留する第12海兵連隊を25年までに第12海兵沿岸連隊に改編することが確認された。この改編によって在沖縄米海兵隊は大きく変質する。
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2022/11/29 吉富望
年末に策定が予定されている「安保3文書」で、反撃能力の議論がなされている。反撃能力保有ためにミサイルおよび発射プラットフォームなど「ハード」が不可欠だが、「ハード」が揃っていれば効果的な反撃能力を保有していると言えるのだろうか。
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2022/10/07 吉富望
戦争の様相を変えているハイブリッド戦の担い手は、軍のみならず情報機関、法執行機関、関係官庁、自治体、企業、民間人など多様である。日本に当てはめれば、自衛隊だけでなく、多様な官民のアクターによる協力がなければ、敗れ去ることになる。
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2022/09/01 吉富望
防災と防衛はいずれも災いへの対応だ。前者は災害で、後者は武力攻撃である。これらの災いは多くの人命に関わるものだが、日本人の防災と防衛への向き合い方には大きなギャップがある。それが如実に現れるのが8月初旬から9月上旬にかけてだ。
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2022/08/06 吉富望
ロシアによるウクライナ侵攻を契機として、日本では防衛費の増額を巡る議論が活発となった。防衛費は「防衛省・自衛隊の予算」と定義されてきたが、防衛省・自衛隊が所掌する業務だけで国民の生命を守るのは非現実的だ。
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2022/06/06 吉富望
北朝鮮は日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射した。多くの日本人は、こうした北朝鮮の挑発行為に慣れて関心を失っている。しかし、ウクライナ戦争でロシアが苦戦する今、北朝鮮による挑発行為は新たな局面を迎えるかもしれない。
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2022/05/24 吉富望
ロシアの暴挙に対し、ウクライナ人は自由や独立という「価値」を守るため命を賭して戦っている。日本人は戦争を「自分事」と捉え、守るべき「価値」を明確にして本気で備えるときだ。
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2022/05/07 吉富望
中国軍が台湾に進攻すれば、沖縄は台湾を支援する米軍、ならびに米軍を支援する自衛隊の活動拠点となり、攻撃の標的となる。ウクライナでは政府、軍、自治体が住民を守っているが、沖縄でも住民を守ることができるのか。
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2022/04/01 吉富望
ウクライナ戦争では、ウクライナ軍が粘り強く戦い、ロシアが目論む迅速な勝利を阻んだ。一方、中国が台湾や尖閣諸島で引き起こす戦争は、日本への大規模な攻撃に発展するであろう。その際に第一線で戦う自衛隊は粘り強く戦えるであろうか。
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南シナ海の平和と安定に寄与する陸上自衛隊
2017/04/05 吉富望今後、南シナ海を巡行する「いずも」に陸上自衛隊の地対艦ミサイル部隊が乗艦し、寄港地において共同訓練や能力構築支援を行うことは、南シナ海の平和と安定に大いに資することとなる。
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新たな中型輸送艇のすすめ
2016/10/06 吉富望民間フェリー会社と海員組合による協力は特筆に値する一方で、緊急時における自衛隊の海上輸送が民間フェリー会社と海員組合による協力に左右されることもある。
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2015/09/22 吉富望
近年、自衛隊は南西諸島方面へのシフトが顕著だが、中国軍が「北の海」にも目を向けるのであれば、「北の備え」は今後重要になる。
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