「メディア・娯楽」の最新記事一覧
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「アトムの童(こ)」は父親の玩具工場を継いだ・岸井ゆきのの奮闘ぶりも魅せる
2022/10/30 田部康喜「アトムの童(こ)」(TBS・日曜劇場)は、自分たちがかつて開発したゲームのアイデアを横取りされて、業界の大手にのし上がった巨人に、山﨑賢人と松下洸平のコンビがリベンジを狙う青春大作ドラマである。
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「新型コロナ病棟 いのちを見つめた900日」
2022/10/06 田部康喜NHKスペシャル「新型コロナ病棟 いのちを見つめた900日」は、聖マリアンナ病院の救命医療チームを2年半近くも密着したドキュメンタリーの最高傑作である。新型コロナがどのような形で歴史に残っていくにしても、幾度も繰り返し見られることだろう。
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高村薫、中島岳志、ロバート・キャンベルが語る多様な言論空間
2022/09/21 田部康喜ETV特集「ロングインタビュー 銃撃事件と日本社会」は、安倍晋三元首相の暗殺事件後、メディアをまるで一色に覆ったような「旧統一教会と自民党」の問題とは、一定の距離をおいて、多様な言論空間を目指す優れたインタビュー番組だった。
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2022/09/07 田部康喜
ETV特集「消滅集落の家族」は、東日本大震災をきっかけとして、秋田・白神山系の八峰町の住む人が1人もいない「消滅集落」へ移住した、木村友治さんが妻・郁代さんを得て、長男(6歳)と長女(2歳)と暮らす四季を追ったドキュメンタリーの傑作である。
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どんな学校にも入学させるトラコが狙うのは?
2022/08/28 田部康喜連続テレビ小説「あまちゃん」において、のん(旧芸名・能年玲奈)とのコンビでヒットを飛ばした、橋本愛が、難関大学から有名私立小学校の入学まで成功させる高卒の天才家庭教師・根津寅子となって登場した。「家庭教師のトラコ」である。
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指導者と市民はいったいなにを考えていたのか
2022/08/13 田部康喜NHKスペシャル選「新・ドキュメント太平洋戦争『1941 開戦』」は、日本の戦争を取り上げた、一連のドキュメンタリーのまとめを飾るにふさわしい。いかに日本の指導者が米英との戦争に突き進んでいったのか、どうして市民は開戦に高揚したかをAI技…
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2022/07/21 田部康喜
参院選の候補者の応援演説をしていた、安倍晋三元首相が容疑者の手製の銃器によって、暗殺された。列島に投じた波紋はいまも広がっている。NHKによる事件の第1報の映像と報道は、今後長らく記録されることだろう。
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平野啓一郎原作『空白を満たしなさい」
2022/07/10 田部康喜NHK総合・土曜ドラマ「空白を満たしなさい」は、平野啓一郎の同名小説の映像化である。死から蘇った「復生者」というありえない設定のなかで、進行するドラマはしだいに現実のようにみえてくる。高質のサスペンスである。
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ふたりの沖縄出身青年のウルトラマン誕生物語
2022/06/26 田部康喜「ふたりのウルトラマン」(NHK総合)は、「シンウルトラマン」の秘密も解ける、秘話の数々に驚かされる、傑作ドキュメンタリードラマである。「ウルトラマン」の制作にかかわった人物のインタビューと、再現ドラマの組み合わせが絶妙の調和を保っている。
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「カラーでよみがえる東京」はミニドキュメンタリーの詩である
2022/06/06 田部康喜「カラーでよみがえる東京」は、NHKが世界中から100年にわたる日本の映像を集めて、できるだけ過去の色彩をよみがえらせたミニドキュメンタリーである。夜明け前に観る「東京」は、夢のように美しく、一片の詩になっている。
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「視聴率番外地」から「キー局の背中が見える」テレビ東京の底力
2022/05/26 田部康喜「経済探偵!マチノミクス」(テレビ東京・BSテレ東系列)は、かつては「視聴率番外地」と揶揄(やゆ)されたテレ東が、経済番組を基盤として「キー局の背中が見えた」といわれるまでになった、その底力をみせる新しい形の情報番組である。
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アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、横溝正史……ドラマを彩る名作
2022/05/08 田部康喜「元カレの遺言状」は、「自分を殺した犯人に全財産を譲る」という元カレの森川製薬の御曹司・森川栄治(生田斗真)の遺言をめぐって、元カノの剣持麗子(綾瀬はるか)と相棒となった篠田敬太郎(大泉洋)が謎を解いていく異色のミステリーである。
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警察を排除して犯人に挑む斬新な物語の先にあるものは
2022/04/22 田部康喜「マイファミリミー」(TBS日曜劇場)は、オンラインゲームの社長と妻が娘を誘拐した犯人の要求を受け入れて、完全に警察を排除して事件の解決に挑む、斬新な物語である。
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2022/04/09 田部康喜
ETV特集「ウクライナ侵攻が変える世界 私たちは何を目撃しているのか 海外の知性に聞く」は、世界の知の巨人たちにインタビューした。その深い洞察は、「冷戦」をどう読み解くかによって、ロシアの侵攻の根底にあるものを浮かび上がらせる。
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2022/03/31 田部康喜
NHKスペシャル「18歳で大人というけれど…~成人年齢引き下げを考える~」は、4月から誕生日を迎える200万人の新成人が、経済的、社会的に「自立」する意味について、インタビューやディスカッションなどを通じた多角的な視点から迫った。
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2022/03/16 田部康喜
「福島モノローグⅡ」は、東京電力福島第一原子力発電所のメルトダウンによる住民避難命令の中、1人残って政府が殺処分を命じた動物たちの面倒をみてきた、松村直登さんの物語である。震災地が語られる際、幾度も観られるべき作品である。
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「なぜ、君は踊るか。-バレエダンサー 飯島望未―」が解き明かす
2022/02/26 田部康喜「なぜ、君は踊るのか。-バレエダンサー 飯島望未―」は、世界的なバレエ団のなかで、日本人バレエダンサーが最高峰の「プリンシパル」を輩出している、理由の一端が理解できるドキュメンタリーの秀作である。
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高橋一生と岸井ゆきの「恋」の行方は?
2022/02/10 田部康喜「恋せぬふたり」は、ラブコメディーの傑作。同時に、今シリーズの最高傑作である。他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」かつ、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」なふたりの男女が、男性の自宅に一緒に住んで「家族」となろうとする。
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NHKスペシャル「オミクロン株 “第6波の行方”」
2022/01/29 田部康喜NHKスペシャル「オミクロン株 “第6波の行方”」は、新型コロナウイルスによるパンデミックを映像と情報によって、同時進行的に記録し続ける、放送の原点ともいうべき番組だった。
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警察署の取調室から難事件を解決する大学生・菅田将暉
2022/01/13 田部康喜「ミステリと言う勿れ」は、主人公の天才推理大学生役に菅田将暉を配した、これまでにない異色のミステリである。題名は「言う勿れ」と誇り高い。原作は、田村由美の同名のコミックである。
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