米国から見て志位委員長や橋下氏の発言は何が問題か

ロシア＝ウクライナ戦争の厳しいニュースが連日のように飛び込む中、日本の政治家、特に野党政治家の発言には大きな「幅」がある。基本的に実現可能な政策パッケージを掲げて二大政党が競う米国から見れば、日本の政界の抱える「幅」は理解が難しい。

挑戦し続けて見えてきたサーキュラーエコノミーの…

サイクラーズ

金属の資源循環を手始めに、領域を拡大してきたサイクラーズ。挑戦の先に見えてきたのはサーキュラーエコノミーの実現だ。

バイデン外交の欠陥が露呈しているウクライナ戦争

ウクライナ問題では、バイデンの理想主義的外交がサウジアラビア等の離反を招く足かせとなっている。戦争を民主主義と独裁主義の戦いと位置付けたのでは、UAE、トルコ、更には中国の協力を得ることができないので、より現実的な外交政策をとるべきだ。

レアメタルとオリガルヒの深い関係

ウクライナ侵攻で「レアメタルパニック」は起きるのか？

ロシアには1972年以来、毎年のように訪問してきた。若い時代の放浪の旅はロシアから始まった。89年のブランデンブルグ門の崩壊から91年のソ連邦の終焉に至るまでの激変もレアメタル資源ビジネスを通してまさに現場で見てきた。以来、私のロシア訪問…

人権よりも自治体の縄張りが優先される生活保護制度

生活保護制度における住居喪失者への差別的対応の実態と、改善に向けた動きはそう簡単ではない。正直なところ、住居喪失者はなるべくよそに行ってほしいのが、実施機関の本音である。

ロシアの行動を注視する中国 日本の安全保障「再…

ウクライナ戦争から教訓を得た中国は台湾有事のシナリオを再検討するはずだ。日本人の安全保障観が変化し始めた今こそ、日本でも真剣に現実的な議論を行うべきだ。

【限定公開】根拠なき日本悲観論 企業に必要な「…

デジタル時代に人を生かす 日本型人事の再構築

海外流の経営は最先端で日本企業は遅れている──。今、日本に求められるのは、こうした言説に惑わされない冷静な分析とコンセプト化の力を磨くことだ。

大人気漫画『正直不動産』で学ぶ信頼学と、複利的…

焼畑的、という言葉がある。まるで焼畑農業のように、自分の信用や周囲の人間関係を消費し、お金に変えていくやり方だ。『正直不動産』（大谷アキラ・著、夏原武 ・企画・原案、水野光博・Writer、小学館）の主人公、永瀬財地は、典型的なそのような…

ロシアの侵略 世界の知の巨人と日本の浅薄な論議…

ETV特集「ウクライナ侵攻が変える世界　私たちは何を目撃しているのか　海外の知性に聞く」は、世界の知の巨人たちにインタビューした。その深い洞察は、「冷戦」をどう読み解くかによって、ロシアの侵攻の根底にあるものを浮かび上がらせる。

【限定公開】全ビジネスパーソン必読！ 「対話不…

デジタル時代に人を生かす 日本型人事の再構築

ビジネス環境が激変する今だからこそ、求められるのは「対話力」だ。対話力研究の第一人者に、その極意と明日から使える「手法」を聞いた──。

プーチンの指示は「絶対」融通が利かないロシア交…

今回のテーマは「ロシアとウクライナの交渉スタイルはどこがどう違うのか？」である。ウクライナの首都キーウ（キエフ）近郊のブチャで起きたロシア軍による残虐な行為により、ロシアとウクライナによる停戦交渉に不透明感が増してきた。今後、両国は停戦交…

ロシアによる大虐殺 プーチンを裁く方法はないのか

ウクライナ市民の多数の惨殺遺体は、ロシアによる組織的、計画的な犯行の疑いが指摘されている。国際刑事裁判所によるプーチン大統領らへの訴追は簡単ではないが、クーデターや暗殺を呼びかけも少なくなく、プーチンの末路はきびしいものになるだろう。

【限定公開】技術継承と効率化の鍵握る人間とデジ…

デジタル時代に人を生かす 日本型人事の再構築

日本企業に着々と忍び寄る少子高齢化の足音。技術継承と効率化という難題の克服には、デジタルとアナログの共生が必須だ。企業の最前線の取り組みを追った──。

ウクライナ危機はやはり自由主義を守る戦争

ウクライナ戦争について「これはロシアの戦争ではない。プーチンの戦争だ」という見方がある。確かにその側面は強いが、ロシアのシステム、社会の問題も大きい。ロシアが民主主義であったならば、今回の侵略のようなことは起こらなかったであろう。

都市封鎖続々と ゼロ・コロナ成功体験を引きずる…

習近平政権にとって、ウクライナ危機を「後門の狼」に喩えるなら、「前門の虎」は一度は封じ込めたはずの新型コロナだろう。政権3期目続投が水泡に帰すことはないにしても、「虎」と「狼」への対応次第では政権基盤の脆弱化は覚悟せざるを得ない。

中国がタリバン政権支援を強化 中央アジアで影響…

3月24日に中国の王外相がアフガニスタンの首都カブールを訪問した。米軍駐留中の21年7月28日に王外相がタリバン指導者と会見して注目されたが、中国の今後の対タリバン政策はどうなるであろうか。

松山連覇か、ウッズ復活か マスターズ知られざる…

スティーブ・ユーバンクス著『オーガスタ　知られざるマスターズの素顔』

男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメントが開幕する。4大大会で一番歴史の浅いながら、「達人」を意味するマスターズの優勝者は、ゴルフ界最高峰の栄誉とされている。いかにして世界中のゴルファーがあこがれる最高峰の大会となったのか。

【限定公開】過熱するデジタル人材争奪戦 〝即戦…

デジタル時代に人を生かす 日本型人事の再構築

IT社会の加速に向け、人材の〝パイ〟をいかに増やしていくべきか。デジタル人材の育成に取り組む企業の狙いとは。

中国による侵攻への準備を見せる台湾の離島軍事演習

台湾国防当局は、台湾の最北端に位置する離島・東引島で軍事演習を行ったことを公表した。ロシアのウクライナ侵攻後に中国がロシアと同様の動きをすることを警戒して、台湾国防当局が行った軍事演習であると思われる。

輸入インフレと国債危機日本のロシア化を避けるには

ロシアのウクライナ侵攻、米国の利上げなどにより７年ぶりの円安が進行している。こうした円の実力の急低下（円安）の進行に加えて、ガソリンや食料品の値上げが相まって、家計負担の増加による消費の低迷と景気の落ち込みが懸念されている。