「ライフ」の最新記事一覧
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陸軍中野学校
2022/07/15 筒井清忠近現代史への関心は高く書物も多いが、首を傾げるものも少なくない。相当ひどいものが横行していると言っても過言ではない有様である。この連載はこうした状況を打破するために始められる、近現代史の正確な理解を目指す読者のためのコラムである。
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平野啓一郎原作『空白を満たしなさい」
2022/07/10 田部康喜NHK総合・土曜ドラマ「空白を満たしなさい」は、平野啓一郎の同名小説の映像化である。死から蘇った「復生者」というありえない設定のなかで、進行するドラマはしだいに現実のようにみえてくる。高質のサスペンスである。
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日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
2022/07/09 WEDGE編集部このままでは日本がますます〝選ばれない国〟になる。日本がどのような国を目指したいのか、今すぐにでも議論が必要だ。
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日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
2022/07/06 鈴木江理子すでに多くの外国人労働者が就労している日本だが、彼らを日本社会にいかに統合していくべきかに関する議論は深まらない。何が必要なのだろうか。移民政策に詳しい鈴木江理子教授に聞いた。
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2022/07/05 田村次朗
選挙活動が展開されている参議院選挙は7月10日に投開票が行われる。今回は、政治リーダーがどのような交渉力を持つべきで、私たちはどう選ぶべきかを考えてみたい。
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2022/07/05 石原遥平
ペットの飼い主と、一時的な預かりができる近所の住人をマッチングするペット向け「民泊」サービスが海外では大きく広がりを見せる市場となっている。日本でも導入が図られているが、既存ルールとの衝突が起きている。
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日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
2022/07/05 川崎隆司,鈴木賢太郎外国人労働者に支えられた社会で暮らしながら、彼らの実態はあまり知られていない。わが国の現状をデータからひもといてみよう。
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日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
2022/07/03 李 惠珍「移民政策はとらない」としたまま、制度矛盾から脱却できない日本。一方、韓国は「社会のあるべき姿」を実現するため、大きく舵を切った。日本はこのまま現行制度を維持し続けるのか?
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2022/06/29 熊野孝文
新潟県十日町の星峠棚田に行ってみた。2019年に議員立法で成立した「棚田地域振興法」により進められている支援策の実態を見るためであったが、見聞きしたことは日本の稲作が置かれている厳しい現実であった。
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2022/06/29 安田峰俊
月160万稼ぐ高給取りもいれば、自由と権利を奪われる者もいる。多くが知らない、日本の海で働くインドネシア人労働者の実態に迫る。
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『勝者も敗者もなく』(日本プロ野球選手会著)、『深層「空白の一日」』(坂井保之著)
2022/06/29 中島章隆プロ野球ファンの間にすっかり定着した感のある交流戦だが、その始まりは今から18年前、パ・リーグの消滅の危機と、それに抗議した労組・日本プロ野球選手会のストライキという重大事態が大きく影響していたことを記憶している人は少なくないだろう。
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2022/06/28 飯島勝矢
コロナ自粛の長期化は、深刻化する、高齢者の筋力減弱(サルコペニア)に拍車をかけた。高齢者自身の幸福、地域活性、医療介護費抑制を目指すカギとなる概念が「フレイル予防」だ。
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2022/06/27 鬼頭宏
2021年の合計特殊出生率は6年連続で低下して1.30となり、81万人の出生数は明治以降の最少記録となった。参議院選挙で各党は少子化対策を掲げているが、どれもあくまで子育て支援のスタートラインに立ったものにすぎない。
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ふたりの沖縄出身青年のウルトラマン誕生物語
2022/06/26 田部康喜「ふたりのウルトラマン」(NHK総合)は、「シンウルトラマン」の秘密も解ける、秘話の数々に驚かされる、傑作ドキュメンタリードラマである。「ウルトラマン」の制作にかかわった人物のインタビューと、再現ドラマの組み合わせが絶妙の調和を保っている。
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2022/06/24 片野 歩
魚が減ったのなら養殖すればよいのでは? と考える人は少なくないでしょう。実際に養殖物なしに世界全体の水産物の供給を賄うのは困難な状況となっている。ただ、養殖物といっても、天然物の資源量と密接に関わることを忘れてはならない。
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『ドリフターズとその時代』笹山敬輔著
2022/06/24 池田 瞬ザ・ドリフターズが活躍した時代とメンバーの生き方を解説・分析した本である。その存在の大きさに比べて正当に評価されていないのではないか、という問題意識がある。第三者によって歴史的な位置付け、全体像を論じることはなかったという。
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2022/06/24 川端裕人
「科学」は、その進化のたびに、われわれ人類に新たな〝問い〟を投げかける。13年ぶりの宇宙飛行士募集をきっかけに、日本が抱える色覚の課題を再考しよう。
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2022/06/23 新田日明
格闘技の底力を見た。6月19日に東京ドームで行われた格闘技イベント「THE MATCH 2022」は日本中に近年稀に見る大きなインパクトを与えた。那須川天心と武尊の世紀の一戦は間違いなく日本の格闘技人気復活と新たな可能性を見出す流れを作り…