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2019/12/02 岡崎研究所
韓国政府は、GSOMIA破棄の通告を日本政府にし、通告から3か月後の失効ぎりぎり前の11月22日の午後、通告を停止すると発表があった。ここで無視できないのがこの数時間前に米国の上院において全会一致で可決された決議である。
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2019/11/29 岡崎研究所
台湾と米国の共催により、多国間サイバー演習が行われた。台湾で外国のチームが招待されたのは今回が初めて。中国を対象としたものであることは明らかであろう。
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2019/11/28 岡崎研究所
マクロン大統領は、英エコノミスト誌とのインタビューで、今後の欧州についてのビジョンを描き出している。その内容は衝撃的なもので、よく考え抜かれたものとは思えず、その実現可能性もかなり低いと言わざるを得ない。
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2019/11/27 岡崎研究所
イランは核合意(JCPOA)に違反する動きを加速させている。欧米一緒になっての制裁が求められるが、イラン側が音を上げて再交渉に応じる見通しは皆無であろう。
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2019/11/26 岡崎研究所
サウジ社会の急速な変化は目を見張るものがある。厳しい戒律である国教ワッハーブ主義の影響力が大きく低下したことを意味しており、その旗振り役はムハンマド皇太子。経済の多角化に必要な外資や外国人投資家を惹きつけるため大幅な社会改革をしている。
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2019/11/25 岡崎研究所
6カ月以上にわたる香港の抗議運動を巡る情勢は、収まる兆候を見せるどころか、益々激化、暴力も起こり、危険な状態になっている。抗議デモの長期化により、香港経済が予想以上に悪化している。国際社会がきちっと中国に話していくことが重要である。
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2019/11/21 岡崎研究所
レバノンで政治改革、腐敗撲滅、生活向上を訴えるデモが続く。国民の不満は。アンタッチャブルな存在であったヒズボラにも向かいつつある。
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2019/11/20 岡崎研究所
イラク市民によるデモが続いている。現政権に対する不満、影響力を強めるイランへの批判がある。イラク市民の不満が解消される出口は見えない。
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2019/11/18 岡崎研究所
米連邦通信委員会の院長がWSJ紙に、「米国における5G技術からファーウェイとZTEの排除を徹底せよ」と念押しの寄稿をした。
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2019/11/15 岡崎研究所
欧州議会は、今年の「サハロフ賞」に中国で無期懲役判決を受けたウイグル人経済学者で人権活動家のイリハム・トフティ氏を指名した。同賞は自由や人権、民主主義の擁護に尽くした人に贈られる。賞授与により、人権問題への提起を続けることが望ましい。
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2019/11/14 岡崎研究所
ペンス副大統領は米シンクタンクで対中政策演説を行い、中国が自由、人権、民主主義、国際的規範を守らないことへ強く非難した。演説では、台湾を、そうした中国と対照的な存在として称賛し、強く支持している。
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2019/11/13 岡崎研究所
ソロモン諸島とキリバスが台湾と国交断絶し、中国との外交関係の樹立を発表した。これには、大きな中国マネーが動いたと言われている。第2次世界大戦中、この地域は日米の激戦地であったが、これらの諸島が持つ地政学的価値があるからである。
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2019/11/12 岡崎研究所
アルバニアと北マケドニアのEU加盟が頓挫しつつある。EU首脳会議は、マクロン大統領の反対によってアルバニアと北マケドニアとのEU加盟交渉の開始を拒否することになった。両国に対する裏切りであり、歴史的間違いだと批判に晒されている。
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2019/11/11 岡崎研究所
トルコのエルドアン大統領は、核武装する権利があるという趣旨の発言をした。その狙いは戦略的には抑止の強化であり、政治的には発言権を強めること。ロシアの果たす役割は大きく、サウジやイランの反応を呼ぶことにもなるかもしれない。
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2019/11/08 岡崎研究所
ペンス副大統領は、米シンクタンクの会合にて、米中関係について約40分演説した。これは、昨年行った対中政策演説の第2弾とも言われる。第1弾同様、かなり具体的に問題の多い中国の行動を挙げている。
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2019/11/07 岡崎研究所
米国内では来年初めから始まる大統領予備選挙に向けて、様々な憶測が飛びかっている。民主党候補は、当初、バイデン前副大統領が独走していたが、世論調査によってはウォーレン上院議員が先頭を行く。未だ、ウォーレンが大統領になることは想像し難い。
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2019/11/06 岡崎研究所
米国議員たちが中国訪問の後、台湾をも訪問する予定があることを理由に、中国が米訪中団へのビザをを拒否した。「一つの中国政策」を支持する声明も要求する。中国の強硬な対台湾姿勢は、米国議会全体として台湾支持をさらに強化させている。
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2019/11/05 岡崎研究所
ポーランド総選挙で、保守ポピュリスト与党「法と正義」が、下院で得票率を伸ばし安定多数を獲得した。欧州でポピュリスト政権が複数成立してから時が経ち、成否が分かれている。勝利するのは、よかれあしかれ「実績」があると見られているということだ。
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